エクイタスメディカル、みらい創造インベストメンツ・メドレー・住商ベンチャー・パートナーズ等から戦略的資金調達
地域医療承継を支える経営支援パッケージとクリニックDXの新モデル構築へ
医療人材、医療DX、大学発イノベーション、グローバル医療事業の知見を結集
エクイタスメディカル株式会社(本社:東京都、代表取締役:九鬼嵩典、以下「エクイタスメディカル」)は、株式会社みらい創造インベストメンツ、株式会社メドレー、住商ベンチャー・パートナーズ株式会社等を引受先とする第三者割当増資を実施し、地域医療承継を支える経営支援パッケージおよびクリニックDXの社会実装に向けた戦略的資金調達を完了したことをお知らせいたします。
当社は、後継者不足や経営課題を抱える医療機関に対して、承継スキームの設計、承継候補者との調整、経営管理、医療人材の採用・定着、DX、マーケティング、バックオフィス、業務オペレーション改善など、承継前後に必要となる経営支援機能を一体的に提供することを目指しています。
医療機関の開設・運営および医療の提供は、それぞれの医療法人、医師その他の適切な主体が担います。エクイタスメディカルは、MS法人としての立場から、医療機関の独立性および医療従事者の専門的判断を尊重し、地域医療を次の世代へ引き継ぐために必要な非医療領域の支援を提供します。
本ラウンドは、単なる資金調達を目的としたものではありません。今回の戦略的資金調達を通じて、医療人材、医療DX、大学発イノベーション、国内外の医療関連事業に知見を持つパートナーとともに、地域医療承継を支える再現性のある支援モデルを構築してまいります。
背景:地域医療を支えるクリニックの承継・経営課題
日本の医療提供体制は、地域に根差したクリニックによって支えられてきました。
一方で、院長の高齢化、後継者不足、医師・看護師・医療事務をはじめとする医療人材の採用難、紙や人手に依存した業務運営、デジタル化の遅れなどにより、地域に必要な医療機関の継続が困難になるケースが増えています。
医療機関の承継を成立させるためには、後継となる医師や医療法人を見つけるだけでは十分ではありません。承継条件の整理、事業計画の策定、資金調達、医師やスタッフの採用・定着、業務の標準化、患者への案内、ITシステムの整備、集患、経理・労務を含むバックオフィス体制の構築など、承継前後には多岐にわたる対応が必要です。しかし、小規模な医療機関がこれらを単独で実行することは容易ではなく、承継後の経営や運営に対する不安が、承継を妨げる要因の一つとなっています。
エクイタスメディカルは、こうした課題に対し、医療機関そのものの承継主体となるのではなく、承継に必要な経営支援機能を一体化した「地域医療承継支援パッケージ」を提供します。
地域で培われてきた診療方針、医師と患者との関係、スタッフの雇用、医療機関の文化を尊重しながら、承継を担う医師や医療法人が持続的に経営できる環境を、非医療領域から支援してまいります。
エクイタスメディカルが提供する地域医療承継支援パッケージ
エクイタスメディカルは、医療機関の状況や承継主体のニーズに応じ、以下の経営支援機能を組み合わせて提供します。
・承継に向けた経営課題および事業性の整理
・承継スキームおよび事業計画の設計支援
・承継候補となる医師、医療法人等との調整支援
・金融機関、投資家、専門家等との連携支援
・医師、看護師、医療事務等の採用・定着支援
・電子カルテ、予約、問診、CRM等の導入・活用支援
・AIを含むデジタル技術を活用した業務効率化支援
・患者への情報発信、Webサイト、広報、マーケティング支援
・経理、労務、購買その他のバックオフィス支援
・経営数値の可視化および管理体制の整備
・承継前後における業務オペレーションの整理・標準化
・承継後の継続的な経営改善支援
これらのサービスを一体的に提供することで、承継を担う医師や医療法人が診療に集中しやすく、医療従事者が持続的に働ける経営基盤づくりを支援します。
今回の戦略的資金調達の意義
今回の戦略的資金調達では、各パートナーが有する強みを結集し、地域医療承継を支える経営支援パッケージの高度化と、クリニックDXの社会実装を進めてまいります。
みらい創造インベストメンツ:大学発イノベーションと医療現場の接続を支援
みらい創造インベストメンツは、東京科学大学(旧 東京医科歯科大学・東京工業大学)に関連する研究成果、技術、人材、スタートアップの社会実装を支援してきたベンチャーキャピタルです。
エクイタスメディカルは、東京科学大学認定ベンチャーとして、同大学が有する医療、臨床、研究、技術および人的資源との接点を活かし、医療現場の経営課題を起点とした事業開発を進めています。
地域医療の承継やクリニックDXは、個々の医療機関における経営課題であると同時に、大学、研究機関、医療機関、事業会社が連携して取り組むべき社会実装のテーマです。
みらい創造インベストメンツの参画により、大学発の研究成果や技術と地域医療の現場をつなぎ、医療機関の運営を支える新たなサービスや仕組みの開発を加速してまいります。
メドレー:医療人材と医療DXの両面から経営基盤づくりを支援
メドレーは、医療ヘルスケア領域において、医療人材に特化した求人サイトやオンライン動画研修サービスに加え、電子カルテ・薬歴などの医療機関向けの基幹システムなどを通じて、医療現場のデジタル化を推進してきた企業です。
地域医療承継において、承継主体の決定と並んで重要になるのが、医療人材の確保と持続可能な業務体制の構築です。医師、看護師、医療事務などの採用力を高め、医療従事者が長く働き続けられる環境を整備することは、医療機関の承継後の安定した経営を支える重要な要素です。
