糖尿病の基礎知識について学ぶ健康イベント ｢ヘモグロビン・エー・ワン・シー(HbA1c)認知向上運動2010｣ 開催

社団法人 日本糖尿病協会
サノフィ・アベンティス株式会社
www.HbA1c.jp

社団法人 日本糖尿病協会（理事長：清野裕、所在：東京都千代田区）とサノフィ・アベンティス株式会社（代表取締役社長：パトリック・ショカ、本社：東京都新宿区、以下「サノフィ・アベンティス」）は、9月19日(日)、20日(月)、および26日（日）に東北地方の主要4都市（仙台、青森、盛岡、山形）において、糖尿病の基礎知識について学ぶ健康イベント「ヘモグロビン・エー・ワン・シー（HbA1c）認知向上運動2010」を開催いたします。 また同イベントに先立ち、東北放送、青森テレビ、IBC岩手放送、テレビユー山形において、疾患啓発を目的とした番組である「徹底追跡！糖尿病がわかるテレビ」が放送されますので、あわせてお知らせいたします。

糖尿病予防の最善策は、適切な食事や運動の実践とともに、疾患について正しく理解することです。この認識のもと、日本糖尿病協会とサノフィ･アベンティスでは、2006年より国内主要都市において「ヘモグロビン・エー・ワン・シー（HbA1c）認知向上運動」を毎年開催しています。東北地方で初めての開催となる今回のイベントでは、糖尿病専門医によるミニ講演会、糖尿病についてのクイズラリーとともに、HbA1c無料測定を実施いたします（添付イベント開催概要ご参照。詳細はウェブサイト（www.HbA1c.jp）にてご覧いただけます）。

同イベントに先立ち放送される「徹底追跡！糖尿病がわかるテレビ」では、ご自身が糖尿病であるタレントの渡部又兵衛さん（ザ・ニュースペーパー）に密着取材を行い、糖尿病とうまく付き合っていく方法を探るとともに、関西電力病院の糖尿病診療の現場の取材を通じて糖尿病治療の実態を紹介いたします。

本年7月、糖尿病の診断基準としてあらたにHbA1cが追加され、糖尿病の早期診断・早期治療がこれまで以上に促進されることが期待されています。日本糖尿病協会、およびサノフィ・アベンティスは、今後も理想的な血糖コントロール実現のために必要な情報提供を続けてまいります。


｢ヘモグロビン・エー・ワン・シー(HbA1c)認知向上運動2010｣イベント開催概要

●宮城県仙台市
日時： 2010年9月19日（日） 午後1 時～午後5時頃
場所： イオン仙台泉大沢ショッピングセンター イベントスペース
〒981-3137 宮城県仙台市泉区大沢一丁目5番地1
内容： ①楽しく糖尿病がわかる！糖尿病専門医によるミニ講演会（約15分)
第１回 ミニ講演会13：00～、第2回 ミニ講演会15：00～
②糖尿病の重要な検査値のひとつ！HbA1c無料測定（先着200名）
11：00～17：00
③参加賞あり！糖尿病についてのクイズラリー（先着500名）
11：00～17：00

共催： 社団法人 日本糖尿病協会、サノフィ･アベンティス株式会社
協力： シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクス株式会社

以下、開催内容は仙台市イベントと同様。

●青森県青森市
日時： 2010年9月20日（月・祝） 午後1 時～午後5時頃
場所： サンロード青森 サンホール
〒030-8533 青森県青森市緑三丁目9番2号

●岩手県盛岡市
日時： 2010年9月26日（日） 午後1 時～午後5時頃
場所： イオンモール盛岡 セントラルコート
〒020-0148 岩手県盛岡市前潟四丁目7番1号

●山形県山形市
日時： 2010年9月26日（日） 午後1 時～午後5時頃
場所： 霞城セントラル アトリウム
〒990-0827 山形市城南町一丁目1番1号


■「徹底追跡！糖尿病がわかるテレビ」 放送予定
青森テレビ（ATV） 9月18日(土) 16:30-17:00
東北放送（TBC） 9月18日(土) 15:25-15:54
岩手放送（IBC） 9月25日(土) 15:30-16:00
テレビユー山形（TUY） 9月25日(土) 15:24-15:54

■「徹底追跡！糖尿病がわかるテレビ」出演、渡部又兵衛さん（ザ・ニュースペーパー）について
1950年、新潟県生まれ。桐朋学園演劇科卒。劇団「民芸」で8年間、役者や裏方を経て、コントに転身。1988年に社会派風刺集団「ザ・ニュースペーパー」を結成。糖尿病の悪化により、2004年、左足をひざ下から切断した。現在も週3回、人工透析を受けている。2006年、闘病記『お笑い芸人糖尿病と二人連れ』を執筆。糖尿病に関する講演活動も精力的に行っている。

■HbA1cについて
赤血球の中に含まれるヘモグロビンにブドウ糖が結合したもので、検査日から過去1～2カ月間の平均血糖値を反映する血糖コントロールの指標です。2010年7月1日より、糖尿病の診断基準として｢HbA1c≧6.1%（ＪＤＳ値）｣が加わりました。血糖値とは異なり、検診前の食事摂取などの影響を受けないHbA1c値は、糖尿病の診断・治療の指標となり、病気の経過を観察するのに役立ちます。合併症予防のためには定期的な測定が重要だといわれています。

■特定公益増進法人 社団法人日本糖尿病協会について
日本糖尿病協会は、糖尿病に関する知識の普及啓発、療養指導、糖尿病に関する調査研究、糖尿病治療の標準化や新しい医療導入のための環境整備、国際交流を通じた海外との連携をその理念に掲げ、広く国民の健康増進に寄与することを目的として1961年（昭和36年）に結成されました。患者、医師・歯科医師・コメディカルスタッフ、市民・企業などの連合体として組織された社団法人です。現在会員約10 万5,000 人（都道府県支部「友の会」1,600）を擁し、日本の糖尿病患者のQOL（生活の質）向上に貢献しています。

■サノフィ･アベンティスについて
2008 年より、日本糖尿病協会の発展に寄与し顕著な功績をあげた日本糖尿病協会の会員およびその関係者を表彰する、日本糖尿病協会「サノフィ･アベンティス賞」を後援しています。また、糖尿病の患者さんや一般の方に向けて、糖尿病の情報ウェブサイト「糖尿病がよくわかるDM Town」（www.dm-town.com）を開設して情報提供を行っています。