株式会社キッツ、FineReportで工場DXを推進
製造現場のあらゆる工程で工数を削減、グローバル共通の製造DX基盤を構築
株式会社キッツ(東証プライム(6498) 本社:東京都港区、https://www.kitz.co.jp/)は、
バリューテクノロジー株式会社(本社:東京都千代田区、https://www.value-ict.co.jp/)が提供する
データ可視化/DXローコード開発ツール「FineReport」を採用しました。
国内外の工場で帳票入力から蓄積・可視化までを単一プラットフォームに集約し、
2023年のFinereport導入以降、国内外の製造拠点に約70種類のアプリを導入し、
紙中心だった製造現場の記録業務の電子化・データ統合を推進しています。
このたび、両社はその取り組み事例を共同で発表いたします。

FineReport導入の背景と目的
株式会社キッツ(以下、当社)は中期経営計画「SHIN Global 2027」に基づき、
データドリブン経営の実践とグループ全体の機動力向上に向けて、
製造現場のDX推進に取り組んでいます。
これまで製造現場では、各種記録を紙で管理するケースが多く、
記入・転記・検索といった作業に多くの工数を要していました。
また、部門や工場ごとにシステムが個別最適化されていたため、
データを横断的に活用しにくいという課題もありました。
こうした課題を解消するため、
当社は現場データの電子化とデータ活用基盤の整備を目的に製品選定を実施しました。
国内外のデータ可視化・データ入力ツールを幅広く比較検討した結果、
最終的にバリューテクノロジーが提案した
ローコード開発ツール「FineReport」の導入を決定しました。
FineReportは、データの「可視化(ダッシュボード)」と現場からの「データ入力」を、
一つのプラットフォームで実現できるオールインワン型のBI/DXツールです。
従来は複数のツールで行っていたデータ入力と
データ活用(帳票の電子化、モバイル活用、ダッシュボードによる可視化など)を、
一つの製品で実現できます。
さらに、基幹システムをはじめとする各種システムとのデータ連携にも優れており、
データの入力・蓄積から可視化・分析・活用までを一貫して実現できる点を高く評価しました。
また、バリューテクノロジー株式会社が当社の業務課題を深く理解し、
課題に即した提案から導入支援まで一貫して対応したことも、採用を決定した大きな理由の一つです。


現場業務を一気通貫で電子化:製造現場での活用
導入後は、製造業務のさまざまな領域で活用が進んでいます。
具体的には次の業務に展開しています。
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現品管理(在庫・ロケーション管理)
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受入検査、工程検査、生産実績報告
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部品ピッキング
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製造進捗の可視化
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トレーサビリティ管理
これらの業務では、QRコードによる情報取得とリアルタイムのデータ入力・共有を実現しました。
受入から出荷までの各工程でデータを連携させ、
帳票入力からデータ蓄積、可視化までを一貫したプロセスとして整備することで、
データ活用を前提とした業務プロセスへの転換を進めています。
さらに、生産部門の担当者が自らアプリ開発を行う「市民開発」(内製化)を推進し、
現場のニーズに応じた迅速な改善サイクルを実現しています。
ITの基本スキルを活用しながら、
要件整理から開発、現場展開までを短期間で進められる体制が整いつつあります。




日本の仕組みを海外拠点へ:グローバル展開
本取り組みは国内工場にとどまらず、海外拠点にも広がっています。
ベトナム工場では多言語対応のFineReportで16のシステムを構築し、
iPadやQRリーダーなどのモバイル端末と組み合わせて運用しています。
これにより、日本で構築した仕組みを海外拠点でも活用できる環境を整備し、
SAPとの連携を含めたグローバル共通の製造DX基盤の構築を進めています。
こうした取り組みは、中期経営計画における「市場×エリア戦略」の推進および
グループシナジーの最大化にも寄与しています。

製造現場のあらゆる工程で工数削減を実現:導入効果
FineReportの活用により、以下の成果が得られています。
◎ 定量効果
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現品管理システムにより、年間1人工相当の業務を削減
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工程検査表の電子化により、検査記録の転記・集計工数を削減
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業務依頼書の電子化(▲15分/件)や写真記録業務の効率化(▲10分/件)など、個別業務の改善を積み上げ
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ローコード開発の採用により、開発生産性が従来比で約1.5倍に向上
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海外案件において、内製開発により約1,000万円のコストを削減
◎ 定性効果
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開発手法およびデータ基盤の標準化により、開発効率の向上と意思決定の迅速化を実現
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工程間のデータ連携により、トレーサビリティを強化
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作業の標準化により属人化を解消し、ヒューマンエラーを削減
これらの取り組みを通じて、データに基づく業務運営の高度化が進み、
データドリブンな製造現場の実現につながっています。
改善の成果を国内外の標準へ:今後の展望
FineReportは、製造現場の業務に合わせて柔軟に画面や仕組みを構築できる点が大きな特長であり、
現場の改善活動との親和性が高いツールです。
従来、製造現場において帳票の電子化やデータの可視化を進める際には、
ツールの分断やデータの分散により、十分な活用に至らないケースも見受けられました。
FineReportの導入により、入力から蓄積、可視化までを一体的に運用することが可能となり、
現場主体でデータを活用しながら改善を進める仕組みを構築できています。
今後は、こうした現場起点の改善とデータ活用の積み上げを通じて
業務プロセスの標準化と高度化を推進し、その成果を国内外へ展開していく方針です。
あわせて、データドリブン経営の実践と
「市場×エリア戦略」の遂行を支える基盤として取り組みを進化させ、
グループ全体の機動力向上とグローバル競争力の強化につなげてまいります。

株式会社キッツ(KITZ) について
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概要:1951年創業、東証プライム上場(証券コード:6498)の総合バルブメーカー。
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本社所在地:〒105-7305 東京都港区東新橋一丁目9番1号 東京汐留ビルディング
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設立:1951(昭和26)年1月26日
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資本金:21,207,084,670円
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売上高(連結):176,682百万円
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従業員数:連結 5,469人 / 単体 1,510人
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グループ体制:連結子会社40社(2026年6月30日現在)
主要事業
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バルブ事業(国内トップシェア): 流体制御機器であるバルブを中心に、浄水器、工業用フィルター及び各種装置の製造・販売。
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メタルソリューション事業:黄銅棒および黄銅等の加工品・切削品・鋳造品の製造・販売。
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その他事業:ホテル・サービスエリアの運営。
特長・強み
素材の選別から鋳造、加工、組立、検査までの一貫生産を基本に製品づくりを行なうことで、
素材からの品質保証体制を築き、グローバルな販売体制により、
産業インフラから日々の暮らしまで幅広く社会を支えています。
バリューテクノロジー株式会社について
バリューテクノロジー株式会社は、DXのプロフェッショナルとして
「FineReport」の国内導入実績No.1を有し、お客様の多様な業務課題の解決を支援しています。
BI分析、IoT可視化、データ入力、各種ダッシュボード、帳票作成に加え、
AIエージェントによるデータ分析、EC運営支援や製造工程管理ソリューションなど
幅広い分野で事業を展開しています。

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