「髙梨沙羅×JICA パラオの気候変動・環境対策最前線」動画シリーズ 第3弾「髙梨沙羅さんと学ぶ パラオが挑戦する循環型社会とは?」を11月25日(月)に公開

JICA

 JICA(独立行政法人国際協力機構)(理事長:田中明彦)は、2023年から気候変動問題を学び、雪山を守る活動「JUMP for The Earth PROJECT」を推進しているスキージャンプの髙梨沙羅さんと共に、気候変動の影響を受けるパラオ共和国で行われているJICAの気候変動対策を学び、考えるドキュメンタリー動画「髙梨沙羅×JICA パラオの気候変動・環境対策最前線」全3本を11月11日(月)より順次公開しております。

 第3弾「髙梨沙羅さんと学ぶ パラオが挑戦する循環型社会とは?」を、本日11月25日(月)より公開しましたのでお知らせいたします。

  • 「髙梨沙羅×JICA パラオの気候変動・環境対策最前線」シリーズについて

     本動画シリーズは、今月アゼルバイジャンで行われたCOP29(国連気候変動枠組み条約 第29回締約国会議)の機会を捉え、髙梨沙羅さんが、地球温暖化の影響を受ける島しょ国パラオ共和国を訪れ、その影響や対策について学び、考えるものです。

     第3弾の「髙梨沙羅さんと学ぶ パラオが挑戦する循環型社会とは?」では、小さな島国でありごみ処理について十分な取り組みがなされていないパラオで、日本の協力によって建設された最終ごみ処分場や、廃プラスチックで発電し運営するリサイクルセンターで、廃ガラスを使ったガラス作品を制作している工房を髙梨さんが訪れ、グラスの制作を体験する様子も収録しています。

  • 動画について

    ◆第3弾:「髙梨沙羅さんと学ぶ パラオが挑戦する循環型社会とは?」

URL:https://youtu.be/8ingBjZmSdE

  • パラオを訪問した高梨沙羅さんのコメント

「私自身、気候変動を深刻な問題と捉えていて、雪不足でスキージャンプの試合が中止になること

や人工雪をジャンプ台に貼り付けて開催することも増えてきており、この現状に危機感を持ってい

ます。今回のパラオ訪問で、雪や山だけにフォーカスするのではなく、『世界をもっと広く見なけれ

ば』という意識を持ちました。海や山を含め、私たちの生活は自然に守られていると思います。そ

の中で生活している以上、私たち一人ひとりが気候変動問題に取り組んでいく必要があると思い

ました」

  • 髙梨 沙羅 ~Takanashi Sara~

小学2年生からジャンプを始め、2011年2月のコンチネンタルカップにて国際スキー連盟公認国際ジャンプ大会での女子選手史上最年少優勝を果たす。その後、FISワールドカップにおける4度の総合優勝などを経て、18年平昌冬季五輪では銅メダルを獲得。FISワールドカップでは男女を通じて歴代最多の63勝、また女子歴代最多116回目の表彰台に立つ偉業を成し遂げた。自身が発起人となり活動する「JUMP for The Earth PROJECT」では、かけがえのない雪山の自然環境を次世代に残していく為に「自然とふれあう」「自然からまなぶ」「自然をまもる」を行動指針として、気候変動の現状と世界的な雪山減少の危機を共有できる様々な活動を展開中。

「JUMP for The Earth PROJECT」公式サイト:https://jump-for-the-earth.com


<参考>動画内で紹介しているその他のJICAプロジェクト

  • 廃棄物処分場建設計画

観光産業の発展に伴い、増加する廃棄物の適切な管理や環境負荷の最小化が課題となっているパラオ。台風被害による災害廃棄物も増加しており、コロール州の廃棄物処分場の容量が限界を迎えたため、バベルダオブ島アイメリーク州に新規廃棄物処分場の建設と、維持管理に必要な関連機材の整備を行っています。これにより、固形廃棄物が適正に処理され、衛生環境の改善と自然環境の保全に寄与します。

参考リンク:https://www.jica.go.jp/oda/project/1860090/index.html

  • バベルダオブ島における分別排出システムの普及促進事業

ガッパン州イボバンおよびアイメリーク州モンガミをモデル地区とし、ごみの分別排出の仕組みを各州内、地域に水平展開するとともに、バベルダオブ島全域の小学校で環境教育に取り組むことで、分別排出システムの全島への普及ひいてはパラオ全体への普及のための地盤形成を目指した活動を展開する事業です。
参考リンク:https://www.jica.go.jp/domestic/chubu/information/topics/2024/1538367_52346.html

・ベラウ・エコ・グラス・スタジオ(廃ガラスを活用したガラス工房)の事業軌道化

持続的な観光開発のため、ごみの減量化や3Rを促進することも大きな課題となっています。廃ガラスの減量化、また循環型社会の形成を目指し、コロール州が所有するガラススタジオが環境保全に関する啓発物を整備し、廃ガラスを使ったガラス工芸事業を確立することを目指すプロジェクトです。

参考リンク:https://www.jica.go.jp/activities/schemes/partner/kusanone/country/project/n_files/pal_02_t.pdf

https://www.jica.go.jp/Resource/kansai/story/20230508_01.html

https://www.facebook.com/BelauEcoGlass/

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会社概要

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業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
東京都千代田区二番町5-25 二番町センタービル
電話番号
03-5226-6663
代表者名
田中明彦
上場
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資本金
-
設立
2003年10月