ブルーレイ陣営、HD DVD陣営に大差つける
購入したい次世代DVDメーカー
ブルーレイ陣営、HD DVD陣営に大差つける
~「デジタルハイビジョンおよび次世代DVDに関する調査」より~
【調査概要】
■23.4%が「デジタルハイビジョンTVを所有している」
購入検討まで含め、約半数が強い関心
■ハイビジョン映像に期待するコンテンツは圧倒的に「映画」
■61.7%がハイビジョン録画に不満あり
■53.1%が次世代DVDレコーダーの所有・購入に関心あり
■「購入したいと思う次世代DVDレコーダーのメーカー」はブルーレイ陣営が圧勝。
トップはソニーの53.1%
ブルーレイ陣営、HD DVD陣営に大差つける
~「デジタルハイビジョンおよび次世代DVDに関する調査」より~
【調査概要】
■23.4%が「デジタルハイビジョンTVを所有している」
購入検討まで含め、約半数が強い関心
■ハイビジョン映像に期待するコンテンツは圧倒的に「映画」
■61.7%がハイビジョン録画に不満あり
■53.1%が次世代DVDレコーダーの所有・購入に関心あり
■「購入したいと思う次世代DVDレコーダーのメーカー」はブルーレイ陣営が圧勝。
トップはソニーの53.1%
(※文中にて言及される図についてはお手数ですが、リンク先リリースをご覧下さい。)
株式会社ブランド総合研究所(本社:東京都港区、社長:田中章雄)では、次世代DVDの普及が本格的にスタートした今、HD DVDとブルーレイのどちらがより次世代DVDとしてのポジションを確立しているかの理解に関する調査を2007年7月3日から7日にかけて実施いたしました。
今回の調査は、20代、30代、40代、50代以上を年代別にほぼ同数ずつ抽出した国内の男女1071人が対象となっております。
■23.4%が「デジタルハイビジョンTVを所有している」
購入検討まで含め、約半数が強い関心
今回の調査にあたり、まずデジタルハイビジョンTVに関する状況・意識調査をしました。その結果、現在「デジタルハイビジョンTVを所有している」と答えた方は23.4%に上り、「購入を検討している」の21.2%と合わせて、半数近くの方がデジタルハイビジョンTVに強い関心を寄せています。
また「興味はあるが購入の検討はまだ」の37.4%を加えると、総計82.0%の方がデジタルハイビジョンTVに関心を寄せています(次頁図)。
デジタルハイビジョンTVは国民の一大関心事ともいえる商品であることが伺えます。
■ハイビジョン映像に期待するコンテンツは圧倒的に「映画」
次に、「ハイビジョン映像で見たいコンテンツ」について質問をしました。現在デジタルハイビジョンTVで「良く見ている映像」ないしはハイビジョン映像で「見たい映像」について聞いた結果、全体の75.0%の方が「洋画映画」と答え、「邦画映画」を見たい方も52.6%に達しました。「スポーツ」の48.6%、「ドラマ」の38.2%を抑えて映画部門がワン・ツー・フィニッシュを飾りました。
この結果から、デジタルハイビジョンTVの高画質性は特に映画の映像美と密接な親和性を伴って理解されていることがわかります。そのためデジタルハイビジョンTVの購入者は、テレビ番組を見るだけでは満足せず、レンタル・販売を問わず映画ソフト市場の需要が高くなると予測されます。
■61.7%がハイビジョン録画に不満あり
ハイビジョン番組と記録メディア(DVD・VHS)の関係についての質問では、全体の2/3近くの61.7%が何らかの不満ありと回答しました。最も一般的な不満は「画質が汚くなる」の29.0%でした。ついで「録画媒体にお金がかかる」20.6%、「保存に時間がかかる」18.5%、「操作が面倒」17.2%と続きます。
視聴者はハイビジョン番組を記録するメディアとしてDVD・VHSに満足していないため、次世代DVDが両者の欠点を克服していることが周知されれば、普及の速度も加速すると考えられます。
■53.1%が次世代DVDレコーダーの所有・購入に関心あり
