Ibex、「OIST Innovation Startup Accelerator 2026」 にExternal Partnerとして参画
沖縄から世界のDeepTechスタートアップの日本市場進出を後押し


Ibex Japan株式会社(以下「Ibex」)は、沖縄科学技術大学院大学(OIST)が実施する「OIST Innovation Startup Accelerator 2026」にExternal Partnerとして参画します。
OIST Innovation Startup Acceleratorは、科学技術を基盤とする起業家・スタートアップを対象に、約10カ月にわたりCommercial R&D、Customer Discovery、Go-to-Market(GTM)などを実践しながら、研究成果・技術を市場で求められる事業へと転換していくアクセラレータープログラムです。短期的なInvestment Readinessに先立ち、顧客検証や事業トラクションを通じて「Investment Worthiness」を高めることを重視しています。
Ibexは10月下旬からOISTでInvestment Readinessプログラムを実施します。投資家視点から各社の事業・技術上のギャップを整理し、資金調達に向けたマイルストーン、Investment Thesis、デューデリジェンス、データルームを構築します。
続く11月1日から3日の3-Day Bootcampでは、Problem、Market、Technology、Business Model、Traction、Financialsなど、DeepTechの資金調達に必要な要素を体系的に整理するとともに、集中的なピッチトレーニングを実施。直後に開催される「OIST-Lifetime Startup Elevate 2026」での投資家との対話に備えます。Startup Elevate後は、実際の投資家から得たフィードバックやリードを起点に、フォローアップ、デューデリジェンス、データルームの高度化、Term Sheetへの理解、次の資金調達・成長戦略の策定まで継続的に支援します。最終フェーズでは、2027年2月のShowcase / Graduation Pitchに向け、プログラムを通じて積み上げたトラクションと成長ストーリーを統合していきます。
世界から選抜された4社が、沖縄から次の成長ステージへ
2026年度は、AgriTech、MedTech、Biotech、Circular Economyの4領域から、異なる技術・事業ステージにあるDeepTechスタートアップが選抜されています。

植物の光合成能力を高め、暑熱環境下における農作物の収量・品質向上を目指すAgriTech / FoodTechスタートアップ。国内農業法人とのPoCに加え、東南アジアでも実証を推進中。

スマートマテリアルと4Dプリンティングを活用した再利用可能な医療用キャストを開発するシンガポール発MedTechスタートアップ。海外で事業実績を持ち、日本市場への展開も目指す。

AIを活用した抗体探索プラットフォーム「AbSapien」を開発するBiotechスタートアップ。大阪大学で研究利用が進むほか、米国Biotech企業との実証にも取り組む。

産業廃棄物やバイオマス等を高付加価値な土壌資材へ転換するCircular Economyスタートアップ。沖縄でMVP開発を進め、地域産業との連携やフィールドPoCを目指す。
OIST Innovation, Accelerator Program Lead
Yannick Gayama氏 コメント

私たちのアクセラレータープログラムは、プログラム終了後もスタートアップが成長を続け、その先のステージへ進むことを目指しています。そのためには、サイエンスを起点とするスタートアップへの深い理解を持つ投資家との連携が不可欠です。日本において、グローバルな起業家や研究開発型ディープテックの支援に取り組んできたAntlerおよびIbexは、起業家育成から継続的な成長支援、資金調達までをつなぐOISTのパートナーとして、非常に親和性の高い存在です。
Ibexとの連携を通じて、OIST発のスタートアップが日本で事業成長に伴うリスクを一つひとつ乗り越え、次の成長ステージへ進むことを支援していきたいと考えています。今回のパートナーシップは、沖縄のスタートアップ・エコシステムを日本国内、そして世界へとつなげていく重要な一歩になると期待しています。
Head of Ibex APAC, Partner at Antler / Ibex Japan株式会社 代表取締役
Sandeep Casi コメント

DeepTechの成長には、優れた研究や技術だけでなく、それを顧客、市場、そして資本へとつなげていく力が必要です。OISTには、世界水準の研究環境と、科学技術を事業へと転換するためのユニークなエコシステムがあります。
私たちはその中で、スタートアップが投資家との対話に備え、そこで得た機会を次の資金調達や成長へとつなげる役割を担います。Startup Elevateを一つの重要なマイルストーンとして、4社それぞれの可能性を次のステージへつなげていきます。
Ibex, Executive Director / Program Lead
Elliott Ahn PhD コメント

DeepTech領域の資金調達では、優れた技術だけでは十分ではありません。スタートアップには、どのリスクを解消する必要があるのか、そのためにどのようなマイルストーンを達成すべきか、そしてその達成がどのように企業価値の向上につながるのかを明確に示すことが求められます。
私たちの支援は、単なるピッチのブラッシュアップにとどまりません。各チームとともに、資金調達戦略の策定、Investment Thesisの構築、データルームの整備、デューデリジェンスへの対応、そして実際の投資家との面談後のフォローアップまで、一貫して支援します。Startup Elevateを通じて生まれた投資家との対話を、各社にとっての具体的な次のアクションにつなげることが私たちの目標です。
About Ibex

Ibex Japan株式会社は、グローバルベンチャーキャピタルAntler(本社:シンガポール、CEO:Magnus Grimeland)100%出資の子会社として設立しました。DeepTech・AI領域を中心に、大学発スタートアップの海外進出支援、企業におけるベンチャービルディング支援を展開しています。
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