【季節の変わり目に忍び寄る…“9月病”に要注意!】原因は夏バテ+寒暖差? 全国30代〜50代男女550人への一斉調査で分かった”9月病”の実態とは 〜ときわ台ときわ通りクリニック調べ
倦怠感・睡眠トラブル・気分の落ち込み…知らぬ間に仕事や生活に影響するサインとは

みなさんは「9月病」という言葉をご存じでしょうか。
夏の猛暑が落ち着く一方、朝晩と日中の気温差が大きくなる9月は、心身に負担がかかりやすい季節です。さらに、お盆休み明けの仕事再開や新学期など、生活環境の変化が重なることで心身のバランスを崩す人も少なくありません。こうした不調の総称が“9月病”であり、近年専門家からも注目を集めています。
背景には、猛暑の長期化によって夏バテが長引くことや、夜間の高温で疲労が抜けにくいことがあります。加えて、在宅勤務と出社の切り替え、子どもの学校行事などによる生活リズムの乱れも、自律神経を揺さぶる要因となっています。
こうした”9月病”の実態を明らかにするため、ときわ台ときわ通りクリニックは、全国の30〜50代男女550名を対象に「“9月病”に関する意識調査」(インターネット調査)を実施しました。
<調査概要>
調査概要:”9月病”に関する意識調査
調査期間:2025年9月15日~16日
調査機関:WEBアンケート(設問選択・記述式)
調査対象:日本全国在住の30〜50代の男女
調査人数:550人
【30〜50代男女への”9月病”に関する意識調査】概要まとめ
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”9月病”という言葉を知らない人は6割超にのぼり、認知度はまだ低い
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9月に心身の不調を感じたことがある人は4割を超える
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最も多い不調は「倦怠感・疲れやすさ」で約半数が経験
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不調の最大の原因は「夏の疲れを引きずっていること」で3割以上が実感している
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不調時の最多対処法は「睡眠・休養をしっかりとる」で、約半数が実践
知らない人が多数派 ― 「9月病」の認知度はまだ低い
「9月病」という言葉を知っている人は少数派で、多くの人にとってはまだ耳慣れない言葉であることが分かりました。つまり、9月に体調を崩す人が多くても、その状態を「9月病」と認識している人は少ないのです。
この結果から、9月病は医学的な病名ではないものの、生活に影響を与える季節性の不調として、今後社会的な理解や情報発信が必要であると考えられます。
4割以上が9月の不調を実感
全体の4割以上が9月に心身の不調を感じることが「よくある」「たまにある」と答えています。一方で、残りの人々はほとんど感じていません。
この差は、夏の過ごし方や体質、仕事や家庭の環境の違いによって大きく影響を受けている可能性があります。つまり9月病は「誰もが同じようにかかるもの」ではなく、ライフスタイルや生活リズムの崩れやすさが鍵を握っていると言えるでしょう。
最も多い不調は「倦怠感・疲れやすさ」
9月に多く挙げられた症状は「疲れやすさ」や「気力の低下」といった、日常生活にじわじわと影響を与える不調でした。頭痛や肩こり、睡眠リズムの乱れ、集中力の低下なども少なくなく、心と体の両方に不調が表れる傾向が見て取れます。
この結果は、9月病が単なる「気分の問題」ではなく、身体的な疲労や自律神経の乱れと密接に関わっていることを示しています。特に働き盛り世代にとっては、仕事の生産性低下や日常生活への支障にも直結する重要なサインと考えられます。
不調の最大の原因は「夏の疲れの持ち越し」
9月の不調の背景には、猛暑による疲れが解消されないまま持ち越されていることが大きな要因となっています。加えて、朝晩と日中の気温差や天候不順といった環境要因も影響しており、心身にさらなる負担を与えていることがうかがえます。
夏の過ごし方や生活習慣の影響が秋まで長引くことで、9月は特に体調を崩しやすい季節になると言えるでしょう。「夏をどう乗り切ったか」が、その後の秋の体調に直結するという点は、今後のセルフケアの重要なヒントとなります。
不調への対処は「睡眠・休養」が中心だが、無対応の人も多い
不調を感じたときに最も多かった対応は「しっかり睡眠・休養をとる」ことでした。一方で、特に何もせずやり過ごしている人も少なくなく、積極的に運動や食生活を改善したり、専門機関を受診する人はごく一部にとどまっています。
このことから、9月病に対しては「我慢」や「自然回復」に頼る傾向が強く、症状を軽視している人が多いことが分かります。しかし、放置すると疲労の蓄積やメンタル不調の悪化につながる恐れがあるため、セルフケアに加えて必要に応じた専門的なケアを取り入れる意識が求められます。
まとめ
今回の調査から明らかになったのは、「9月病」という言葉自体の認知度は依然として低いにもかかわらず、実際には多くの人が9月に心身の不調を経験しているという現実です。疲労感や倦怠感、気力の低下などは日常生活に直結するため、仕事や家庭生活のパフォーマンスを左右する深刻な影響を及ぼしかねません。特に、夏の猛暑で蓄積した疲れが十分に解消されないまま秋を迎えることが、不調の大きな要因として浮かび上がりました。さらに、気温差や天候の変動といった外的要因に加え、お盆明けや新学期といった生活環境の変化も重なり、心身のリズムを乱しやすい状況をつくっています。
興味深いのは、不調を感じながらも多くの人が「とりあえず休養をとる」といった自己流の対処にとどまり、医療機関を受診する人がごく少数に限られている点です。これは誰にでも起こりうる一時的な不調だから、そのうち治るだろう」と軽視されている実態を映し出しています。しかし、放置が続けば慢性的な疲労感や睡眠障害、さらには抑うつ傾向へとつながる可能性も否定できません。つまり、9月病は一過性のものではなく、心身の健康を長期的に損なうリスクを内包した現象と捉える必要があるのです。
ときわ台ときわ通りクリニックでは、9月の季節変化で生じる心身の不調を「よくあること」とせず、医学的な視点から早期に適切なケアを行うことを重視しています。倦怠感や気分の落ち込み、肩こりや睡眠の乱れなど、幅広い症状に対し治療と予防を組み合わせながら、患者様の健やかな生活の維持をサポートしてまいります。
「夏の疲れが抜けない」「朝起きてもだるい」「なんとなく気分が落ち込みやすい」――。
こうした“9月病”のサインを感じていませんか?
季節性のものだからと諦めているあなたへ。
その不調、 医療機関を受診すれば改善できるかもしれません。
とくに、毎日頑張りすぎてしまうハードワーカーの方や、
家事や育児に忙しく自分の不調を後回しにしがちな主婦(主夫)の方々は要注意。
不調を放置してしまうと、慢性化する可能性もあります。
ときわ台ときわ通りクリニックでは、お一人おひとりの生活背景や症状に寄り添いながら、予約制によるスムーズな受診と、専門的な診断による治療プランを通じて、日常の不調改善とQOL(生活の質)の向上を全力でサポートしています。
また整形外科的アプローチに加え、漢方内科や体質改善を目的とした自費診療もご提案可能です。その方の体質・生活スタイルにあわせて、「治す」だけでなく「整える」視点も大切にしています。
まずは、自分の症状を正しく知ることが第一歩です。
我慢する前に専門医による問診・ヒアリングを受けてみてください。