では、次世代DVDに対する国民の関心はどうでしょうか。本調査ではレコーダーの所有状況について聞いて見ました。その結果「既に持っている」が5.0%、「すぐにでも購入したい」0.7%、「購入を検討したい」8.3%、「いつかは購入したい」39.1%と合わせた半数以上、53.1%の方が次世代DVDレコーダーの所有および購入に関心を示していることがわかりました(下左図)。
また購入動機のトップ5を見ますと、「容量が大きい」50.7%、「画質が優れている」41.7%といったDVD・VHSへの不満点に対応する動機が上位を占めています(下右図)。
次世代DVD普及の、今後の課題はDVD・VHSに対する次世代DVDの利点をより広く訴求していくことにあると考えられます。
■「購入したいと思う次世代DVDレコーダーのメーカー」はブルーレイ陣営が圧勝。
トップはソニーの53.1%
今回の調査では次世代DVDレコーダーの購入動機「メーカーを信頼している」の意外な高さ=21.9%に着目して、「購入したいと思う次世代DVDレコーダーのメーカー」について質問しました。
結果として、国内メーカーを多数従えたブルーレイ陣営がHD DVD陣営に大きな溝を開けています。注目すべきはブルーレイ陣営を領導するソニー、松下電器とHD DVD陣営を率いる東芝のポイント差です。
トップがソニーの53.1%、2位が松下電器で52.9%、続いて27.9%のシャープとなり、東芝は24.8%で4位の結果に終っています。
HD DVDを代表する東芝が、ブルーレイ代表のソニー、松下電器に2倍の差をつけられる結果となりました。メーカーへの信頼から判断する限りでは、ブルーレイ陣営が主要規格になりそうです。
<調査の概要>
調査方法:インターネット調査
対象者:調査モニター(約200万人)の中から、20代、30代、40代、50代以上を、年代別にほぼ同数ずつ回収するように誘導
総回収数:1071人
調査時期:2007年7月3日から7日
調査主体:ブランド総合研究所
<結果概要について>
今回の調査の詳細な結果は、以下の報告書として9月より発行・販売いたします。
『デジタルハイビジョンおよび次世代DVDに関する調査』
「総合報告書」
定価:450,000円(消費税込)
<ブランド総合研究所の会社概要>
ブランド総合研究所は、企業ブランドおよび地域ブランドの調査とコンサルティングを行う専門企業として、2005年11月に設立いたしました。 ブランド戦略の理解・普及活動、戦略立案などを担当するほか、ブランド力を高めるための調査、コンサルティング、テストマーケティングなどの専門業務を行っています。
株式会社ブランド総合研究所(本社:東京都港区、社長:田中章雄)では、次世代DVDの普及が本格的にスタートした今、HD DVDとブルーレイのどちらがより次世代DVDとしてのポジションを確立しているかの理解に関する調査を2007年7月3日から7日にかけて実施いたしました。
今回の調査は、20代、30代、40代、50代以上を年代別にほぼ同数ずつ抽出した国内の男女1071人が対象となっております。
■23.4%が「デジタルハイビジョンTVを所有している」
購入検討まで含め、約半数が強い関心
今回の調査にあたり、まずデジタルハイビジョンTVに関する状況・意識調査をしました。その結果、現在「デジタルハイビジョンTVを所有している」と答えた方は23.4%に上り、「購入を検討している」の21.2%と合わせて、半数近くの方がデジタルハイビジョンTVに強い関心を寄せています。
また「興味はあるが購入の検討はまだ」の37.4%を加えると、総計82.0%の方がデジタルハイビジョンTVに関心を寄せています(次頁図)。
デジタルハイビジョンTVは国民の一大関心事ともいえる商品であることが伺えます。
■ハイビジョン映像に期待するコンテンツは圧倒的に「映画」
