【子どものお小遣い調査】半数以上(54.0%)が「定額制ではない」── 子どもの管理は「残金で把握」「使いっぱなし」で4割超

小中学生の子どもをもつ母親300名に聞いた、お小遣いの渡し方・金額の相場・管理方法 ── 過半数の家庭が「都度払い」、約4割が「残金で把握」「使いっぱなし」の実態

株式会社NilCraft

小中学生家庭の54.0%が「定額制ではない」、子どもの管理は約4割が「使いっぱなし」

物価高や教育費の上昇が続くなかで、各家庭は子どもにいくらのお小遣いを、どんなルールで渡しているのでしょうか。「毎月決まった額を月初に」というかつての「お小遣いの定番スタイル」は、今もなお多数派なのか。学年が上がるごとに金額はどう変わるのか。そして、もらったお小遣いを子ども自身はどう管理しているのか── ご家庭ごとに様子は大きく異なる一方で、その実態が語られることは、意外と少ないテーマでもあります。

そこで、家計管理アプリ「お小遣い帳 ポケマネ」を開発・運営する株式会社NilCraft( https://nilcraft.jp/ )は、子どものお小遣いを取り巻く家庭の実態を明らかにするため、全国の20歳〜59歳の女性のうち、小中学生の子どもをもつ方300名を対象にインターネット調査を実施しました。

本調査の結果、過半数の54.0%の家庭が「定額制ではなく、必要な時に都度払いでお小遣いを渡している」と回答していることがわかりました。さらに、定額制で渡している家庭の中でも、子ども自身の管理は「財布の残金だけを見て使っている」26.7%、「全く管理しておらず、あるだけ使っている」16.3%と、合計約4割(43.0%)が「財布の残金で把握」「使いっぱなし」の状態でお小遣いを使っており、スマホアプリで管理している子どもはわずか8.0%にとどまる実態が浮き彫りになりました。

【本調査における主な結果】

・お小遣いの渡し方は、「定額では渡していない(必要な時に都度払い)」が54.0%で過半数

・定額で渡す家庭の中で最多の金額帯は「500円〜1,000円未満」9.3%、続いて「1,000円〜2,000円未満」7.7%

・学年が上がるごとに相場は大きく変化。小学校低学年は「500円〜1,000円未満」帯が中心、中学生は「3,000円〜5,000円未満」帯が主流に(Q1×Q2クロス集計)

・お小遣いの見直し方は「学年が上がるごとに、毎年ほぼ一定額ずつ増やす」26.1%が最多、「進学の節目で増やす」「計算式・目安で増やす」が各18.8%

・子どもの管理方法は「財布の残金だけを見て使っている」26.7%が最多、「全く管理しておらず、あるだけ使っている」16.3%と合わせ、約4割(43.0%)が「財布の残金で把握」「使いっぱなし」

・スマホアプリで管理している子どもはわずか8.0%、手書き記録も16.3%にとどまる

※調査方法や対象者などの詳細については、後述の「調査の実施概要」をご覧ください。


主な調査結果

1.小中学生家庭の半数以上は「定額制ではなく、必要な時に都度払い」── 定額制で渡す中で最多は「月500円〜1,000円未満」9.3%

物価高や教育費の上昇が続くなかで、各家庭は子どもにいくら、どんな形でお小遣いを渡しているのでしょうか。はじめに、現在のお小遣いの渡し方・金額について質問しました。

Q1. 毎月のお小遣い額──過半数(54.0%)が「定額制ではない都度払い」

最も多かった回答は「定額では渡していない(必要な時に都度払い)」で54.0%(162名)と、過半数を占めました。定額制で渡している家庭の中では、「500円〜1,000円未満」が9.3%(28名)で最多、次いで「1,000円〜2,000円未満」が7.7%(23名)、「2,000円〜3,000円未満」が7.3%(22名)、「3,000円〜5,000円未満」が7.3%(22名)、「500円未満」が6.7%(20名)、「5,000円〜1万円未満」が6.3%(19名)と続きました。

注目すべきは、「定額制ではない都度払い」が過半数の54.0%を占めている点です。「毎月決まった額を月初に渡す」という従来のお小遣い像とは異なり、必要な時に必要な分を渡すスタイルが、現代の小中学生家庭ではむしろ主流となっている実態が浮かび上がりました。家計の状況や子どもの行動範囲、習い事や友人付き合いに応じて柔軟に対応している家庭が多いことがうかがえます。

