PROJECT ATAMI 主催「『アート思考による地域課題の解決』をめざした研修・フィールドワーク」

アートにおける地域課題への様々なアプローチ事例紹介、自社でアートプロジェクトを取り入れる方法の相談会や、アーティスト西野達によるフィールドワークなど

PROJECT ATAMI実行委員会

2022年10月17日 13時48分

PROJECT ATAMI 実行委員会では、「なぜ今、地域でアートを活用した地域課題解決を行うのか」をテーマに、観光やアート業界の一線で活動する経営者、アートマネージャー、アーティストらが講師・ファシリテーターとなってレクチャーを行います。レクチャーでは、熱海を始め国内外のアートにおける地域課題への様々なアプローチの事例を紹介し、企業がアートを取り入れるメリットやノウハウを共有します。その後、ファシリテーターと共に熱海のまちなかをフィールドワークし、まちの課題や新たな魅力に対して視野を広げ、企業がアートを取り入れていくにはどうすると良いかのアート相談や参加者同士の意見交換を行います。本企画を通して従来型の地域課題解決に留まらない新たなアイデアが創出される場をつくります。

【開催概要】
10:30 ― ACAO SPA & RESORT 内 HOTEL ACAO イベント受付集合
10:45 ― レクチャー❶ 「アートと地域活性」
11:15 ― レクチャー❷ 「企業がアートプロジェクトを取り入れるために」
11:45 ― アート事例紹介（同時開催中の「ATAMI ART GRANT 2022」一部をご紹介）
13:00 ― 移動～昼食［@薬膳喫茶gekiyaku］
15:00 ― アーティスト西野達によるフィールドワーク
17:00 ― アート相談、参加者意見交換、まとめ @nagisaura
19:00 ― nagisaura で解散

※内容は予告なく変更する場合があります。予めご了承ください。

参加費：2,000 円（税込／昼食代は含まれません）
日　　時：2022年11月6日（日）10:30―19:00
定　　員：先着10名
集合場所： ACAO SPA & RESORT 内 HOTEL ACAO イベント受付（静岡県熱海市熱海1993-65）
申込方法： Peatix ページよりお申し込みください。　https://artthinking-atami.peatix.com
お問合せ： PROJECT ATAMI 事務局　Email: info@projectatami .com

主　　催： PROJECT ATAMI 実行委員会

支　　援：アーツカウンシルしずおか

企画協力：藤原羽田合同会社

【講師・ファシリテーターについて】
近藤尚　（こんどう　なおし）

株式会社ユトリエ代表、デザイナー、空間内装設計
熱海で合宿所yutorie、薬膳喫茶gekiyakuを運営

戸井田雄　（といだ　ゆう）

美術作家、株式会社混流温泉代表取締役株式会社machimori 取締役
静岡県熱海市在住。1983年神奈川県横須賀生まれ。現代美術の作家として活動する中で、アートと地域の関係に興味を持ち、2012 年に熱海に移住。
株式会社machimori の取締役として熱海のリノベーションまちづくり事業に関わりながら、混流温泉株式会社の代表として2019年にAtelier&Hostel ナギサウラをオープンさせ、「アート×地域×事業の良い加減」の模索を続ける。

鳥本健太　（とりもと　けんた）

アートプロデューサー
ATAMI ART GRANT プログラムディレクター。 2006年に中国上海にてアートマネージメント事務所office339を設立、以降上海をベースに中国、日本、およびアジア地域にて領域横断的なアートプロジェクトを企画・プロデュース。出身地である北海道・十勝新得町にて2013年より野外フェス「GANKE FES」を主催。現在、東方文化支援財団、株式会社stuに所属。

西野達　（にしの　たつ）

アーティスト
1960年名古屋生まれ。武蔵野美術大学在籍後、ドイツミュンスター美術大学で学ぶ。1997年からヨーロッパで屋外を舞台にした作品の発表を始める。屋外のモニュメントや街灯などを取り込んで部屋を建築しリビングルームとして公開、あるいは実際にホテルとして営業するなど、公共空間を舞台とした人々を巻き込む大胆で冒険的なプロジェクトで知られる。現在は東京とベルリンを拠点に活動。2017年芸術選奨美術部門文部科学大臣賞受賞。2019 年から熱海にスタジオを持つ。

大田佳栄　（おおた　よしえ）

写真：深堀瑞穂

情報誌の編集者を経て、2001年株式会社ワコールアートセンター入社。2004年よりプロジェクトマネジャーとして館内外のアートプロジェクトに着手、現代美術を軸にした展覧会・フェスティバルのキュレーション、国際事業推進を担う。2012年より国際交流事業「Port Journeys」ディレクター。
「道後オンセナート2022」チーフキュレーター。2022−2023、京都府文化力による未来づくり審議会委員。

【PROJECT ATAMIについて】　https://projectatami.com
熱海の魅力をアートにより再発見し、目に見える形にすることで、それを体験し楽しんでいただくために生まれたプロジェクトです。双方向の学び合い、自発的な発見があるようなできごとをつくっていきます。また、五感で感じるリアルな体験が、記憶に残るようなプロジェクトになればと考えています。滞在制作型プロジェクトである「ACAO ART RESIDENCE」と、アーティストをサポートする仕組み「ATAMI ART GRANT」を二本の柱として取り組んでいます。
https://atamiartgrant.com
https://www.instagram.com/atamiartgrant
https://twitter.com/atamirartgrant
▶「ACAO ART RESIDENCE」は、若手アーティストの制作活動支援を目的としており、制作活動におけるアトリエの提供・制作費を支援する滞在制作型プロジェクトです。年間20組のアーティストがそれぞれ約1〜2ヶ月程度滞在制作を行います。独創的かつ瑞々しい感性をもつアーティストたちが、ACAO SPA＆RESORTに滞在し、“熱海”というフィールドをキャンバスとして、その魅力をアートで表現します。
▶「ATAMI ART GRANT」は、アーティストの制作活動支援を目的とした取り組みで、「渦 – Spiral ATAMI」をテーマに熱海の街に彩りをつくるアーティストを公募し、30組のGRANT授与作家が決定しました。授与者によって制作される作品は、本取り組みに共感してくださった行政・企業・個人のご協力のもと、熱海市内において広く展示を行います。

アーツカウンシルしずおかとは
「アーツカウンシルしずおか」は、まちづくりや観光、国際交流、福祉、教育、産業など、社会の様々な分野と文化芸術を結び付け、社会課題への対応や地域の活性化を目指す住民主体の創造的な活動を支援します。

【ATAMI ART GRANT 2021の様子】