“私の「できた」が誰かの勇気になる” 1型糖尿病とともに生きる日々への理 解を広げる「インスリンポンプの日」キャンペーンに全国から約200件の「できた」が集結
寄せられた「できた」をつないだモザイクアートを公開
ミニメドジャパン合同会社(本社:東京都港区/以下、ミニメドジャパン)は、“私の「できた」が誰かの勇気になる”をテーマに実施した「インスリンポンプの日」キャンペーンの結果を発表しました。本キャンペーンは、1型糖尿病とともに生きる方々の日々の経験や想いを共有し、社会の理解や共感を広げることを目的に、日常のさまざまな「できた」を募集したものです。全国のインスリンポンプユーザーやそのご家族をはじめ、医療従事者、1型糖尿病コミュニティの皆さまなどから205件の応募が寄せられました。応募者一人ひとりの経験や想いを一つにつないだモザイクアートを公開しました。

ミニメドジャパンの日本法人社長 岡 光代は次のように述べています。
「本キャンペーンを通じて、多くの方に日々の『できた』を共有いただけたことを大変うれしく思います。一つひとつの投稿には、それぞれの暮らしの中で積み重ねられてきた経験や想いが込められていました。こうした経験や想いが共有されることで、1型糖尿病とともに生きる方々への理解や共感が広がるだけでなく、互いをより身近に感じ、支え合うきっかけになればと願っています。」
日本IDDMネットワーク 理事長の岩永 幸三氏は、次のように述べています。
「『お母さんになれた』『一人でお泊まりができた』『アイスクリームを気兼ねなく楽しめた』。今回寄せられた一つひとつの声の背景には、1型糖尿病とともに生きる方々の、外からは見えづらい日々の努力や挑戦があります。皆さんの声は、私たちの活動にも力を与えてくれます。1型糖尿病とともに生きる私たちが、こうした喜びを当たり前に経験できる社会を目指して、一緒に歩んでまいりましょう。」
約200件の応募から寄せられた「できた」の声
本キャンペーンには、インスリンポンプユーザー68名を含む、多様な立場の方々から205件の応募が寄せられました。学校や仕事、家族との時間、趣味や挑戦など、投稿には一人ひとりの日常の中で積み重ねられたさまざまな「できた」の瞬間がつづられました。今回は、その中からインスリンポンプユーザーの皆さまから寄せられた声を中心にご紹介します。
食事や外出を楽しむ声
投稿には、食べたいものを楽しむことや、外食や旅行先での食べ歩き、友人との食事などを楽しむ様子が数多く寄せられました。
「注射の打てる場所やタイミングを気にせずに外食ができた」
「駅の立ち食い蕎麦屋。美味しそうな匂い。ポンプならいける。美味しい牛蒡天そば、ご馳走様でした。」
「食べたいものを気兼ねなく食べられるようになった!食をメインにした旅行も、友達も一緒に楽しめました。」

子どもの成長、自立、そして家族の安心
投稿には、子どもたちの成長や挑戦を喜ぶ声も多く寄せられました。
「小5の娘が、(インスリンポンプの)注入セットの差し替えを自分でできた」
「この夏、近所の祖母宅で初めてお泊まりしました!普段は夜間の低血糖が心配な小学1年生の1型糖尿病の娘も、お姉ちゃんたちと親抜きでお泊まり。親は遠隔で見守り、無事に朝を迎え、思いっきり楽しんできたようです。」
また、
「夜間の低血糖の頻度が減り、本人だけでなく親の睡眠不足も解消された。また、安心して眠れるようになった。」
という声も寄せられました。子どもたちが少しずつできることを増やしていく姿とともに、それを見守る家族の安心や喜びが感じられる投稿も多く見られました。

仕事や社会との関わりの中で
投稿には、それぞれの職場や活動の場で、自分らしく働き、専門性を発揮する姿を語る声も見られました。
「3歳からインスリン治療を続け、たくさんのスティグマ(周囲からの偏見や誤解)の中で生きてきました。今は看護師として働き、CDEJ(日本糖尿病療養指導士)として糖尿病医療に携わっています。先日、看護師長から『専門分野を持って働けていることがうらやましいと思いました』と言っていただきました。あの頃の自分には想像もできなかった言葉です。」
「発症して2年でやっとポンプ導入できました!IDDM(インスリン依存型糖尿病)持ちのナース1年目としてポンプと一緒に頑張ります。」
「接客業なので、お客様対応中は低血糖への対処が難しく、少し高めの血糖値を維持せざるを得ませんでした。仕事中の血糖管理が思うようにならずストレスを感じていましたが、今は期待する範囲内に収まっています。体調に異変を感じた際にすぐ血糖値を確認できるのもうれしいです。」
という声も寄せられ、それぞれの職場や活動の場で、専門性を発揮しながら自分らしく活躍する姿がうかがえました。
新たな挑戦や人生の節目
投稿には、人生の節目や、自分らしい目標への挑戦を語る声も数多く寄せられました。
「お母さんになれた!学生時代から1型糖尿病の私も無事お母さんになることができました。」
「留学に行けた」
「バイク免許取得という新しい挑戦ができた!」
さらに、60代の方からは、
「低血糖への不安からロードバイクはやめるよう勧められていましたが、今は主治医の指導のもと山登りも含めて趣味を楽しんでいます。次の目標はグラベルバイク(砂利道なども走れるスポーツ自転車)復帰です!」
という声も寄せられました。年齢やライフステージを問わず、それぞれの目標や挑戦に向き合う姿がうかがえる投稿が多く見られました。

