「地蔵盆フェスティバル」 11月13日に開催!
「おつとめ・数珠回し」から「紙芝居」に縁日屋台、「演劇」や「落語」まで大盛り上がりの一日に!
京都の地蔵盆を未来に繋げるためにまる一日楽しめるフェスティバルを開催されます。
KYOTO DAIRI PROJECT(代表:平竹耕三)は、2022年11月13日(日)に、お地蔵さんに最もゆかりの深い壬生寺の境内において「地蔵盆フェスティバル」を開催します。
毎年8月の終わりに、子どもたちのお祭りとして開催され、“京都をつなぐ無形文化遺産”にも認定された地蔵盆が、コロナ禍でまる3年間も不開催になり、存続の危機すら叫ばれています。
そんな声を吹き飛ばし、地蔵盆を未来に繋げるために、まる一日楽しめるフェスティバルとして開催します。
【facebookページ】 https://www.facebook.com/KDP2227
地蔵盆の定番の出し物から、地蔵盆の意味を考えるコンテンツまで、楽しみ方いろいろ
地蔵盆といえば、提灯の絵付けや、お地蔵さんのお化粧からのおつとめと数珠回し。
さらには、紙芝居屋さんがやってきて、脇ではスーパーボールすくいや、ヨーヨーつり、射的なんかでも盛り上がりました。そんな定番屋台がずらりと並ぶ一方、「演劇」「映像作品」「落語」など、そのストーリーの中に、地蔵盆とは、といったことを盛り込んだ作品の上演も行われます。
夏に出来なかった地蔵盆の再現にとどまらない、子どもを中心としながらも、大人も楽しめるフェスティバルとしての地蔵盆に、ぜひみんなでお越しください!
【開催概要】
名称 :「地蔵盆フェスティバル」
開催日時:2022年11月13日(日) 午前10時30分~夕方ころ
開催場所:壬生寺境内(住所 京都市中京区壬生椰ノ宮町31)
料金 :境内入場無料
「演劇」のみチケット制「映像」「紙芝居」「落語」はカンパ制 その他各テントで販売等あり
主催 :KYOTO DAIRI PROJECT
後援 :京都市
協力 :熊本玩具
協賛 :京都銀行、京都信用金庫、京都中央信用金庫、をはじめ40数社
※当事業は文化庁の「ARTS for the future!2」の採択事業です
https://bunka-iten.kyoto/event/event-3697/
京都にとっての地蔵盆とは
地蔵菩薩は子どもを守るといわれている仏さまで、壬生寺さんのご本尊。京都市内のお地蔵さんの数は5000とも10000とも言われています。地蔵盆はまさに子どもたちのお祭りであり、京都の夏の終わりの風物詩です。そんな地蔵盆が、多くの町で丸3年間も実施されず、町によってはお地蔵さんを返納したりして、地蔵盆そのものが休眠や中止の危機に晒されています。
都市機能としての地蔵盆
京都をつなぐ無形文化遺産にも認定された地蔵盆は、子どもたちが楽しむ夏休み最後の一大イベントであるばかりでなく、地域の人同士のふれあいやつながりをリアルに確認しあう行事として、防災などの観点からも大いに注目されています。文化としてだけでなく都市機能としても未来に残すべき意味と意義のあるものなのです。
「地蔵盆」がKYOTO DAIRI PROJECTとして初の主催イベントのテーマに
京都市が2017年から2022年まで大々的に展開した文化事業KYOTO STEAM。
そこから生まれたKYOTO DAIRI PROJECTは、794年に創建された平安京内裏が最後に焼亡してからちょうど1000年後である2227年に、全く新しいコンセプトを持ったDAIRIとして創出しようというプロジェクトです。
2022年4月、任意団体として登録し、200年後への文化継承の取り組みの第一弾のテーマに選んだのが、京都をつなぐ無形文化遺産に認定された地蔵盆です。
文化庁の「ARTS for the future!2」の採択を受け、単なる夏の地蔵盆の再現にとどまらない秋のフェスティバルとして開催いたします。
出し物も、盛りだくさん!
