相模原市の森林・里山の新たな価値を作り届ける！株式会社プノントイが、富士急グループ「さがみ湖MORIMORI」の森林を活用した自然体験型企業研修を2/19（水）モニター開催

相模原アクセラレーションプログラム2024採択企業の株式会社プノントイが、自然体験型企業研修の実証実験を開始。研修を通じて相模原市内の森林の保全・活用に企業が取り組む第一歩を支援。

株式会社プノントイ

2025年1月30日 13時00分

森林・里山の新たな価値を作り届けることをミッションに自社ブランドPhnom Toiの運営や企業の環境経営支援を行う株式会社プノントイ（所在地：東京都品川区　代表取締役社長：吉成絵里香）が、相模湖リゾート株式会社の「さがみ湖MORIMORI」の森林を活用し、自然を五感で楽しみながらリフレッシュやコミュニケーション活性化を図り、自社のサステナビリティのアクションを考える、1Dayモニター研修を2/19（水）に実施します。本実証実験は、相模原市の「相模原アクセラレーションプログラム2024」に採択され、実証フィールドである「さがみ湖MORIMORI」の協力のもと実施するものです。
取材申し込みはこちら：https://forms.gle/DF8zi58F3t1sxdRaA
※研修参加者の公募は行っていませんのでご了承ください

■ 実証実験の目的や背景

相模原市は、都心から電車で約1時間という近さでありながら、市域の約60％を森林が占めています。さらに、家具などに使用される高品質な木材である「津久井産材」の生産地として知られています。しかし、生活様式の変化や需要の減少に伴い、市内の森林資源の活用が進まず、整備が十分に行われていないという課題を抱えています。必要な手入れが行われていない森林は、暗く鬱蒼とした状態になることで、生物多様性の低下や土砂災害の増加に繋がるほか、人の目に触れられないことで不法投棄などの問題も発生しています。

2024年7月に名称変更した相模原市内のリゾート施設「さがみ湖MORIMORI」では、広大な自社森林（総面積85ha）を活かし、アドベンチャーリゾートとしての価値を高める取り組みを進めています。

こうした背景を踏まえ、株式会社プノントイは「さがみ湖MORIMORI」を実証フィールドとして、相模原市の森林の新たな価値を引き出す企業研修プログラムの開発・運用の実証実験を開始します。本取り組みを通じて、相模原市の森林の活用促進や森林と企業のつながりを生み出すことを目指します。

近年は企業のサステナビリティ経営*1の重要性が高まる中、具体的な取り組みを模索する企業にとって、新たな選択肢となることが期待されます。

*1環境・社会・経済の持続可能性への配慮により、事業のサステナビリティ（持続可能性）向上を図る経営

■ 実証実験の概要

1.　モニター研修実施日

2025年2月19日（水）

2.　場所

PICAさがみ湖（さがみ湖MORIMORI内）

3.　内容

「さがみ湖MORIMORI」社員がモニター参加し、「森林浴を通じて自然環境の価値を理解し、自社で取り組む森林の保全・活用策を考える」ことを目的として、下記プログラムを実施いたします。

・森林浴ガイド

・森林と企業活動の関係性についての講義

・MORIMORI森林整備の体験、森林を活用したサステナビリティアクションを考えるワーク

4.　各団体の役割

・相模原市：「相模原アクセラレーションプログラム2024」の運営、実証実験のサポート

・さがみ湖MORIMORI（運営：富士急グループ　相模湖リゾート株式会社）：自社森林・研修施設のご提供とモニター研修への社員参加のご協力

・株式会社プノントイ：実証実験の企画及び研修の運営実施、さがみ湖MORIMORI森林の植生簡易調査を通じた基礎情報の整備

■ プノントイの「自然体験型企業研修」サービスの概要

株式会社プノントイは、社内におけるサステナビリティ方針の自分ごと化、生物多様性・森林分野等における具体的な施策の計画・実行や、事業推進できる社員の育成を課題と感じている企業に対して、日本全国の森林・里山のフィールドをまるごと活かした「自然体験型社員研修」の展開を行っています。

サービス提供を通じて、社員が自社のサステナビリティ方針を自分ごと化し事業推進できる法人を増やすことで、国内外の自然再生に貢献していきます。

地域の特色を活かした森林・里山空間での研修プログラムの企画開発、データに基づくプログラム提供・効果検証、CSR活動や企業の森づくりなど研修後の継続的な取り組みサポートを強みとしています。

■ 関係各社コメント

株式会社プノントイコメント

株式会社プノントイは、今回の実証実験後も「さがみ湖MORIMORI」様や相模原市内の森林・里山事業者様と連携し、相模原市の森林・里山を活用した企業向け研修プログラムの継続的実施、CSR活動や企業の森づくりの推進、そして一般の方々にも森林をより身近に感じられる体験プログラム等を展開してまいります。この事業により、森林・里山空間が人々の健康で心豊かな生活や企業の持続可能な経営においても重要であることが社会的に認知され、森林・里山を次世代に繋いでいく"関わり手"を増やしていくことに貢献していきます。

プノントイHP

さがみ湖MORIMORI様コメント

さがみ湖MORIMORIは、神奈川県の北西部の山間地に位置し、桜をはじめとする四季折々の自然景観を楽しむことができる、遊園地・キャンプ場・温浴施設で構成された複合型リゾート施設です。

本プログラムには、新入社員をはじめとする若手スタッフが、森林や樹木に親しむことで自然を好きになることと、自然や社会に優しいリゾートづくりを考えるきっかけになることを期待しています。また、今後はこのような自然体感プログラムをお客様にも提供していくことを模索する実験的な取り組みとしても位置付けております。

さがみ湖MORIMORI HP