Link AIとスペースNSプラン、宇宙業界におけるAIトランスフォーメーション(AIX)推進に向け業務提携
第一弾として、宇宙人材・部品・研究情報の探索支援を実現するAIプロジェクトを始動

株式会社Link AI(本社:東京都港区、代表取締役:安東 竜平、以下Link AI)とスペースNSプラン、株式会社(本社:神奈川県横浜市緑区、代表取締役:鈴木 直志、以下スペースNSプラン)は、宇宙業界におけるAIトランスフォーメーション(AIX)の推進に向けて、業務提携を締結したことをお知らせいたします。
本提携の第一弾プロジェクトとして、宇宙業界における「人材」「部品」「研究情報」などの探索課題を解決する、生成AIを活用した情報探索支援システムの共同開発を開始いたしました。
■ 宇宙業界における情報探索課題とAI活用の背景
宇宙業界では以前より、以下のような“情報が見つからない”という課題が広く存在してきました。
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特定の技術領域に詳しい宇宙研究者・エンジニアを見つけられない
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宇宙用部品や開発中製品の仕様情報が分散していて見つからない
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過去の研究成果や論文の効率的な検索・活用が困難(セキュリティや知財周りの課題)
これらの情報は、クローズドな人脈や属人的なネットワークの中に埋もれており、調査や探索に多大な労力と時間がかかっているのが現状です。特に、新規参入企業や若手研究者にとって、必要な情報へのアクセスの困難さは業界参入・技術進展の障壁となっています。
このような背景のもと、Link AIとスペースNSプランは、生成AI技術を活用し、「探索コストの大幅削減」「専門性の高い情報へのアクセス性向上」「情報活用の民主化」を実現するための新たなAI基盤の構築に着手します。
■ 共同開発する「宇宙情報探索AI」の概要
今回開発を開始したAIシステムは、宇宙業界の利用シーンに特化した情報探索エージェントです。
具体的には以下の機能を想定しています。
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宇宙関連の論文・仕様書・技術文書・部品データベース等を横断検索し、自然言語で回答を提示
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宇宙人材や研究機関、製品開発企業の情報を統合的に管理し、マッチングや比較が可能
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将来的には、研究テーマの提案や設計仕様の草案生成など、探索から活用フェーズまでを支援
本システムは、属人的な探索に依存せず、必要な情報に誰もが迅速にアクセスできる環境を提供することを目的としています。
スペースNSプランが有する宇宙業界の現場知見と、Link AIの生成AI・エージェント技術を組み合わせ、宇宙業界におけるAI活用の先端モデルとしての実装を進めてまいります。

■ 今後の展開について
本システムは、2025年夏にプロトタイプの検証環境を構築し、JAXA関係者をはじめとする専門機関・研究者への限定提供を予定しています。
同年秋には機能を拡張したベータ版をリリースし、先行導入パートナーの募集も開始する予定です。
今後は情報の探索にとどまらず、生成AIによる業務補助(提案/研究テーマ生成・設計支援など)までを視野に入れた展開を目指し、宇宙業界におけるAI活用の実装範囲を拡大してまいります。
■ 各社について
【株式会社Link AI】
生成AI・AIエージェント開発を専門とし、法人向けの業務効率化支援や独自プロダクトの開発を行うテクノロジーカンパニー。生成AIの戦略設計からシステム開発・運用までを一貫して提供。
本社所在地:東京都港区芝浦2丁目14-18サカイビル5階
代表者:安東 竜平
【スペースNSプラン株式会社】
宇宙開発支援や宇宙技術の普及促進を目的に、設計支援、部品調達、研究マッチング等を行う宇宙産業支援企業。JAXA・ispace等との実績を持つ。
本社所在地:神奈川県横浜市緑区北八朔町1653-10
代表者:代表取締役 鈴木 直志
【本件に関するお問い合わせ】
株式会社Link AI
Email:info@linkai.co.jp
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