次に、「ハイビジョン映像で見たいコンテンツ」について質問をしました。現在デジタルハイビジョンTVで「良く見ている映像」ないしはハイビジョン映像で「見たい映像」について聞いた結果、全体の75.0%の方が「洋画映画」と答え、「邦画映画」を見たい方も52.6%に達しました。「スポーツ」の48.6%、「ドラマ」の38.2%を抑えて映画部門がワン・ツー・フィニッシュを飾りました。
この結果から、デジタルハイビジョンTVの高画質性は特に映画の映像美と密接な親和性を伴って理解されていることがわかります。そのためデジタルハイビジョンTVの購入者は、テレビ番組を見るだけでは満足せず、レンタル・販売を問わず映画ソフト市場の需要が高くなると予測されます。
■61.7%がハイビジョン録画に不満あり
ハイビジョン番組と記録メディア(DVD・VHS)の関係についての質問では、全体の2/3近くの61.7%が何らかの不満ありと回答しました。最も一般的な不満は「画質が汚くなる」の29.0%でした。ついで「録画媒体にお金がかかる」20.6%、「保存に時間がかかる」18.5%、「操作が面倒」17.2%と続きます。
視聴者はハイビジョン番組を記録するメディアとしてDVD・VHSに満足していないため、次世代DVDが両者の欠点を克服していることが周知されれば、普及の速度も加速すると考えられます。
■53.1%が次世代DVDレコーダーの所有・購入に関心あり
では、次世代DVDに対する国民の関心はどうでしょうか。本調査ではレコーダーの所有状況について聞いて見ました。その結果「既に持っている」が5.0%、「すぐにでも購入したい」0.7%、「購入を検討したい」8.3%、「いつかは購入したい」39.1%と合わせた半数以上、53.1%の方が次世代DVDレコーダーの所有および購入に関心を示していることがわかりました(下左図)。
また購入動機のトップ5を見ますと、「容量が大きい」50.7%、「画質が優れている」41.7%といったDVD・VHSへの不満点に対応する動機が上位を占めています(下右図)。
次世代DVD普及の、今後の課題はDVD・VHSに対する次世代DVDの利点をより広く訴求していくことにあると考えられます。
■「購入したいと思う次世代DVDレコーダーのメーカー」はブルーレイ陣営が圧勝。
トップはソニーの53.1%
今回の調査では次世代DVDレコーダーの購入動機「メーカーを信頼している」の意外な高さ=21.9%に着目して、「購入したいと思う次世代DVDレコーダーのメーカー」について質問しました。
結果として、国内メーカーを多数従えたブルーレイ陣営がHD DVD陣営に大きな溝を開けています。注目すべきはブルーレイ陣営を領導するソニー、松下電器とHD DVD陣営を率いる東芝のポイント差です。
トップがソニーの53.1%、2位が松下電器で52.9%、続いて27.9%のシャープとなり、東芝は24.8%で4位の結果に終っています。
HD DVDを代表する東芝が、ブルーレイ代表のソニー、松下電器に2倍の差をつけられる結果となりました。メーカーへの信頼から判断する限りでは、ブルーレイ陣営が主要規格になりそうです。
<調査の概要>
調査方法:インターネット調査
対象者:調査モニター(約200万人)の中から、20代、30代、40代、50代以上を、年代別にほぼ同数ずつ回収するように誘導
総回収数:1071人
調査時期:2007年7月3日から7日
調査主体:ブランド総合研究所
<結果概要について>
今回の調査の詳細な結果は、以下の報告書として9月より発行・販売いたします。
『デジタルハイビジョンおよび次世代DVDに関する調査』
「総合報告書」
定価:450,000円(消費税込)
<ブランド総合研究所の会社概要>
ブランド総合研究所は、企業ブランドおよび地域ブランドの調査とコンサルティングを行う専門企業として、2005年11月に設立いたしました。 ブランド戦略の理解・普及活動、戦略立案などを担当するほか、ブランド力を高めるための調査、コンサルティング、テストマーケティングなどの専門業務を行っています。
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