2.学年が上がるとお小遣い相場は約3〜5倍に──小学校低学年「500〜1,000円帯」から中学生「3,000〜5,000円帯」へ

定額制で渡している家庭では、子どもの学年によって相場はどのように変わるのでしょうか。Q1(お子様の学年)とQ2(毎月のお小遣い額)でクロス集計した結果を見ていきます。

Q2. 学年別の最頻金額帯──低学年は「500〜1,000円」、中学生は「3,000〜5,000円」へ

小学1〜2年生(n=59)では「500円〜1,000円未満」が11.9%(7名)で最多となり、月1,000円未満で抑えている家庭が多い結果でした。小学3〜4年生(n=58)では唯一「500円未満」が12.1%(7名)で最多となり、学年と相場の関係に一部例外も見られますが、「500円〜1,000円未満」6.9%(4名)が上位に並び、まだ少額帯が中心です。

一方、小学5〜6年生(n=76)になると「500円〜1,000円未満」17.1%(13名)に加え、「5,000円〜1万円未満」11.8%(9名)が現れ始め、金額帯に幅が出てきます。中学生になるとさらに変化があり、中学1年生(n=28)は「1,000円〜2,000円未満」17.9%(5名)、中学2年生(n=33)は「3,000円〜5,000円未満」18.2%(6名)、中学3年生(n=46)は「3,000円〜5,000円未満」17.4%(8名)が最多と、月3,000円〜5,000円帯が主流になります。

小学校低学年の中心帯(500〜1,000円)と中学生の中心帯(3,000〜5,000円)を比較すると、お小遣い相場は約3〜5倍に跳ね上がる計算です。学年の進級は、単に学年が1つ上がるだけでなく、お小遣い額そのものを大きく見直すタイミングでもあることが、データから明確に読み取れます。

3.見直し方は「学年が上がるごとに一定額増やす」26.1%が最多 ── 進学の節目・年齢や学年に応じて金額を決めるも各18.8%、「特に見直さない」も12.3%存在

学年が上がる・進学するタイミングで、各家庭はどのようにお小遣いを見直しているのでしょうか。定額制で渡している138名に対し、見直し方法を質問しました。

Q3. お小遣いの見直し方──26.1%が「学年が上がるごとに一定額増やす」

最も多かった回答は「学年が上がるごとに、毎年ほぼ一定額ずつ増やす」で26.1%(36名)となりました。次いで「年齢や学年に応じた計算式・目安で増やす」が18.8%(26名)、「小学校入学・中学進学など、進学の節目で増やす」が18.8%(26名)と同率で続き、「学年や進学に関係なく、その都度話し合って決める」が14.5%(20名)、「特に見直さず、同じ金額を続けることが多い」が12.3%(17名)、「成績やお手伝いなど、行動に応じて決める」が9.4%(13名)と続いています。

「学年ごと」「計算式」「進学節目」と、何らかの明確な基準を持って見直している家庭は合計63.7%に達し、定額制を採用する家庭の約3分の2が、子どもの成長段階に合わせて意識的にお小遣い額をアップデートしていることがうかがえます。一方、「特に見直さず、同じ金額を続けることが多い」12.3%と「その都度話し合って決める」14.5%を合わせると26.8%と、約4分の1の家庭は明確なルールを設けず、その時々の判断で運用していることもわかりました。

4.子どもの管理は「財布の残金だけで把握」26.7%が最多 ── 「使いっぱなし」と合わせて約4割、スマホアプリ活用はわずか8.0%

では、もらったお小遣いを子どもたち自身はどう管理しているのでしょうか。最後に、お子様のお小遣いの管理・記録方法について質問しました。

Q4. 子どもの管理方法──「残金で把握」「使いっぱなし」で約4割、アプリ活用は8.0%

最多の回答は「記録はせず、財布の残金だけを見て使っている」で26.7%(80名)となりました。次いで「貯金箱に入れて管理している」が21.7%(65名)、「ノートや市販のお小遣い帳に手書きで記録している」と「全く管理しておらず、あるだけ使っている」がともに16.3%(49名)、「スマホアプリを使って記録している」と「親が代わりに家計簿等で管理・把握している」がともに8.0%(24名)と続きました。