ときわ台ときわ通りクリニック 天井 周 医師 プロフィール
福井医科大学(現福井大学医学部)卒業
同大学附属病院皮膚科助手を経て国立療養所北潟病院皮膚科などに勤務。
2012年 紫峰の森クリニック(つくば市)漢方外来担当。
2015~2019年 学芸大漢方クリニック院長
2020年~ 東銀座タカハシクリニック、紫峰の森クリニック(皮膚科・漢方内科)
「病気を治す」だけでなく、みなさまが少しでも「本当の健康」に近づくことができるよう、お手伝いしていきたいと思います。
天井周医師よりコメント
今回の調査から、多くの方が9月に心身の不調を抱えながらも「仕方ないこと」として我慢している実態が見えてきました。季節の変わり目は自律神経が乱れやすく、だるさや気分の落ち込み、睡眠の乱れなどにつながりやすい時期です。特に今年のように夏の猛暑が長引いた場合、その疲労を引きずったまま9月を迎えることで、体調不良が強く出る方が増える傾向にあります。重要なのは、これらの不調を「病気ではないから」と放置しないことです。軽い症状でも慢性化すると生活の質を大きく損ない、思わぬ健康トラブルに発展する可能性もあります。当院では、内科的な診断だけでなく、漢方による体質改善や整形外科的なアプローチを組み合わせ、症状の背景にある原因に幅広く対応しています。「不調が続いている」と感じたら、早めに相談いただくことが大切です。医療機関で正しく評価を受け、治療と予防を両立させることで、秋を健やかに乗り切りましょう。
ときわ台ときわ通りクリニック
所在地:東京都板橋区常盤台3-1-16 ときわ3116ビル 2階
アクセス方法:東武東上線「ときわ台駅」徒歩3分、「上板橋駅」徒歩14分
診療内容:整形外科(リハビリ)/漢方内科/内科/皮膚科/自由診療/健康診断


ときわ台ときわ通りクリニックは、患者さまの早期回復と生活の質向上を目指し、多様な機器と広いスペースを備えた充実した治療環境を提供しています。広々とした待合室や落ち着いた診察室、豊富な検査機器を完備し、精度の高い診断と治療を実現。医療、リハビリ、予防ケアの各専門スタッフが連携し、一人ひとりの状態や要望に寄り添った包括的なサービスを提供しています
調査内容詳細
Q1. あなたは”9月病”という言葉を知っていますか?
知っている:10.7%
聞いたことはあるが詳しくは知らない:26.9%
知らない:62.4%

Q2. 9月に入ってから体や心に不調を感じたことはありますか?
「よくある」「たまにある」:41.2%
「ほとんどない」「全くない」:58.8%

Q3.9月に感じやすい不調はどれですか?(複数選択可)
TOP3 ① 倦怠感・疲れやすさ 48.8% ② 頭痛・肩こり 26.1% ③ 気分の落ち込み・やる気が出ない 25.2%

Q4. 9月に体調を崩しやすい原因は何だと思いますか?(複数選択可)
TOP3:① 夏の疲れを引きずっている 33.4% ② 朝晩と日中の寒暖差 14.7% ③ 急な気温の変化 12.9%

Q5. 不調を感じたときどのように対処していますか?
TOP3:① 睡眠・休養をしっかりとる 46.1% ② 食事・栄養に気をつける 9.3% ③ 運動やストレッチをする:8.2%

ご取材に関するお問い合わせ先
広報担当:龍嶋裕二
メールアドレス:tokiwadai.tc@gmail.com
電話番号:03-6279-8610
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