鉄筋の製造・販売から施工、リサイクルまでの一貫体制を目指して。未来建築研究所が、鉄筋に関連する工事の対応範囲を拡大。

鉄筋メーカーである関連会社、向山工場とのグループシナジー最大化をはかる

未来建築研究所株式会社

2025年6月24日 10時56分

改修・修繕工事や建築資材の販売を行う未来建築研究所株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：向山敦、以下、未来建築研究所）は、2025年5月28日、一般建設業許可を追加取得。

未来建築研究所の関連会社である鉄筋メーカー、株式会社向山工場（本社：埼玉県川口市、代表取締役会長：向山勝、以下、向山工場）とのグループシナジー最大化を目指し、鉄筋工事業と解体工事業の一般建設業許可を新たに取得いたしました。これにより、鉄筋の製造・販売から施工、鉄の再資源化を見据えた解体まで一連で行える体制となりました。

また、その他6業種での一般建設業許可も併せて取得し、請け負える工事の範囲が広がりました。

今回の許可内容

■許可番号

東京都知事許可（般－7）第158859号

■建設業の種類

左官工事業、板金工事業、防水工事業、建具工事業、鉄筋工事業、ガラス工事業、熱絶縁工事業、解体工事業

鉄筋工事を行うことで、材工一貫体制を強化

未来建築研究所の関連会社である向山工場は、鉄筋コンクリート用棒鋼の製造・販売を行うメーカー。未来建築研究所では、これまでも向山工場で製造された鉄筋を用いて、自社工場における鉄筋加工事業を行って参りました。このたび、鉄筋工事業の一般建設業許可取得により、対応できる鉄筋工事の範囲が拡大。建築・土木の改修・修繕時における、鉄筋の提供から工事までの材工一貫体制を整えました。

解体工事で排出される鉄資源のリサイクルも目指す

関連会社の向山工場は、鉄スクラップを自社工場で溶解し、鉄筋を製造する資源リサイクル企業でもあります。今回、未来建築研究所で解体工事を請け負える体制としたことで、建物の解体時に排出される鉄資源を回収し、向山工場でのリサイクルにつなげていきたいと考えています。

また、未来建築研究所では鋼材やコンクリートの耐久性を高める塗料、タフマックスNeoシリーズの販売・塗装も行っており、建物を長持ちさせるための提案も行っております。建築資材の製造から建設、解体後のリサイクルまで、建築物のライフサイクル全体での環境負荷軽減を目指し、SDGsへの貢献を目指します。

他にも様々な改修・修繕工事に対応し、アフターフォローも含むトータルサポートを実施

未来建築研究所で改修・修繕工事を請け負う部門がリニューアル事業部。既に下記の業種では一般建設業許可を取得しており、建築・土木の幅広い工事に対応しております。また、改修・修繕工事におけるコンサルティングから、調査・積算・提案、施工、アフターフォローまでのトータルサポートも可能。未来建築研究所には構造設計を行う部門もあり、耐震診断やBIMによる構造設計も承っております。

■過去に取得した一般建設業許可の内容

土木工事業、建築工事業、大工工事業、とび・土工工事業、石工事業、屋根工事業、タイル・れんが・ブロック工事業、鋼構造物工事業、舗装工事業、しゆんせつ工事業、塗装工事業、内装仕上工事業、水道施設工事業

未来建築研究所について

建築・建設業界を中心に、環境問題や人手不足といった様々な課題解決を目指す事業を展開。環境配慮型塗料タフマックスNeoのほか、現場効率化につながるAR遠隔支援グラスなど、DX製品も販売しています。また、建築・土木に関する改修・修繕工事も行っております。

【会社概要】

商号　　：未来建築研究所株式会社

代表者　：代表取締役社長向山敦

所在地　：東京都千代田区神田紺屋町11番加瀬ビル221 9階

設立　　：2015年10月23日

所属団体：社団法人日本建築構造技術者協会