「THE WELLBEING WEEK 2026」を2026年3月に開催

世界的研究者の基調講演から150件規模のワークショップまで、10周年の節目に「ウェルビーイング」を考える10日間

一般社団法人ウェルビーイング学会

2025年12月25日 13時23分

幸せやウェルビーイングについて本気で考え実践するイベントが10周年

THE WELLBEING WEEK 2026

〜人類と地球のウェルビーイングを目指して～

幸福学の第一人者である前野隆司氏（武蔵野大学ウェルビーイング学部長、慶應義塾大学名誉教授）が代表理事を担うウェルビーイング学会が主催者となり、THE WELLBEING WEEK 2026実行委員が運営する、「THE WELLBEING WEEK 2026」の開催が決定しました。

「ウェルビーイング」という言葉が十分には知られていなかった2017年にスタートし（当初は「Shiawase シンポジウム」名称）、毎年3月20日の「国際幸福デー」に合わせて開催されてきたボランティア主導の本イベントは、多様性のある企画を通して、社会全体のウェルビーイングを高めていくことを目指してまいりました。そして、この10年間に「ウェルビーイング」は政策や教育指針にも取り入れられるようになりました。

2026年に10周年を迎え、アカデミックな礎となるウェルビーイング学会の下、新たに企業や教育機関との連携も加え、さらに、広く、深く、地球全体のウェルビーイングを高めるために行動してまいります。

【本件のポイント】　

１．「THE WELLBEING WEEK2026」を2026年3月13日（金）～22日（日）に開催

・ウェルビーイングの世界的研究者、シカゴ大学大石繁宏教授による基調講演開催

・「ウェルビーイング」の名を冠する国内大学・大学院によるシンポジウムを開催

・世界初のウェルビーイング学部・武蔵野大学ウェルビーイング学部生によるイベント開催

・その他、期間中、様々な視座でウェルビーイングを本気で考え実践する企画が目白押し

２．一般募集によるワークショップの受付中（最終受付：2026年1月25日（日））

・期間中、約150件相当（例年から推測）のワークショップ等を開催予定

３．10周年を記念し、ウェルビーイング活動に関心が高い企業や教育機関が様々なイベントを共催

【イベント概要】

・タイトル：「THE WELLBEING WEEK 2026」

　　　　　　～人類と地球のウェルビーイングを目指して～（May all beings be well and happy）

・主催　　：ウェルビーイング学会

・運営　　：THE WELLBEING WEEK2026実行委員会（実行委員長　前野隆司）

・開催日程：2026年3月13日(金)～22日(日)（全10日間）

・実施方法：オンライン+一部企画のオフライン会場開催（武蔵野大学キャンパス予定）

・参加費　：すべて無料

・内容　　：①基調講演・対談、②発表（プレゼンテーション・ワークショップ）

・その他詳細：公式HPをご参照ください。https://well-being-week.com/2026/

　※ウェルビーイング活動に関心が高い企業や教育機関による共催イベントも同時に開催されます。

・共催　　：【教育機関】全国の教育機関（現在調整中）

　　　　　　【企業】朝日新聞社・SIGNING、株式会社アライブメディケア、コマニー株式会社、

　　　　　　　　　　住友生命保険相互会社、株式会社パソナグループ、他調整中

【公式イベントについて】

▼３月22日（日）

「THE WELLBEING WEEK 2026 基調講演・シンポジウム」

幸せにまつわる各界の第一人者らが登壇する基調講演や対談を開催。様々な視座から“わたしの幸せ、あなたの幸せ、みんなの幸せ”を考える機会を提供し、社会全体のウェルビーイングを高めていくことを目指します。

日　時：3月22日（日）

会　場：武蔵野大学有明キャンパス５号館

オンライン（同時配信）（https://well-being-week.com/2026/）　

主催：ウェルビーイング学会、武蔵野大学しあわせ研究所

運営：THE WELLBEING WEEK2026実行委員会

共催：武蔵野大学ウェルビーイング学部

当日予定と登壇予定者（敬称略）

9:30～10:20 シンポジウムの趣旨説明と現状説明

前野隆司（武蔵野大学ウェルビーイング学部長）

10:30～12:00　基調講演

大石繁宏（シカゴ大学教授）

『ウェルビーイング研究の過去と未来：グローバルな観点から』

<司会：前野隆司(武蔵野大学ウェルビーイング学部長）>

12:00～13:00　昼休み

13:00～16:00　シンポジウム

『ウェルビーイング教育・研究のこれから』

　登壇者調整中

16:10～16:30　閉会式（予定）

※テーマや登壇者プロフィール、お申込み方法は、公式HPをご参照ください。

https://well-being-week.com/2026/

▼３月21日（土）

武蔵野大学ウェルビーイング学部生企画

2024年4月に武蔵野大学に世界初となる「ウェルビーイング学部」が誕生して、早２年。本企画は、ウェルビーイング学部ウェルビーイング学科の1，2年生が、参加者が「ウェルビーイング」を感じられるような時間を提供します。

