8歳の子供が描く、能登半島地震をやさしく伝える絵本『門前のパンダちゃん』 全国の子どもたちに届けたい
クラウドファンディングを7月7日 12時より開始

■震災をやさしく伝える絵本『門前のパンダちゃん』
2024年1月1日に発生した能登半島地震をテーマに、石川県白山市在住の8歳の子どもが描いた絵本『門前のパンダちゃん』。
地震によって全壊認定された祖父母の家で、倒れた家具の隙間で発見された“ぬいぐるみのパンダちゃん”。その”パンダちゃん”の視点を通して、子どもの言葉で震災が描かれており、震災を知らない小さな子どもにも「やさしく、でも真剣に」何が起きたのかを伝えることができる絵本です。
私たちはこの絵本を増刷し、全国の学校・幼稚園・保育園・図書館等への寄贈を目指しています。
そしてこのたび、能登半島地震の記憶を「風化させず」「やさしく伝える」ことを目的に、クラウドファンディングに挑戦することにいたしました。
https://camp-fire.jp/projects/859015/view?utm_campaign=cp_po_share_c_msg_mypage_projects_show
本作は、文芸社主催の「第27回えほん大賞」にて「サンシャインシティ絵本の森賞」佳作を受賞。
自費で印刷した初版500部は、金沢まいもん寿司グループ様ご協力のもと、募金にご協力いただいた方へお渡しする形式で配布されました。初版500冊は約3週間で完配し、6月に300冊を増刷。この活動の募金のすべては、絵本の舞台となった輪島市門前町黒島地区の「黒島みらい会議」へ届ける予定です。

■地震の記憶を風化させないために。クラウドファンディングを実施
絵本『門前のパンダちゃん』には、大人の目線では拾いきれない“子どもの視点”が詰まっています。だからこそ、読む人の心にやさしく届き、震災の重みや、そこで生きる人たちの想いをそっと伝えることができる──。そう信じています。
プロジェクトは2025年7月7日(月)より、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて開始いたします。
【クラウドファンディング概要】
プロジェクト名:『門前のパンダちゃん』絵本寄贈プロジェクト
開始日:2025年7月7日(月)12:00
終了日:2025年8月24日(日)23:59
実施場所:クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」
リンク:https://camp-fire.jp/projects/859015/view?utm_campaign=cp_po_share_c_msg_mypage_projects_show
■活動の原点:「自分にできること」を考え続けた日々
代表の大脇希映は地震発災当時、輪島市門前町黒島町にある祖父母の家が全壊認定を受けるという状況を目の当たりにしました。現地の厳しい状況を受け、「自分に何ができるのか」を真剣に考え続ける中、娘が、地震の体験や想いを1つの絵本にまとめました。それが「門前のパンダちゃん」です。
地震へのまっすぐな思いがこめられたこの絵本に心動かされ、「これを広めていかなければ」と強く思いました。
同じように「能登のために何かしたい」と願う人達が少しずつ集まり、やがて「門前のパンダちゃん絵本プロジェクト」として、チームでこの活動を取り組むようになりました。
震災を経験していない子どもにも、“その時、何が起きたのか”を心で感じてもらい、家族や地域、命の大切さを考えるきっかけになればと、地震の記憶を「伝える」活動を続けています。
能登の復興にはまだまだ時間がかかります。
この絵本が、大人の心にも静かに届いて、支援の輪が少しずつ広がることを願って活動しています。
震災を風化させないために。そして、未来を担う子どもたちの心に、やさしく、しっかりと「伝える」活動へのご理解とご支援を、心よりお願い申し上げます。
■本件に関するお問い合わせ
門前のパンダちゃん 義援金プロジェクト
代表:大脇 希映(おおわき・きえ)
E-mail:monzenpanda.reliefproject@gmail.com
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