福祉作業所が挑んだ中華鍋づくりが300万円を突破。Makuake TOPページにも選出された「atsu熱」が生む、就労継続支援B型の新しい成功モデル
就労継続支援B型 × 老舗工房が生んだコラボ鍋が大反響。公開初日で100万円の応援購入があり、その後もランキング上位を継続。福祉の工賃アップに新たな選択肢を示すプロジェクトに。
大阪市西淀川区の就労継続支援B型事業所「カラードリーム」(運営:株式会社firstclass)は、横浜中華街の職人から長年支持される山田工業所と共同開発した中華鍋「atsu熱(アツ)」をクラウドファンディングサービスMakuakeにて公開しています。

プロジェクトは公開初日に 目標金額を1時間で達成、さらに 100名以上が応援購入。開始から数日で 累計300万円を突破 し、Makuakeの 本日のグルメランキング1位、総合2位 を記録しました。
現在は MakuakeのTOPページ8枠にも選出 され、広く注目を集めています。

■福祉の現場で続いてきた「工賃アップの壁」
就労継続支援B型の全国平均工賃は月額2万3千円台。
多くの事業所が
・市場で売れる商品の開発が難しい
・単価の低い作業に依存する構造
・努力しても工賃が上がりにくい
といった課題と向き合い続けています。
カラードリームも同様に「もっと工賃を上げたいが、既存の枠組みでは難しい」という壁に直面していました。
■そこで、福祉 × 職人という新しい挑戦へ
山田工業所は、横浜中華街の料理人から絶大な支持を集める老舗工房で、中華街シェアは約8割とも言われています。
今回の共同開発では
職人が一枚の鉄を打ち出す本格中華鍋の製造工程 に加え、
福祉事業所の利用者が調査・検品・梱包準備などの工程に参加。
利用者の作業がそのまま商品の価値となり、
工賃アップにつながる新しいモデルを形にしました。

■大きな反響の理由
今回のプロジェクトが注目された背景には、次の3点があります。
社会性
福祉 × 職人の共同開発という新しい価値づくり
話題性
公開1時間で目標達成、初日100万円以上の応援購入
プロスペック性
家庭で使いやすい27cmの軽量・打ち出し製法鍋
特に、福祉の挑戦を応援したいという声が多く寄せられています。
■代表コメント(株式会社firstclass 代表取締役 小川広志)
工賃を上げることは長年の課題でした。今回のプロジェクトでは、利用者さんの役割がそのまま価値につながる仕組みを初めて形にできました。
今回の成功はゴールではなくスタートです。利用者さんが誇りを持って働ける場を増やし、工賃アップにつながるモデルを広げていきたいと思います。

■プロジェクトページ(Makuake)
https://www.makuake.com/project/atsu_chukanabe/
■会社概要
株式会社firstclass
所在地:大阪府大阪市西淀川区出来島2丁目9番7号
事業内容:就労継続支援B型事業、ハンドメイド事業、訪問介護、相談支援
運営施設:カラードリーム、ケアステーションキキ~聴~
■本件に関するお問い合わせ先
株式会社firstclass
担当:小川広志
Email:ogawa@kiki.ne.jp
Instagram:@tryger_h
所在地:大阪府大阪市西淀川区出来島2丁目9番7号
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