エクイタスメディカルは、メドレーが培ってきた医療人材の採用・育成や医療DXに関する知見を活用し、支援先医療機関における採用力の強化、業務効率化、患者体験の向上および働きやすい職場環境の整備を推進します。
メドレーとの連携を通じて、地域医療承継支援パッケージにおける「人材」と「デジタル」の機能を強化してまいります。
住商ベンチャー・パートナーズ:国内外の医療関連事業と事業開発の知見を活用
住商ベンチャー・パートナーズは、住友商事グループの事業基盤やネットワークを活用しながら、スタートアップへの投資および事業成長支援に取り組んでいます。
住友商事グループは、国内外で多様な事業開発を行っており、ヘルスケア領域においても、海外でのクリニック事業や国内でのドラッグストア・調剤薬局事業のほか、医療サービス、医療人材事業を展開しています。
エクイタスメディカルは、住商ベンチャー・パートナーズおよび住友商事グループが有する事業開発力、海外ネットワーク、医療関連事業の知見を活用し、地域医療承継支援パッケージの高度化と、国内外で応用可能な医療機関向け経営支援モデルの構築を進めてまいります。
将来的には、国内で蓄積した経営支援、医療DX、人材採用、業務標準化等の知見を活用し、アジアを中心とする海外のクリニック、薬局その他の医療事業者に対する経営支援サービスの展開も検討してまいります。
今後の展望
エクイタスメディカルは、後継者不足や経営課題を抱える医療機関と、承継を希望する医師、医療法人等の双方に対し、承継前後に必要となる経営支援機能を一体的に提供し、診療の実施主体となるのではなく、MS法人として、事業計画、採用、DX、マーケティング、バックオフィス、業務オペレーション等の非医療領域を支援します。
また、今回参画する各社の知見や事業基盤を活用し、個別の医療機関ごとの支援にとどまらず、さまざまな地域や診療科で応用できる地域医療承継支援モデルを構築してまいります。
将来的には、国内で蓄積した医療機関向け経営支援のノウハウを基盤として、アジアを中心とする海外市場における医療事業者向けのDX、人材、バックオフィスおよび経営支援サービスへの展開も目指します。
投資家コメント
株式会社みらい創造インベストメンツ
マネージングパートナー 高橋 遼平、プリンシパル 相澤 浩明
エクイタスメディカルの共同創業者である九鬼さん、伊村さんとは、二人が前職の総合商社に在籍していた頃より、医療業界のサプライチェーンの再構築と、スタートアップだからこそできること、について議論を重ねてきました。
また、九鬼さんは、前職退職から起業までの期間、弊社の客員起業家(EIR)として創業に向けた準備を進めてきました。共に事業開発に取り組んできたからこそ、今回の挑戦に強い確信を持っています。
医療機関の承継や経営は、採用・DX・バックオフィスまで含めた"経営"を、誰が支えるかが問われる時代が来ていると考えております。医療の独立性を尊重しながら非医療領域を一体で担い、再現できる支援の型を築くエクイタスメディカルを、東京科学大学の技術・人材との接続も含めて力強く支援してまいります。
株式会社メドレー
オープンイノベーション室長 藤本 修平
地域医療における"承継"は、人材の採用・定着、業務体制の再構築、デジタル活用、経営管理など、承継後も医療機関が持続的に運営されるための基盤づくりが不可欠です。エクイタスメディカルは、こうした複雑な課題に対し、非医療領域の支援を一体的に提供することで、地域で培われてきた医療を次の世代へつなごうとしています。
メドレーが培ってきた医療人材・医療DXの知見を掛け合わせ、医療従事者がより診療に集中でき、患者に必要な医療が地域で継続される仕組みの構築を、ともに進めてまいりたいと思っております。
住商ベンチャー・パートナーズ株式会社
代表取締役社長 山木 英裕
このたび住商ベンチャー・パートナーズは、エクイタスメディカルへの出資を実施いたしました。同社は、地域医療を支えるクリニックが抱える事業承継や経営課題に真正面から向き合い、医療と経営を分離することで、持続可能な医療インフラの構築を目指しています。日本のクリニック業界では後継者不足や経営人材不足が深刻化しており、同社はそうした社会課題の解決に挑戦しています。
特に私たちが高く評価したのは、創業者である九鬼CEOの強い覚悟と実行力です。九鬼氏は住友商事においてヘルスケア領域の事業開発や投資に携わった後、自らの信念のもと独立し、地域医療の未来に挑戦する道を選びました。その志に共感するとともに、構想を実現へと導く力を備えた経営チームであると考えています。
住商ベンチャー・パートナーズは資本面にとどまらず、住友商事グループのネットワークや事業知見も活用しながら、エクイタスメディカルの挑戦に全力で伴走し、その成長を支援してまいります。
エクイタスメディカルについて
エクイタスメディカル株式会社は、「すべての人に、途切れない医療を。」をミッションに、地域医療承継を支える経営支援パッケージ、医療機関向け経営支援、医療人材の採用・定着支援、DXおよび業務改善サービスを提供する医療スタートアップです。

会社概要
会社名:エクイタスメディカル株式会社
所在地:東京都中央区日本橋堀留町1-3-16-1011
代表者:代表取締役 九鬼 嵩典
事業内容:地域医療承継に関する経営支援、医療機関向け経営支援、医療人材の採用・定着支援、医療DX、マーケティング、バックオフィスおよび業務改善支援
設立:2026年1月16日
URL: https://equitas-medical.com/
本件に関するお問い合わせ
エクイタスメディカル株式会社
代表取締役社長 九鬼嵩典
Email:kuki.takanori@equitas-medical.com
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