まとめ
今回寄せられた「できた」には、学校や仕事、家族との時間、趣味や挑戦など、それぞれの暮らしの中で積み重ねられたさまざまな経験や想いが表れていました。こうした声が共有されることで、1型糖尿病とともに生きる人々の日常への理解が広がり、一人の「できた」が誰かの気づきや励みにつながることをあらためて感じる機会となりました。
キャンペーン結果
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応募件数:205件
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寄付:認定特定非営利活動法人 日本IDDMネットワークへ15,375円を寄付予定
(応募件数205件に基づき、1件あたり75円として算出) -
モザイクアート、動画、投稿全コメントの公開先:
「インスリンポンプの日」キャンペーン結果発表ページ(啓発サイト インスリンポンプ.jp)
https://www.insulin-pump.jp/ipd/2026/result/
【1型糖尿病について】
1型糖尿病は、膵臓のインスリンを産生する細胞(β細胞)が自己免疫などの要因によって機能を失うことで発症する病気です。膵臓からのインスリン分泌がほとんどなくなるため、毎日のインスリン補充が欠かせません。発症は子どもや若年層に多く見られますが、年齢を問わず、幅広い年代で発症する可能性があります。また、生活習慣とは無関係に、ある日突然発症するため、現在もその原因解明に向けた研究が続けられています。
国内の1型糖尿病患者数は約9万2千人†と推定されており、長期にわたる継続的な治療が必要です。患者さんの数が少ないこともあり、1型糖尿病についての正しい理解はまだ社会に十分に浸透しているとは言えません。そのため、十分に知られていないことで生じる誤解から、学校や職場などで1型糖尿病の当事者が困難を経験するケースも少なくありません。1型糖尿病とともに生きる人々が安心して、自分らしく過ごせる環境を作るためには、正しい理解と共感を社会全体で広げていくことが求められています。
† 2017年厚生労働科学研究 田嶼班
【インスリンポンプについて】
インスリンポンプとは、主に1型糖尿病をはじめ、インスリン治療を必要とする方が体に装着し、皮下に細くやわらかいチューブ(カニューレ)を留置して、小型の携帯ポンプで持続的にインスリンを注入する医療機器です。最近では、自動インスリン注入(AID)の機能を備えたものも登場しています。これらのシステムは、血糖の変化‡ を持続的にモニタリングし、インスリン投与を自動的に調整§ することで、目標とするグルコース範囲にいる時間(Time In Range:TIR)の増加や、血糖管理目標の達成に寄与することが期待されており、AID療法は、海外をはじめ日本でも1型糖尿病の標準治療としての位置づけが広がりつつあります。
従来の頻回インスリン注射(MDI)と比較して、AID療法は、一人ひとりの状態の変化に応じたインスリン投与を可能とし、血糖管理の改善を支援するとともに、日々の糖尿病管理の負担軽減が期待されます。長期的には、血糖値を目標に近い状態で保つことが、将来的な合併症リスクの軽減にもつながると考えられます。こうした技術の進化とともに、「夜間も安心して眠れるようになった」「やりたいことに集中できる時間が増えた」 など、日々の生活に変化を感じる患者さんの声が多く聞かれています。インスリンポンプ療法は、糖尿病とともに生きる人々の「自分らしい毎日」を支える選択肢として、進化を続けています。
‡ 血糖値と相関する皮下グルコース値を持続的に測定することで、血糖の変化をとらえています。
§ 基礎インスリンの自動調節機能を指します。食事の際の追加のインスリン投与(食事ボーラス)は別途操作が必要です。
【インスリンポンプの日について】
「インスリンポンプの日」(毎年7月5日)は、当社により制定され、2025年に一般社団法人日本記念日協会に認定された記念日です。本記念日は、インスリンポンプ療法への理解を社会に広げていくことを目的としています。この7月5日という日付は、血糖管理の指標の一つであるTIR(Time In Range)において、70%以上を目標とすることが望ましいとされていることから、「TIR 70%以上へGo(5)」の語呂合わせから定められました。
MiniMed(ミニメド)について
MiniMedは、インスリンデリバリー分野の世界的リーダーとして、約80カ国で糖尿病とともに生きる人々を支える治療法の進化を牽引しています。インスリンデリバリーシステム、CGM、アルゴリズム、そして使いやすいアプリ体験まで、すべてのソリューションを網羅し、シームレスに連携する統合エコシステムを構築し、きめ細やかで包括的なサービス体制で支えています。40年以上にわたり、ニーズを先取りし、日々の治療の負担を軽減しながら、糖尿病とともに生きる日々をよりシンプルにする、信頼されるソリューションを開拓し続けてきました。私たちの使命は、糖尿病とともに生きるすべての人々の毎日を、もっと良い日にすることです。
※メドトロニックの糖尿病事業部門ダイアビーティスは2026年3月、MiniMedとして新たな一歩を踏み出しました。
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