ESG配慮のグリーンビル※1ファンド3号を組成
~既存大型オフィスビルの省エネ化普及を目指した取り組み~
サムライ・キャピタル株式会社(東京都港区、代表取締役 社長 青山 健、以下、「当社」)は、東京都内の既存大型オフィスビルについて、アセットマネージャーとして、SPC(合同会社グリーンビルPJ3)を通じ省エネ化工事を行い、BELS☆☆☆以上の認証を取得することを目的としたファンドの3号ファンド(以下、「本ファンド」)を組成しました。なお、1号ファンドにおきましては、全3物件のうち2物件でZEB Ready、1物件でBELS☆☆☆☆を取得しており、2号ファンドにおきましては、全5物件のうち1物件でZEB Ready、2物件でBELS☆☆☆☆を取得しました。
本ファンドには、昭和リース株式会社(東京都中央区、代表取締役社長 泰山 信介)がアレンジメント業務に関わり、株式会社三井住友銀行(東京都千代田区、頭取CEO 福留 朗裕)がシニアローン、株式会社群馬銀行(群馬県前橋市、代表取締役頭取 深井 彰彦)がジュニアローン、株式会社紀陽銀行(和歌山県和歌山市、取締役頭取 原口 裕之)がメザニンローン、以下記載の6社が匿名組合出資を提供します。省エネ化工事にあたっては、株式会社プランテック(東京都千代田区、代表取締役社長 小山 直行、以下「プランテック」)が設計を行う予定です。
<本ファンド匿名組合出資者>
九州電力株式会社(福岡県福岡市、代表取締役社長執行役員 池辺 和弘)
NECキャピタルソリューション株式会社(東京都港区、代表取締役社長 菅沼 正明)
日本電技株式会社(東京都墨田区、代表取締役社長 島田 良介)
肥銀リース株式会社(熊本県熊本市、代表取締役社長 最上 剛)
エクシオグループ株式会社(東京都渋谷区、代表取締役社長 舩橋 哲也)
昭和リース株式会社(東京都中央区、代表取締役社長 泰山 信介)
<グリーンビルPJ3スキームイメージ>
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当社では、ESGを投資戦略の基本施策として掲げ、これまで数々の案件に取り組んでまいりましたが、本ファンドは、2023年9月に組成した1号ファンド、2024年2月に組成した2号ファンドに続いてのオフィスビルを対象とした環境配慮型の3号ファンドになります。日本政府の掲げる2030年度のCO2排出46%削減(2013年度比)及び、2050年のカーボンニュートラル達成に向け、弊社では引き続き、新築以外の建築物にも環境配慮を推進し、オフィスビルだけでなく、商業用不動産全般において、従来の建築業界で一般的とされてきたスクラップアンドビルドではなく、既存建築物にテナントが入居した状態のままで省エネ化工事を行うことにより、バリューアップを図る活動を拡大していきたいと考えております。
※1 グリーンビル:エネルギーや水・空調設備などにより環境への負荷を削減した建築物のことであり、本ファンドにおいてはBELS☆☆☆以上の認証を取得したビルを指します。
※2 BELS(ベルス):Building-Housing Energy-efficiency Labeling System(建築物省エネルギー性能表示制度)の略称。
詳細は以下URLをご覧ください。
参照:https://www.ceec.jp/column/bels-method-of-calculation/#BELSランクの考え方
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