「地域防災Web」活用プログラム 働き盛り・子育て世代の防災士が地域を変える！
〜東京防災情報誌が防災士資格取得の次のステージの防災力強化を支援〜
東京防災情報誌（企画運営：合同会社サットワン）は、自然災害が多発・激甚化する現代において、地域コミュニティの防災力強化を支援するため、防災士資格取得後の具体的な行動を促す「地域防災Web活用プログラム」キャンペーンを本格始動いたします。本プログラムは、特に働き盛り・子育て世代のITスキルを持つビジネスマンを対象とし、国立研究開発法人防災科学技術研究所（防災科研）が提供する「地域防災Web」の運用スキル習得を通じて、地域の「自助」「共助」を飛躍的に向上させることを目指します。
【キャンペーン開始の背景】
近年、防災士資格を取得される方が増える一方で、「資格は取ったけれど、次に何から手をつけて良いか分からない」「学んだ知識を地域でどう活かせばいいのか」といった声が多く聞かれます。特に、ITスキルを持つビジネスマンは、情報収集・分析、発信において大きな強みを持っていますが、そのスキルが地域防災に十分活用されていない現状があります。
【被害の積み上げから命の積み上げへ】
内閣府や東京都が公表する首都直下地震の被害想定は、私たちが直面する厳しい現実を示しています。しかし、東京防災情報誌は「私たち次第で未来は変わる」という強いメッセージを掲げ、「亡くなった方の積み上げ」から「生きる生存数の積み上げ」へと発想を転換する事前防災の重要性を訴えます。このビジョンを実現するための具体的な第一歩として、私たちは防災科研の「地域防災Web」の徹底活用を推奨します。
【「地域防災Web活用プログラム」の概要】
本プログラムは、全5回にわたる構成で、地域防災Webサイトの基礎から応用までを実践的に学ぶことができます。
第1回：キックオフイベント – 防災科研担当者による基調講演を通じて、防災Webサイトの意義と可能性を学びます。ITスキルを持つ防災士の役割を明確にします。
第2回〜第4回：ワークショップ – 地域防災Webの使用方法のサポートに加え、地域ニーズに合わせたサイト企画、コンテンツ作成、運用方法などを専門家と共に検討します。参加者自身が手を動かし、具体的な防災情報の発信・共有スキルを習得します。
第5回：成果発表会 – 参加者が企画・制作した地域防災Webサイトを発表し、その成果と今後の展望を共有します。
【第1回キックオフイベントの詳細】
第1回キックオフイベントでは、防災士の資格を持ちながら次に何をすれば良いか迷っている方や、ITスキルを地域防災に活かしたいと考えている方々を対象に、実践的な内容を提供します。
「地域防災Web」活用プログラム ハンズオンイベント
日時:
2024年7月17日（木）18:00〜20:00
場所:
防災科研 東京会議室（東京都港区西新橋2-7-4 CJビル6階）
定員: 5名
準備物:
ノートパソコン、筆記用具
主な内容:
東京防災情報誌代表による基調講演:
阪神・淡路大震災での実体験に基づき、「生きる、助かる命を増やす」ための具体的な活動を導入。自宅の安全エリア確保や在宅避難の重要性を訴求する。
久田嘉章教授（防災学術連携体 工学院大学）による特別講演:
防災科研 上田研究員による「地域防災Web」概要説明:
ITスキルを持つ防災士がどのように地域防災Webを活用し、地域貢献できるかを具体的に解説。
ハンズオンタイム:
実際に地域防災Webを操作し、その機能と可能性を体験。
本イベントの様子は動画でアーカイブし、将来的にはnote記事としても公開することで、より多くの方々に地域防災Web活用の重要性を伝えていきます。
【東京防災情報誌が目指す未来】
東京防災情報誌は、ITエンジニアの皆様が持つスキルと防災士としての知識を掛け合わせることで、地域防災のムーブメントを「1人から5人へ、そして5人からさらに5人へ」と広げていきたいと考えています。
【生きる、助かる命の積み上げ】
このハンズオンイベントを定期的に開催することで、地域防災Webを「防災士が資格取得後にまず取り組むべきこと」として定着させ、「被害想定」というネガティブな情報だけでなく、「こうすれば助かる」「こうすれば生き残れる」という、血の通った防災活動へと繋げていくことを目指します。