【おつとめ・数珠回し】
時間:10時30分~ 場所:壬生寺会館
壬生寺の松浦俊昭貫主によるおつとめと、地蔵盆ならではの数珠回しを行います。
【お地蔵さんのお化粧体験】
時間:1日数回(当日現場に掲示)
地蔵盆は子どもたちだけでなくお地蔵さんにとっても新しい前掛けをつけてもらったり、きれいにお化粧してもらったりと、楽しみで待ち遠しい行事なのです。べっぴんさんにしてくださいね。
参加費:無料
【提灯絵付け体験】
時間:10時30分~夕方ころ
地蔵盆と言えば名前の書いた提灯がぶら下がっていて夜の町を照らしていたもの。塗り絵のキットで、そんな時代に思いを馳せます。
参加費:500円
【映像『お地蔵さんのおはなし』】
時間:終日上映 場所:境内
監督・脚本:西岡眞博(team TANIYON Inc.)
京都デザイン賞大賞を受賞した監督による渾身の映像作品を終日上映。松浦忠平さんによる地蔵盆のイラストと最先端技術の出会いが奏でるファンタジックなハーモニーをお楽しみください。
参加費:カンパ制
【演劇『レッドビブズ』】 上演時間約40分
時間:11時30分~、13時45分~、16時~ 場所:壬生寺会館
作・演出:村角太洋(THE ROB CARLTON)
出演:川下大洋、久野麻子、村角ダイチ、ボブ・マーサム
関西小劇団の雄が地蔵盆喜劇という新ジャンルに集結!軽快なテンポの会話劇から導かれる意外な結末!なんまいだぶで捧腹絶倒!
参加費:大人(18歳以上)1000円
子ども(18歳未満)500円
<親子連れ特別料金>
大人1人と子ども2人 1500円
大人1人と子ども3人・4人 2000円
大人1人と子ども5人・6人 2500円
【昔懐かし今新しい紙芝居】 上演時間約30分
時間:12時10分~、14時25分~
出演:ヤッサン一座二代目座長 だんまる
地蔵盆の定番、紙芝居!とはいえ、生で見る機会がどんどん減ってきていますよね。昔ながらの技と笑顔で大盛り上がり間違いなし!
参加費:カンパ制
【落語『おたのしみ』】 上演時間約30分
時間:12時45分~、15時~
出演:桂福丸
「子どもだけ寄席」なども積極的に開催し、ラクゴニンジャとしても活躍する京都大学出身の落語家がお笑いを一席!
【縁日コーナー】
時間:10時30分~夕方ころ
協力:熊本玩具
スーパーボールすくいにヨーヨーつり、射的にはずれ無しのおもちゃくじ。カラフルな屋台のキラメキにわくわくが止まらない!
※その他、軽食や物販の屋台や、キッチンカーも登場し、さらなる盛り上がりを醸成します。
※それぞれの出し物の時間や回数は変更になることがあります。
KYOTO DAIRI PROJECTについて
【団体概要とこれまでの活動】
「KYOTO STEAM―世界文化交流祭―」の事業創発部会の中で、2019年度に胎動を始めたKYOTO DAIRI PROJECT。1227年に焼亡した平安京内裏をちょうど1000年後である2227年に、まったく新しいコンセプトのDAIRIとして創出しようというプロジェクトです。
京都だからこそ語れる200年後というタイムスパンの中で、地球社会のありようを京都という場を通じて考え、日本の文化の継続や発展について発信していこうというものです。
2020年度にはキックオフ宣言をし、元京都大学総長であり現総合地球環境学研究所の所長である山極壽一氏を迎え講演をいただくとともに、シンポジウムを開催しました。2021年度にはロゴマークを制定し、「平安京にウグイスは啼いていたのか」というタイトルでフォーラムを開催。歴史学者であり京都市歴史資料館館長、京都市埋蔵文化財研究所所長である井上満郎氏をお迎えし、「国際都市としての平安京」というタイトルで基調講演をいただいた後、「200年後の京都にウグイスは啼き続けているのか」というテーマで、KYOTO DAIRI PROJECTの平竹耕三、松浦俊昭を加え、3人で徹底対話を行いました。
【構成メンバー(50音順)】
近衞 忠大 クリエイティブディレクター/公益財団法人陽明文庫評議員/近衞家次期当主
櫻井 繁樹 開志専門職大学副学長(学長代行)・教授/京都大学名誉教授
佐藤 慎一 電通関西支社コンテンツ・スポーツビジネス室
平竹 耕三 京都産業大学教授/元京都市文化市民局長/KYOTO STEAM―世界文化交流祭―元プロデューサー
藤井 友子 染匠/彩琳株式会社代表取締役/開志専門職大学客員教授
松浦 俊昭 壬生寺貫主/唐招提寺執事
【本件に関するお問合せ】
KYOTO DAIRI PROJECT
事務局 佐藤慎一
電話:080-4016-4456
メールアドレス:kyotodairi2227@gmail.com
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像