nano tech 2022 第 21 回 国際ナノテクノロジー総合展・技術会議、1 月 26 日(水) より 3 日間東京ビッグサイト東 2・3 ホールにて開催!
nano tech 実行委員会(事務局:株式会社 JTB コミュニケーションデザイン、以下 JCD)は、ナノテクノロジー技術・製品を集めた総合展「nano tech 2022 第 21 回 国際ナノテクノロジー総合展・技術会議」を 2022 年 1 月 26 日(水)、27 日(木)、28 日(金)の 3 日間、東京ビッグサイト東 2・3 ホールにて開催いたします。
今年の注目は、急激な温暖化など地球的課題解決に貢献するナノテクノロジーです。脱炭素社会の実現に向けた次世代自動車向け高効率モーターやバッテリー用の高機能材料、またカーボンリサイクルを実現するバイオ由来製品や海洋を汚さない生分解性プラスチックなどの開発製品が出展されます。更には、DX時代におけるIoT社会実現のための革新的センシング技術開発に関して、1分で感染リスクを検知するデバイスやAIによるスマート社会の実現に関連した技術でAIとVRを活用した分子ロボットが発表されます。
■注目の出展
・ブース出展【NEDO】「バイオエコノミー」、「センシング」、「IoT」、「製造プロセス」、「構造材料」、「機能性材料」等の6分野における最先端の研究・技術開発の紹介を行います。大手企業、スタートアップ、大学および公的研究機関等48企業・団体が一堂に集まり、最先端の開発製品・技術を出展します。
・ブース出展【MagHEM】
高効率モーター用高性能磁石を搭載し、高速小型化、最適磁気設計、強度設計を行った結果、パワー密度40%向上を実現。また、レアアースフリーな高性能磁性材料の開発で世界的なEVシフト化に貢献します。
・ブース出展【ORLIB】
国内には多くの耐用年数を過ぎた橋梁、道路などのインフラがあり、その点検に最も効果的なのがドローンですが、飛行時間が20分程度と限定されます。その課題解決にエネルギー密度2倍、飛行時間も2倍のリチウムイオン電池を開発し、検査時間が5倍になり、効率を大幅に向上させました。
・ブース出展【日清紡ホールディングス】
世界で問題となっているマイクロプラスチックごみに対して、海に流出しても海中で分解される海洋生物由来の生分解性プラスチックを開発。世界的に使用制限がある化粧品に含まれるプラスチック微粒子の代替として利用が見込まれる。
■第3回ナノカーボンオープンソリューションフェア
電池、コーティング、複合材料、金属、ゴムなど、様々な用途へ応用が期待されるナノカーボン技術・製品を一堂に集め、開催いたします。
・ブース出展【アルメディオ】
CNFの高濃度の添加も容易なカーボンナノファイバーを初出展。添加量が多くなることで電気伝導度、熱伝導度、剛性、摺動性、遮蔽性アップが可能。金属の代替検討や、高速成型可能な複合材料としても応用が期待されています。
・ブース出展【花王】
リチウムイオン電池用分散材を出展。導電材を選択的に分散することで、リチウムイオン電池の高容量化、生産性向上および環境負荷低減に貢献しています。
■ナノセルロース特別展示
環境負荷軽減の材料として期待され、鉄の5倍の強度をもち、重量は5分の1と幅広い用途での活用が期待できる「ナノセルロース」が一堂に集結します。自動車部品、建築材料、スポーツ用品、食品など幅広い分野への応用が期待されています。
・ブース出展【ナノセルロースジャパン】
スポーツシューズ、自動車部品の応用例の実展示を含めた「立体サンプル展示」が出展します。様々な原料から作られるナノセルロースのサンプルがワンストップで比較可能です。環境にやさしい素材を利用し幅広い分野の機能向上に貢献します。
・ブース出展【横河バイオフロンティア】
100%植物由来の硫酸エステル化セルロースナノファイバー(S-CNF)事業を開始。一般的なCNFの特徴に加え、ゲル状から乾燥させて粉末状にしても水分を与えることで物理的性質を再現できる。そのため、ゲル状に比べて体積・重量が100分の1程度になり、輸送・保管のコスト抑制に貢献します。
・ブース出展【花王】
セルロースナノファイバーは親水性の素材であるため、樹脂や溶媒に馴染みにくいですが、花王の界面制御技術により、表面を疏水化し、均一ナノ分散を実現しました。従来のCNFよりも高い成型精度により、あらゆる樹脂製品に配合することで少量でも樹脂の強度や寸法安定性を向上させました。
■【初開催】 マテリアルズ・インフォマティクス/マテリアルDX特別展示
材料開発の高速化、効率化を実現するマテリアルズ・インフォマティクス、マテリアル開発のDX技術を集めた特別展示を初開催します。
・ブース出展【Preferred Computational Chemistry】
代表的なユニコーン企業のPreferred NetworksとENEOSの共同出資により設立。従来の物理シミュレータに深層学習モデルを組み込むことで、計算スピードを従来の数万倍に高速化し革新的な素材の開発を実現します。
・ブース出展【トヨタ自動車】
AI技術の活用は製造現場の中では量産に近いレベルまで応用事例が増えていますが、研究開発フェーズにおいては、その取り組みが限定的です。トヨタではあらゆる材料データ解析をクラウド上で実施、結果を自動的に蓄積し、データの活用をサポートすることで材料解析のスピードを飛躍的に向上させ、高効率な材料開発を実現します。
主催者企画の詳細はこちら:
https://www.nanotechexpo.jp/main/organizer_exhibition.html#nanocarbon
出展者検索はこちらから:https://unifiedsearch.jcdbizmatch.jp/nanotech2022/jp/nanotech/search?page=0&items=1&order=1&e=E_54-
■本展は新型コロナウイルス感染症対策の上開催いたします。
【新型コロナウイルス感染症対策ガイドライン】 2022年1月18日付
https://www.nanotechexpo.jp/main/pdf/Format_record_sheet.pdf
◆nano tech 2022 第21回 国際ナノテクノロジー総合展・技術会議 開催概要
名称:nano tech 2022 第21回 国際ナノテクノロジー総合展・技術会議
主催:nano tech実行委員会
開催日時・場所: 2022年1月26日(水) - 28日(金) 東京ビッグサイト 東2・3ホール&会議棟
〔オンライン展示〕 2021年11月26日(金) - 2022年2月28日(月) 公式WEBサイトにて実施
出展者数:250社・団体 ※2022年1月13日現在
公式WEBサイト:https://www.nanotechexpo.jp/main/
入場料:無料(完全来場登録制)
同時開催展:MEMS SENSING & NETWORK SYSTEM / TCT Japan / ASTEC / SURTECH /
Convertech JAPAN / 新機能性材料展 / JFlex / 3DECOtech / ENEX / DER・Microgrid Japan
/ 再生可能エネルギー 世界展示会 & フォーラム / InterAquaを含む13展示会同時開催
◆株式会社JTB コミュニケーションデザイン (JCD) 会社概要
所在地:東京都港区芝3-23-1 セレスティン芝三井ビルディング12階
代表者:代表取締役 社長執行役員 古野 浩樹
設 立:1988年4月8日
URL :https://www.jtbcom.co.jp/
◆展示会に関するお問い合わせ先
株式会社JTBコミュニケーションデザイン 事業共創部 トレードショー事業局内
nano tech実行委員会事務局 瀬島
TEL: 03-5657-0760 E-mail:nanotech@jtbcom.co.jp
すべての画像