注目すべきは、「記録はせず、財布の残金だけを見て使っている」26.7%と「全く管理しておらず、あるだけ使っている」16.3%を合わせると、約4割(43.0%)の小中学生が「財布の残金で把握」「使いっぱなし」の状態でお小遣いを使っている点です。さらに、デジタルネイティブ世代であるはずの小中学生でも、スマホアプリで管理している子どもはわずか8.0%、手書き記録も16.3%にとどまっており、子ども自身の手で「いくら使い、あといくら残っているか」を可視化できているケースは、合わせても4分の1(24.3%)に届きません。

お小遣いの渡し方・金額については家庭ごとに工夫が見られる一方で、「子ども自身がお小遣いをどう管理するか」については、まだ家庭にも子どもにも仕組みが定着していない実態が浮かび上がります。

まとめ:子どもの「お小遣い」は「管理の仕組み」が課題 ──「財布の残金で把握」を「見える化」へ変える小さな習慣

今回の調査からは、小中学生のお小遣いの渡し方・管理方法をめぐる、いくつかの興味深い実態が見えてきました。最も特徴的な発見は、過半数の54.0%の家庭が「定額制ではない、必要な時の都度払い」を選んでいること。「毎月決まった額を月初に」という昔ながらのお小遣い像から、家庭の事情や子どもの状況に合わせた柔軟な渡し方へとシフトしていることがうかがえます。

また、学年が上がるにつれて相場は約3〜5倍に跳ね上がり、見直し方法は「学年が上がるごとに一定額ずつ増やす」が26.1%でTOP。進学節目や計算式での増額も含めると、定額制家庭の約3分の2が明確な基準で見直しを行うなど、各家庭が子どもの成長に応じてお小遣いをアップデートしている姿も浮かび上がりました。

一方で、最も注目すべきは「子ども自身による管理」の実態です。約4割の小中学生が「財布の残金だけを見て使う」「全く管理せず、あるだけ使う」という、いわば「使いっぱなし」に近い状態でお小遣いを使っていることが明らかになりました。スマホアプリで管理している子どもはわずか8.0%、手書き記録も16.3%にとどまっており、せっかくのお小遣いが「お金の使い方を学ぶ機会」になりきれていない現状がうかがえます。

子どもにとってのお小遣いは、単なる小額のお金ではなく、「お金との向き合い方を初めて学ぶ機会」でもあります。物価高で家計のやりくりが厳しい今だからこそ、「いま自分が何にいくら使い、あといくら残っているか」を子ども自身が「見える化」できる仕組みを家庭に取り入れることが、これからの金銭教育において重要なステップになるのではないでしょうか。シンプルなお小遣い帳アプリでの記録を、家庭の小さな習慣として根づかせることが、子どもの「お金の自己管理力」を育てる、現実的で効果的な第一歩といえそうです。


調査の実施概要

調査機関 :自社調査

調査方法 :インターネット調査(アイブリッジ株式会社「Freeasy」)

対象エリア:全国

対象者  :小中学生の子どもをもつ20歳〜59歳の女性

調査期間 :2026年4月22日〜23日

有効回答 :300名


NilCraftについて

株式会社NilCraftは「人の生活を豊かに」をミッションに掲げ、「使いやすさと継続しやすさ」を大切にしたモバイルアプリの開発・運営を行っています。

日常の小さな課題をシンプルに解決し、ユーザーが長く使い続けたくなるアプリづくりを通じて、一人ひとりの生活をより豊かにすることをめざしています。

現在は家計管理アプリ「お小遣い帳 ポケマネ」や、ウォーキング・健康管理アプリ「歩数計 Stepy」など、日々の習慣に寄り添うアプリを提供しています。

お小遣い帳 ポケマネ

◆株式会社NilCraft

設立:2025年1月

本社所在地:〒733-0035 広島県広島市西区南観音4-8-8

代表取締役:山下 雅裕

URL: https://nilcraft.jp/

◆事業内容

モバイルアプリケーションの企画・開発・運営

  • 家計管理アプリ「お小遣い帳 ポケマネ」の企画・開発・運営

  • ウォーキング/健康管理アプリ「歩数計 Stepy」の企画・開発・運営

  • Flutter/Swift/Kotlinを活用したモバイルアプリ開発(受託・自社サービス)

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会社概要

株式会社NilCraft

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URL
https://nilcraft.jp/
業種
情報通信
本社所在地
広島県広島市西区南観音4−8−8
電話番号
-
代表者名
山下雅裕
上場
未上場
資本金
100万円
設立
2025年01月