株式会社VoiceCast、共同通信社向けに生成AIを活用した放送記事作成支援システムを開発、業務を効率化
新聞記事から放送記事のたたき台を自動生成、気象・防災情報の原稿作成にも対応
株式会社VoiceCast(代表者:細谷海、以下「VoiceCast」)は、共同通信社向けに、生成AIを活用して新聞記事から放送記事のたたき台を作成するシステムを開発しました。
あわせて、熱中症警戒アラートや大雨関連情報といった定型的な放送記事作成も自動化。人による確認・編集を前提に、報道現場の業務効率化と品質の安定化を支援します。

放送記事作成の初期工程を生成AIで支援
放送ニュースは聞き直しができない特性上、一度聞いただけでも内容が伝わるようにする、高度な編集が必要です。新聞記事を放送原稿化するには、読み上げに適した表現への置き換え、必要な要素の抽出と適切な再構成、ニュース時間枠を踏まえた分量にまとめるといった複雑な作業が欠かせません。これまでは、多くの人的労力を要するとともに、作業プロセスの一部が熟練者の経験や暗黙知に依存していました。
VoiceCastは、大規模言語モデル(LLM:大量の文章データをもとに文章生成や要約などを行うAI)を中心とした生成AI技術と、あらかじめ定めた条件に沿って処理するルールベースの技術を組み合わせ、新聞記事から放送記事の原案を自動生成するシステムを構築しました。
担当者はAIが生成した原案をもとに事実確認や修正、表現調整を行います。AIによる自動生成と、人間による編集判断を組み合わせることで、放送記事作成を支援します。

システムの特徴
1. 放送向けの編集作業を生成AIで支援
新聞記事を単に要約するのではなく、放送での読み上げを想定し、情報の順序や表現、分量を調整した放送記事案を生成します。過去の豊富な編集例を参考にしながら、放送記事への変換に必要な編集作業の一部を支援します。
2. 生成AI特有の「ハルシネーション」リスクに対応
生成AIには、事実に基づかない情報を、あたかも正しい情報であるかのように生成する「ハルシネーション」と呼ばれる現象が発生する場合があります。
本システムでは、その発生を抑える仕組みに加え、生成された放送記事と元の新聞記事との整合性を確認し、元記事にはない情報が含まれている可能性を検知した場合にアラートを表示する機能を導入しています。
3. 気象・防災関連情報の放送記事作成を自動化
熱中症警戒アラートや大雨関連情報など、迅速な対応が求められる情報についても、所定の情報から放送記事を生成する工程を自動化しました。
定型性の高い作業を効率化することで、担当者の負荷軽減と迅速な情報発信を支援します。
今後の展望
VoiceCastは今後も、報道・放送現場の実務課題に向き合い、生成AIと人間の専門的な判断を組み合わせたシステム開発を進め、信頼性の高い情報発信を支える基盤づくりに取り組みます。
報道・放送分野での活用をご検討の企業・団体の皆さまはもちろん、業界を問わず生成AIを活用した実証実験や共同開発にご関心のある企業・団体の皆さまからのお問い合わせもお待ちしております。
株式会社VoiceCastについて
会社名:株式会社VoiceCast
所在地:東京都品川区西五反田7丁目22番17号 TOCビル10階57-1号室
代表者:細谷海
事業内容:AIを活用した次世代コンテンツの制作・配信、生成AI導入・DX支援開発
URL:https://voicecast.co.jp/
本件に関するお問い合わせ先
株式会社VoiceCast
担当:竹内昭広
E-mail:biz-dev@voicecast.co.jp
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