日時：3月21日（土）時間未定

会場：武蔵野大学武蔵野キャンパス5号館CLS＋オンライン（同時配信）　

主催：ウェルビーイング学会、武蔵野大学ウェルビーイング学部

※詳細とお申し込み方法は、公式HPをご参照ください。

https://well-being-week.com/2026/

【一般募集によるワークショップについて】

2026年３月14日から21日にかけて、ワークショップ（プレゼンテーション）の枠を設けます。

ここには、どなたでも、ウェルビーイングという軸に沿った多岐に渡る内容で、無料で応募することができます。そして、参加者はどのワークショップにも無料で参加できます。出展・参加ともに幅広く門戸が拡げられており、THE WELL-BEING WEEKならではのスタイルです。

基本的にはオンラインですが、10周年イヤーの2026年は、限定枠になりますが、３月15日に武蔵野大学武蔵野キャンパスにてオフラインで実施できる枠を設けました。

◆ワークショップスケジュール：下記の黄色枠　（同時間に複数のワークショップが開催されます）

◆お申し込み登録フォーム

https://forms.gle/PFqYB6vt4EijzANk9

◆申込み〆切

第１次〆切：2025年12月28日(日)

最終〆切　：2026年01月25日(日)

※リアル会場となる教室の割り当てについては応募者にヒアリングのうえ調整いたします。

【関連イベントについて】

「第4回ウェルビーイング学会学術集会」

テーマ：Better co-being

日　時：2026年3月21日(土)　9:55～16:00（予定）

会　場：ベネッセハウス(@直島)　※オンラインによるハイブリッド開催

大会長：宮田裕章（慶應義塾大学　医学部　医療政策・管理学教室教授）

学術集会webサイト：https://society-of-wellbeing.jp/4th_wellbeing/index.html

＊学会員向けイベントです。一般参加の場合も事前申し込みが必要となります。（有料）

※その他、共催企業や教育機関のイベントが開催される予定です。

【THE WELLBEING WEEK ウェルビーイングウィークとは？】

「THE WELLBEING WEEK」は、毎年3月20 日の「国際幸福デー」に合わせて実施され、過去９回の開催により、着実に参加者の層を拡げてきた「ウェルビーイング」に関する日本最大級のイベントです。（当初は「Shiawase シンポジウム」という名称で開催。）

2026年は、10周年を記念し、共催イベントとも連携し、アカデミックな礎となるウェルビーイング学会の下、新たに企業や教育機関との連携も加え、さらに、広く、深く、地球全体のウェルビーイングを高めてまいります。

▼ウェルビーイングとは？

ウェルビーイングは、身体的・精神的・社会的に良好な状態にあることを意味する概念で、近年では社会の至るところで、重要性が語られています。ウェルビーイングは、GDP（国内総生産）のような従来型の経済指標とは異なる視点で、豊かな社会を目指すコンセプトです。また、ウェルビーイングは、画一的な価値観ではなく、持続的な生活への満足感や充実度を指す価値観であり、一人ひとりの個性と強みに応じて多様です。

▼実行委員長挨拶

THE WELLBEING WEEK 2026実行委員長

前野隆司

国連が定めた国際幸福デー（3月20日）の前後に開催して参りましたTHE WELLBEING WEEKも、早いもので10年目を迎えました。

これまでは一部の大学の主催という形をとってきた本イベントでしたが、10周年にあたり、ウェルビーイング学会が主催、多くの大学や企業が共催という、従来以上に公共性を高めた形にリニューアルいたしました。

今年のテーマは、May all beings be well and happy（人類と地球

のウェルビーイングを目指して）。「すべての生きとし生けるものがウェルビーイングかつハッピーでありますように」という願いを込めたキャッチフレーズです。

環境問題、戦争・紛争、格差拡大、パンデミック、少子高齢化、SNSの進展、生成AIの進展などによって社会課題が拡大し未来の予測が困難となっている現代社会において、マクロからミクロに至る様々な分断をストップし、みんながみんなの幸せを目指す世界へ、世界を再編成することが急務です。そんな思いを込めて、みんなでみんなの幸せを考える10日間、THE WELLBEING WEEK 2026を開催します。いっしょによりよい世界を創りませんか。これから生まれてくる未来世代のためにより良い地球を残しませんか。そんな思いを込めた10日間。あなたとご一緒できることを楽しみにしています。心より願っています。あなたが幸せでありますように。世界の生きとし生けるものが幸せでありますように。