【長野・安曇野】土が描く記憶の脆さと、空間の熱量。彫刻家・濱田卓二の個展「記憶と断片」がTOO Art Galleryで開幕

「命」と「ものごと」の循環を追う表現者が、過去となって解体される「記憶」へ迫る。TOO Art Galleryと共鳴する、静謐で確かな陶彫刻の世界

株式会社KOKAGE

長野県安曇野市の「TOO Art Gallery」にて、彫刻家・濱田卓二による個展「記憶と断片 -Fragments of Memory-」を開催します。本展では、これまで「命」や「ものごと」の循環をテーマに制作を重ねてきた濱田卓二が、「過去となった瞬間から解体される人間の記憶」に焦点を当てた最新の陶彫刻作品を発表。

会場となる「TOO Art Gallery」を手掛けたチームとの出会いや熱量に感銘を受けたことから実現した本展、会場では作品を鑑賞するだけではなく、隣接する「YO-LO.」のマラサダや美味しいコーヒーも同時にお楽しみいただけます。

◼︎ SOLO EXHIBITION 濱田卓二 個展「記憶と断片 -Fragments of Memory-」

脳裏に焼き付く歓びや悲しみ。

強い光を放ちフラッシュバックする光景。

昨日の一日。

それらの記憶を思い起こそうとしても、

解像度は低く、コマ送りのような断片的な光景しか浮かび上がらない。

記憶というものは過去となるその瞬間から解体され、断片化されるのかもしれない。

であるからこそ、人は未来を見据え。

であるからこそ、遠くの人を大切に思い続け。

であるからこそ、人は過ちを繰り返すのだろう。

記憶から成り立つ相互の関係というものは、

想像以上に儚く、時に危うく脆いものなのかも

しれない。

これまで私は「命」や「ものごと」が巡りゆく循環をテーマとして制作を続けてきました。

本展ではその流れの延長として「記憶」に焦点をあて、これまで同様に陶による彫刻表現を試みています。

◼︎ 空間の熱量とぶつかり合う ― 本展開催にあたって

TOO Art Galleryを拝見して、空間に秘めた手掛けた方々の熱量に感動したのがきっかけです。

個性的な要素を点在させながらも混在して濁ることはなく、熟考して作られた空間から、作り手たちのお互いへの尊重が伝わってきます。

Instagramでの1通のDMから始まった代表の百瀬さんやKOKAGEスタッフの皆さんとの出会いを通じ、彼らの高い感性や夢に向かう姿、そして作品の配置や照明に至るまで親身なアドバイスに深く敬服いたしました。

彼らの感性に触れることが自身の表現性を深めることに繋がると考え、作品を介して彼らと思いっきり正面からぶつかり合ってみたいと思い個展の開催を決意しました。

◼︎ WORKS | 土が紡ぐ記憶と、時を巡る造形

2023年 個展「土たちの詩話」朝日美術館

縄文文化が宿る地での展覧会を企画いただき、縄文人が土器作りに用いた土と同じ土を使って作品を制作しました。

自然土を扱うことは市販土に比べて難しく、採取した土を窯で焼けるようになるまで手をかけ育てなければなりません。その結果、それまで失敗と思っていた割れやヒビも土の個性として受け入れられるようになり、現在の作品へとつながりました。

▶︎ https://hamadatakuji.art/exhibition/

《〇△□‐Stratum-》2003 朝日美術館収蔵

Stratumとは地層の意。

同じ土でも焼く度に表情を変えることに着眼し、年代ごとに色見を変える地層をモチーフとした作品です。

長野県朝日村で採取した粘土を焼いた作品です。

三段ともに同じ土を同時に焼いており、自然の土の豊かな表情に感動を覚えました。

《Component of the earth -この星の成分‐ 》2026

かたちは船をモチーフとしています。

私が造形の素材としている粘土は、火山で噴火した花崗岩に雨水が浸食して粉砕され形成されたものです。その粘土はその後さらに粉々になり海の奥深くへと浸食されてゆきます。そして地球のプレートの一部となり、また火山となって地上に姿を表し、粘土となります。そのサイクルは数十億年という果てしない歳月を要し、粘土はまるで地球を旅する旅人であり、その連想として船を形のモチーフとしました。

◼︎ ARTIST PROFILE | 彫刻家・濱田卓二の歩み

1984  京都府出身

2007  金沢美術工芸大学美術工芸学部美術科彫刻専攻卒業

      第8回 アート・ミーツ・アーキテクチャーコンペティション入選

2009  金沢美術工芸大学大学院美術工芸研究科彫刻専攻修了

2018  くにたちアートビエンナーレ第2回野外彫刻展入選 国立市作品設置

2019  松本芸術文化協会芸術賞受賞

2022  個展「土とのかたち‐〇△□‐」(安曇野市中央図書館「みらい」)安曇野市教育委員会主催

      第3回枕崎国際芸術賞展「協賛賞」

2023  個展「土たちの詩話」(朝日美術館) 朝日美術館主催

2024  長野県博物館協議会令和5 年度優秀企画展賞「土たちの詩話」

2025  個展「Crossing Over」ストライプハウスギャラリー(六本木)

        個展「ふね山のぼる」無印良品ツルヤ安曇野穂高

2026  個展「記憶の断片」TOO Art Gallery

◼︎ INFORMATION | 開催概要・作家在廊日程

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濱田卓二 個展「記憶と断片」

会期:2026年7月18日(土)〜 9月6日(日)

休廊日:水曜日・木曜日 ※8月12日・13日は特別開廊

開廊時間:10:00〜18:00

会場:TOO Art Gallery(長野県安曇野市穂高996-5 | JR柏矢町駅から徒歩5分)

Instagram:@too.azumino 

観覧:作品のご観覧のみも可能です。また会場ではお隣「YO-LO.」のマラサダやコーヒーもお召し上がりいただけます。

作家在廊予定日:8月10日 午前中/ 8月15日 10:00~18:00 / 8月21日 午前中 / 8月30日 10:00~18:00 / 9月4日 10:00~18:00 / 9月6日 12:00~18:00

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会社概要

株式会社KOKAGE

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URL
https://www.instagram.com/yolo_roadside_factory/
業種
飲食店・宿泊業
本社所在地
長野県安曇野市穂高 996番地1
電話番号
090-8770-6157
代表者名
百瀬徹也
上場
未上場
資本金
300万円
設立
2024年12月