Welby、患者一人ひとりの「納得感」を支える患者向け医薬品情報プラットフォーム「Welby Patient Contents Platform」と医薬品情報サイト「お薬のこと・病気のこと」を提供開始
〜 PHRの「記録」と正しい「知識」を繋ぎ、日本の医療DXの新たなスタンダードを築く 〜

PHR(Personal Health Record)プラットフォームのリーディングカンパニーである株式会社Welby(本社:東京都中央区、代表取締役:比木武、以下「Welby」)は、一般利用者(患者・医療者)向けサービス「お薬のこと・病気のこと(略称:Kotokoto)」を正式にリリースいたします。
本サービスは、処方薬(医療用医薬品)の情報を、PMDA(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構)等の公的データベースと参照連携、加えてロングセラー医療書籍「家庭の医学」(MBK Wellness株式会社)と患者向け資材「くすりのしおり」(くすりの適正使用協議会)と連携し、大きな文字とシンプルな画面設計で医薬品に関連する様々な情報を一元的に提供する、患者・生活者のための医薬品情報プラットフォームです。将来的には、WelbyのPHRサービス「Welbyマイカルテ」と双方向連携することで、日々の「記録」と正しい「知識」を結びつけ、患者様が自信を持って治療に向き合える社会の実現を目指します。
・公式サイト:https://kotokoto.welby.jp/
■ 開発の背景:製薬業界が直面する「患者中心医療」の課題と、情報格差の解消
現在、製薬業界では「患者中心(Patient Centricity)」の理念が広く掲げられています。株式会社ミクス(※1)が2025年に実施した調査によると、製薬企業の営業系社員の約6割が自社の企業理念として「患者志向(患者中心/患者貢献)」を想起すると回答し、約8割が「患者価値の向上は長期的な売上の向上につながる」と考えていることが明らかになっています。
しかし一方で、患者様が自ら必要な医療情報を得ようとする際には、依然として多くの課題が存在します。処方薬や疾患の情報は複数のサイトに分散し、専門用語が多く、体調が優れないときに小さな文字の長文を読むことは大きな負担です。とりわけ60代以上のシニア層にとって、デジタル上の情報格差は深刻な問題となっています。
製薬企業にとっても、患者向けコンテンツの配信・管理・効果測定は容易ではありません。複数サイトへの資材掲載の手間、改訂時の版管理の煩雑さ、患者の声を拾うフィードバック手段の欠如、MRの手が届きにくい地方の医療機関への情報提供の困難さなど、コンテンツのライフサイクル全体に課題が散在しています。
Welbyは、これらの課題を解消し、正しい情報を「患者様の安心と納得」に変えるインフラとして、「お薬のこと・病気のこと(Kotokoto)」を始動いたします。
■ 「Kotokoto」の特長:「引き算の設計」がもたらす安心と信頼
本サービスは、60代〜70代のデジタルシニア層がスマートフォンで利用することを前提に、徹底した「引き算の設計」を行っています。情報を網羅するのではなく、必要な情報を絞り込み、直感的に理解できるUI/UXを追求しました。
1. 信頼性の高い公的情報源との連携 ── ほぼすべての処方薬を網羅
くすりの適正使用協議会が提供する「くすりのしおり」とYJコードによる医薬品マスタを基盤に、診療で使用される処方薬(医療用医薬品)の情報をほぼ網羅して提供します。さらに、累計約330万部・創刊50年の実績を持つ医療書籍「家庭の医学」(MBK Wellness株式会社/保健同人フロンティア事業本部)をはじめとする専門性の高いコンテンツと連携。病気790本・症状170本の包括的な医療情報を、専門用語を噛み砕いた患者様目線のわかりやすい表現でお届けします。
2. 迷わない、探さない「情報のコンシェルジュ」
SEO対策により、Google検索等から知りたい薬の情報へダイレクトにアクセスできます。検索結果の段階で必要なポイントが簡潔に表示されるため、複数サイトを巡回する手間がかかりません。大きな文字サイズとシンプルな画面構成で、体調が優れない時でもストレスなく情報を得ることができます。薬剤を軸に関連情報を整理し、重要情報のみを最小限で表示する設計により、「欲しい情報がどこにあるかわからない」という患者様の不安を解消します。
3. PHRサービス「Welbyマイカルテ」との双方向連携 ── Personalized DTCの実現
将来的には、Welbyが提供するPHRサービス「Welbyマイカルテ」と連携し、ユーザー登録をされた患者様には、お気に入り登録(マイリスト)した薬の最新情報やコンテンツの更新通知を自動でお届けします。日々の体調記録・服薬記録・歩数・血糖値等のヘルスデータと組み合わせることで、必要な人に、必要なタイミングで、必要なコンテンツを届ける「Personalized DTC(Direct to Consumer)」を実現。一人の患者様のペイシェントジャーニーに深く寄り添い続けます。
■ 患者様・ご家族にとってのメリット:体調が悪い時こそ、頼れる情報を手元に
新しい薬が処方されたとき、副作用への不安を感じたとき、ご家族の治療について知りたいとき──。体調が優れない中、複数のサイトを巡回し、専門用語だらけの長文を読むことは、それ自体が大きな負担です。
Kotokotoは、そうした患者様の日常に寄り添うサービスです。
● 処方薬の情報にワンタップでアクセス
Google検索から直接Kotokotoの薬剤ページに到達。知りたいポイントが検索結果に簡潔に表示されるため、何度もサイトを巡回する必要がありません。
● 大きな文字と最小限の情報設計
体調が悪い時でも読みやすい文字サイズとシンプルな画面構成。必要な情報だけを厳選して表示します。
● 信頼できる情報源による安心
くすりの適正使用協議会「くすりのしおり」の薬剤データと、累計330万部の実績を持つ「家庭の医学」に基づく情報。エビデンスに裏打ちされた安心を提供します。
● マイリスト登録で最新情報を自動受信
ユーザー登録後、服用中の薬をお気に入り登録すれば、コンテンツの更新や改訂情報が自動で届きます。
● ご家族・介護者も一緒に利用可能
患者ご本人だけでなく、ご家族や介護に関わる方々も無料でご利用いただけます。
■ 製薬企業の皆様へ:患者中心医療を「具体的な事業価値」に変える基盤
来たる2030年に向け、製薬業界では「医師軸」と「患者軸」を両軸とした患者中心医療に基づく経営戦略が企業価値の向上につながるとの認識が広まりつつあります。一方で、その実現手段となるデジタル基盤はまだ確立されていません。WPCPプラットフォームを基盤とするKotokotoは、製薬企業の患者中心戦略を具体的に支援します。
