360余年の大樋焼を継ぐ十一代 大樋長左衛門(年雄) ×メデ ィアアーティスト落合陽一
「茶と器の魅力をひもとく、金沢の美意識を五感で味わう茶会」 10 月6日開催
金沢に360余年受け継がれる大樋焼の十一代当主と、メディアアーティスト・落合陽一が、茶と器を通して日本の美意識とその現在をひもとく、20名限定の特別な茶会。
アーリーミュージックエンタープライズ株式会社(代表取締役:小川加恵)は、文化庁令和8年度「日本博による地域固有文化コンテンツ創出補助事業」の採択事業として、2026年10月6日(火)、金沢市文化ホール 茶室「閑清庵(かん せいあん)」にて、美術家・十一代 大樋長左衛門(年雄)氏と、メディアアーティスト・落合陽一氏による特別茶会「茶と器の魅力をひもとく、金沢の美意識を五感で味わう茶会」を開催します。
360余年の伝統を受け継ぎながら、現代へとひらく十一代 大樋長左衛門

大樋焼は、江戸時代初期の1666年、加賀藩五代藩主・前田綱紀が京都より裏千家四代・仙叟宗室を金沢へ招き、初代大樋長左衛門がそれに道々したことに始まり、以来360余年にわたり日本の茶の湯文化と深く結びつきながら受け継がれてきました。
その十一代当主を務めるのが、大樋長左衛門(年雄)氏です。
大樋氏は1958年金沢生まれ。ボストン大学大学院でM.F.A.を取得し、米国で現代美術を学んだ後、大樋焼の伝統を継承する一方、陶芸という領域にとどまらず、現代美術、デザイン、建築空間、茶の湯など幅広い分野で国内外に活 動を展開してきました。
金沢駅構内のデザインへの参画をはじめ、ミラノサローネでの家具デザイン、中国・景徳鎮や宜興における伝統工芸との協働、シンガポールでの空間・アートワーク制作など、その活動は世界各地に及びます。作品は大英博物館(英国)、 ロサンゼルス・カウンティ美術館、伊勢神宮式年記念遷宮美術館をはじめ国内外の美術館・コレクションに収蔵され、 第54回日本現代工芸美術展「内閣総理大臣賞」、第8回日展「文部科学大臣賞」、恩賜賞・日本藝術院賞などを受賞。 現在は日本藝術院会員を務めています。
360余年の歴史を背負う「継承者」であると同時に、その伝統を現代の感覚と国際的な視点から問い直し、新たな表現へと展開してきた美術家でもあること。そこに、十一代 大樋長左衛門(年雄)氏の活動の大きな特徴があります。
十一代 大樋長左衛門 × 落合陽一―「茶」と「器」から日本の美意識を考える今回の茶会では、十一代大樋長左衛門(年雄)氏と、テクノロジーと芸術、自然とデジタルの関係を横断しながら独自の表現活動を続けるメディアアーティスト・落合陽一氏が共演します。
テーマとなるのは、「茶」と「器」。
茶碗を手に取ること。重さや質感を感じること。茶の香りや味を確かめること。そして、器と人、空間との関係に目を向けること。 茶の湯を知識として学ぶだけではなく、実際に見て、触れて、香り、味わい、耳を澄ませる。その体験を通して、金沢に育まれてきた茶の文化や、日本人が器や日常の所作に見出してきた美意識を、五感からひもといていきます。
「茶歌舞伎」の遊び心を取り入れ、初めて茶文化に触れる人にも
第一部では、茶の種類や産地などを味覚や香りから当てる「茶歌舞伎」の要素を取り入れた体験を予定しています。
格式や作法だけを入口とするのではなく、まずは自分自身の感覚を使って茶と向き合うことで、若い世代や茶道初心者、海外からの来場者にも、日本の茶文化を直感的に体験していただきます。
その中で、大樋氏が長年向き合ってきた「うつわ」の考え方にも触れます。
360余年にわたり茶の湯とともに歩んできた大樋焼。その歴史を受け継ぎながら世界の現代美術にも身を置いてきた大樋氏だからこそ語ることのできる、器と人、伝統と現代の関係を、実際の茶の体験を通じて感じていただきます。
十一代 大樋長左衛門と落合陽一によるトークセッション
第二部では、大樋氏と落合氏によるトークセッションを開催します。
360余年続く大樋焼を「受け継ぐ」とはどういうことなのか。そして、伝統は守るだけのものなのか、それとも時代ごとに新しい解釈を加えながら変化していくものなのか。
金沢から世界へ活動を広げてきた大樋氏と、現代のテクノロジーを通して日本文化や自然観にも新たな視点を提示する落合氏。異なる世代と領域で活動する二人の対話から、これからの日本文化と、その継承・創造のあり方を考えます。
本企画では、とりわけ次代を担う若い世代や海外から日本を訪れる方々にも茶の文化を身近に感じていただき、金沢に長く受け継がれてきた文化を「過去のもの」としてではなく、現在そして未来へと続く文化として体験していただくことを目指します。
開催概要
美術家 十一代 大樋長左衛門(年雄) × メディアアーティスト 落合陽一 「茶と器の魅力をひもとく、金沢の美意識を五感で味わう茶会」
日時:2026年10月6日(火)14:00〜16:00
会場:金沢市文化ホール 茶室「閑清庵(かんせいあん)」
定員:限定20名 料金:15,000円(税込)
第一部|茶歌舞伎体験
第二部|十一代 大樋長左衛門(年雄) × 落合陽一 トークセッション
料金には、茶歌舞伎体験、和菓子、トークセッションへの参加、および10月7日(水)開催の音楽公演チケットが含まれます。
チケット取扱い
https://kanazawa-tea-arts.peatix.com
お問い合わせ コンサート事務局 TEL:050-1722-5301
Email:earlymusicenterprise@gmail.com
主催:アーリーミュージックエンタープライズ株式会社
後援:北國新聞社/金沢市/一般財団法人石川県芸術文化協会/一般社団法人金沢市観光協会/MRO北陸放送/テレビ 金沢/金沢ケーブル/エフエム石川/ラジオかなざわ・こまつ・ななお
特別協力:大樋美術館/ジセカイ株式会社

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