私たちは、子育て世代、働き盛り世代の防災士の皆さんと共に、内閣府が想定する被害数を上回る「生存数」を積み上げ、あなたの地域の死傷者数をゼロにするという大きな目標に向かって歩みを進めてまいります。
【キャンペーン概要】
名称: 地域防災Web活用プログラム
主催: 東京防災情報誌（企画運営：合同会社サットワン）
期間: 2024年7月〜9月（予定）
内容: キックオフイベント、ワークショップ（3回）、成果発表会（全5回）
広報: ポッドキャスト「東京防災情報誌」、東京防災情報誌Webサイト、SNS等
【お問い合わせ先】
東京防災情報誌 事務局 Email:
ffdpib@gmail.com
「防災士の知識とITスキルで地域を守る！」
防災士の資格を取得したものの、次に何をするべきか悩んでいる方へ。子育て世代、働き盛り世代の防災士を対象とした特別なハンズオンイベントを7月17日（木）に開催します。
東京防災情報誌 編集長乾より、阪神・淡路大震災の経験から「首都直下型地震への備え」や「在宅避難の重要性」を広めたいという強い思いがあり、このイベントでは、地域防災WEBを活用して、あなたの知識とスキルを地域に活かす具体的な方法をご紹介します。
参考動画
発災時のラジオ放送で聞いたリアルな体験（リアルに灘区岩屋公園で聞きました）
自宅の安全エリア「セーフティーゾーン」の作り方（机に下には逃げられない）
地震対策の効果があきらかに！Ｅ－ディフェンスはすごい！こんな実験も！
当日参加できない方のために、イベントの様子は動画で収録し、アーカイブとして公開します。このハンズオンイベントを定期的に開催することで、地域防災WEBを「防災士が資格取得後にまず取り組むべきこと」として定着させたいと願っています。
質の高い情報で「助かる命」を増やす
「被害想定」や「死亡者数」といったネガティブな情報だけでなく、過去の事例から「こうすれば助かる」「こうすれば生き残れる」という、血の通った防災活動へと繋げていきましょう。
「地域防災Web」とは
防災科学技術研究所（防災科研）が提供する「地域防災Web」は、自治体の防災担当者や地域の防災リーダー、さらには一般の地域住民が、それぞれの地域に合った防災対策を検討し、実践していくための情報共有・支援プラットフォームです。
地域防災Webの主な特徴
防災対策手法・事例のデータベース:
大学などで研究開発された防災対策手法や、地域で実際に行われた対策事例が豊富に蓄積されています。
地域特性に応じた情報提供:
自然特性（地形、地盤など）、社会特性（人口、高齢化、財政力など）、災害の危険性（地震、津波、土砂災害など）といった地域ごとの特性を把握し、それに合わせて必要な防災対策や実践事例を提示します。全国約1,800の自治体と比較した相対的な評価も表示されます。
「知」の統合を支援:
専門家が持つ「専門知」（被害想定、ハザード情報など）、地域住民が持つ「地域知」（地域の歴史、文化、実態など）、過去の災害経験から得られる「経験知」（災害履歴、被災経験など）といった様々な「知」を統合し、より効果的な防災対策の検討を支援します。
情報発信・共有機能:
地域からの情報発信や、地域での情報共有ができる機能が充実しています。ユーザー登録をすることで、自身の地域の情報を発信したり、地域活動や防災活動を記録・公開・共有したりすることが可能です。
WebGIS機能（eコミマップ）:
電子地図上で各種ハザードマップを下敷きにして、独自の防災マップを作成することができます。作成したマップはWeb上で共有したり、印刷したりすることも可能です。
コミュニティ機能:
他の防災活動をしている人との情報交換や交流ができる「交流掲示板」や、専門家への質問機能があります。グループページを作成し、地域住民同士で防災活動を進めることもできます。
地域防災Webでできること
具体的には、以下のようなことが可能です。
自分の地域を知る:
自然特性・社会特性の把握: 自身の地域の地形、地盤、人口、高齢化率、財政力などの基本情報を確認できます。全国の自治体との比較も可能です。
災害の危険性の評価:
地震、津波、土砂災害など、各災害種別の危険性を地図や数値で確認できます。どの災害の危険性が高いのか、どこで起こりやすいのかといった情報を把握できます。
過去の災害の記録:
自身の地域で過去に発生した災害の記録や災害年表マップを確認できます。
防災対策の検討・立案:
最適な対策手法の検索: 自身の地域の特性や抱える課題に合わせて、最適な防災対策手法や実践事例を検索できます。
事例からの学び:
他の地域の取り組み事例や、その実践背景、得られた効果、工夫した点、苦労した点などを詳細に確認し、参考にすることができます。
企画提案の支援:
防災対策の企画提案書作成に役立つ、予算や期間、注意点などの情報も得られます。
防災活動の実践・情報共有:
防災マップの作成:
eコミマップ（WebGIS機能）を利用して、ハザードマップを下敷きにしながら、地域の危険箇所や避難経路、社会資源などを盛り込んだオリジナルの防災マップを作成できます。
活動記録・情報発信: 防災訓練や防災まちあるきなどの活動をブログ形式で記録し、写真と共に公開・共有することができます。
情報交換・連携:
グループページに参加したり、交流掲示板で他のユーザーと情報交換したり、専門家に質問したりすることで、地域内外の連携を深めることができます。
防災教育への活用:
学校の防災教育において、地域特性を調べる学習や防災マップ作成のツールとして活用することができます。
このように、防災科研の地域防災Webは、地域防災に関わる多様な主体が、それぞれのニーズに合わせて防災情報を活用し、実践に繋げるための総合的な支援ツールと言えます。
中学生・高校生のみなさんへ
地理総合の学習に役立つ！ 防災科研「地域防災Web」を使ってみよう
中学生・高校生の皆さん、地理総合の授業は好きですか？ 地域のことを調べたり、地図を見たり、災害について考えたり。そんな地理総合の学習にぴったりの、とても便利なウェブサイトがあります。それが、防災科学技術研究所（防災科研）が作っている「地域防災Web」です。
子どもの教育にも役立つ！
防災科研「地域防災Web」で家族の防災力を高めよう
子育て中の皆さん、お子さんの安全は最優先ですよね。そして、災害への備えは、単なる「もしも」の備えだけでなく、お子さんの学習や成長にも大きく役立つことをご存知ですか？
防災科学技術研究所（防災科研）が提供する「地域防災Web」は、家族みんなで地域の防災について学び、話し合い、行動するための、とても心強い味方になります。
行政職員を目指す学生さんへ
防災科研「地域防災Web」で磨く、未来の公務員に不可欠なスキル
行政職員の仕事は、住民の皆さんの安全で安心な暮らしを支えることです。そのためには、地域の実情を深く理解し、様々な課題を解決し、多様な人々と協力して施策を進める力が不可欠です。防災科研の「地域防災Web」は、まさにそうした行政職員に求められるスキルを、机上の学びだけでなく、実践的な視点から習得できるプラットフォームです。
東京防災情報誌今までの活動
YouTubeチャンネル
ワークマン品川鮫洲店
株式会社ハンズ新宿店編
かたりびとシリーズ
木原実氏
齋藤幸男氏
おいしいね防災ごはん
湯煎調理の解説
建物の防災EXPO2025 イベントリポート
建物の防災EXPO2025試飲試食コーナーインタビュー
準備号より
VISION
私たち次第で未来は変わる。
MESSAGE
今、この瞬間をあなたの手で安全に。
VALUE
体験に裏付けられた情報、災害時に実践的に使える知識をあなたにお届けします。
LOGO SYMBOL
東京防災情報誌が活動の拠点とする東京を中心として、日本列島を構成する4つのプレートを表しています。
プレートの色にはそれぞれ、橙は太陽・天災、緑は大地・地震、青は海・水害、赤は噴火・火災という意味があり、一人でも多くの人に防災情報をお届けしたいという思いが込められています。
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