● 自社コンテンツの効率的な配信・管理
製薬企業が作成した患者向けコンテンツ(PDF・動画等)を、WebUIから品目単位で簡単に掲載・更新できます。バージョン管理・改訂履歴の追跡もプラットフォーム上で一元管理できます。
● リアルタイムのフィードバックと分析
利用者の閲覧ログ・ダウンロード数・コンテンツ評価情報をリアルタイムに取得可能。品目別・コンテンツ別等のデータ分析により、コンテンツの改善PDCAを高速に回せます。CSVエクスポートにより、自社BIツールとの連携も容易です。
● Personalized DTCによる患者エンゲージメント
PHR(Welbyマイカルテ)のヘルスデータと連携することで、患者様一人ひとりのペイシェントジャーニーに即したコンテンツ配信を適切な情報としてタイムリーに届けることができます。
● 患者の「声」を捉えるインサイト基盤
利用者によるコンテンツ評価により、これまで拾いにくかった患者様のリアルな声を収集。安全管理・マーケティング・MA活動に活用可能な患者インサイトを提供します。
■ 株式会社Welby 取締役COO 中野 暢也 コメント
「製薬業界がいま推し進めている"患者中心"という変革は、医療の未来を切り拓く大きな可能性に満ちています。私たちは"Kotokoto"を通じて、その理想を具体的な形にしていきます。
目指すのは、患者様と医療従事者が同じ目線で治療に向き合える"パートナーシップ"の構築です。PHRに蓄積される日々の記録と、私たちが提供する確かな知識が結びつくことで、患者様は迷うことなく、自信を持って次の一歩を踏み出せるようになります。
Welbyのミッションは"Empower the Patients"── 患者が、自ら情報を得て、自ら行動して、自ら判断できる社会の実現です。日本の医療DXの先駆者として、すべての患者様が"自分らしい人生"を歩み続けられる社会を、パートナー企業の皆様と共に創り上げてまいります。」
■ サービス概要

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正式名称 |
お薬のこと・病気のこと(略称:Kotokoto) |
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英語名称 |
Welby Patient Contents Platform(WPCP) |
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提供開始日 |
2026年4月20日(月) |
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利用料金 |
無料(患者・生活者・医療従事者向け) |
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対象ユーザー |
医療用医薬品(処方薬)を服用されている患者様およびそのご家族、医療従事者 |
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公式サイトURL |
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主な機能 |
処方薬検索(PMDA/YJコード連携)、お気に入り登録(最新情報通知)、病気解説コンテンツ、コンテンツ評価、PHR(Welbyマイカルテ)連携 |
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主な機能 |
コンテンツ掲載・版管理、閲覧統計ダッシュボード、CSVエクスポート、社内ユーザー管理 |
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連携コンテンツ |
PMDA医薬品情報(参照連携のみ)、「家庭の医学」(MBK Wellness株式会社)、「くすりのしおり」(くすりの適正使用協議会)、製薬企業提供の患者向けコンテンツ(PDF・動画等) |
■ 今後の展望
Kotokotoは、初期リリースでは患者・生活者向けの情報検索・閲覧機能を中心に提供しますが、今後、以下の機能拡充を予定しています。
● 医療者向けUI:医療従事者がPMDAポータル内の情報を即座に参照・入手できる専用インターフェース
● 製薬企業コンテンツ連携の拡充:自社オウンドメディア、マーケティングコンテンツ等の統合配信
● データプラットフォーム(WPDP)との連携:PHRデータを活用した、より高度なPersonalized DTCの実現
● 他社プラットフォームとのAPI連携:各種サービスとの接続による情報エコシステムの構築
2030年に向けて、製薬業界の戦略が「医師軸」から「医療者軸+患者軸」へと転換する中、Kotokotoは予防から予後まで、ペイシェントジャーニー全体をカバーする患者コンテンツプラットフォームとして進化してまいります。
■ 株式会社Welbyについて
株式会社Welbyは、生活習慣病・オンコロジー・自己免疫疾患など多領域に対応するPHRプラットフォーム「Welbyマイカルテ」を中心に、医療データの利活用を支援するソリューションを提供しています。個人が自らの健康を把握し、行動変容につなげる社会の実現を目指しています。
会社概要
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会社名:株式会社Welby
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所在地:東京都中央区京橋一丁目11番1号
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代表者:代表取締役 比木 武
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設立:2011年9月
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事業内容:PHRプラットフォームの開発・運用
※1) 出典:ミクスOnline「患者中心と経営理念に関する調査」(調査期間:2025年9月8日〜9月12日、調査方法:ミクスOnline等を通じたGoogleフォームにて収集、有効回答数:97件、調査対象:製薬企業の営業系社員、公開日:2025年10月15日)
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