地球市民学校が福島いわきで「ドリームプロジェクト」始動

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​一般社団法人 地球市民学校（以下 地球市民学校）は4月、福島県内で参加型の教育プログラム「ドリームプロジェクト」をスタートさせました。福島の子供たちを対象に、脳教育（ブレインエデュケーション）にもとづく体験教育やキャンプを定期的に行い、未来に向けた創造力や自信を伸ばしていく企画です。第一弾として、4月9日、10日、いわき市で1日キャンプなどのイベントを開催。大勢の子供たちや保護者が、自己表現やコミュニケーションのプログラムを楽しく体験しました。

地球市民学校は、「人間性回復」「健康」「自然環境」「教育」「文化・アート」をテーマに様々な活動を行っています。そのうちの教育部門の基盤となる脳教育は、国連経済社会理事会の協議資格を有する「IBREA」（国際脳教育協会）が開発する教育手法で、人間的な価値を回復するプログラムとしてアメリカ、エルサルバドルをはじめ、世界で大きな成果をあげています。

 

 

脳教育の最先端の内容を福島の子供たちのために実践し、才能の発掘や自信の創出を手助けしようというのが「ドリームプロジェクト」です。「自信」は子供の成長の大きな種となります。失敗したり、認められなかったりすると、いつの間にか自分を小さな存在だと感じ、可能性を狭めてしまいます。ドリームプロジェクトでは、子供たちに夢と希望を伝え、心の扉を開いて失敗を恐れずに挑戦する機会を提供することで、健やかな心と体を育て、自信回復につなげます。胸に眠っていた良心を取り戻すことで、未来を切り開くための創造力を引き出すきっかけになることを目指しています。

 

 

 

4月9日、10日にいわき市のいわき産業創造館で行われた第一弾のイベントは、いわき市教育委員会、特定非営利活動法人IBREA JAPANが後援となり、ILCHI BRAIN UPこども脳教育の協力で「おやこの学校～ブレインエディケーションで自分の中の天才をみつけよう～」と「自信がつく！１Day Camp～可能性を広げて思いっきりチャレンジしよう！～」が開催されました。

 

 

「おやこの学校」は、いわき市及び周辺地域にお住まいの小学生と保護者が参加。「１Day Camp」は、中学、高校生が参加しました。いずれも参加費は無料。脳教育の専門講師らの案内で、自己を表現するプレゼンテーションやゲーム感覚で楽しめる脳トレーニングなどを体験しました。子供たちは「自分の夢と未来のために今後、大変で困難なことがあっても今日の体験を忘れずに生きていきます」「一人でなら辛かったかもしれないけれど、皆と一緒に力を合わせて互いに応援したので最後までやり遂げられました」などと感想を述べていました。

 

 

今回のドリームプロジェクトの講師らは、「脳教育と地球市民運動を通して福島の方々に夢と希望を伝えられることに感謝する」「今も計り知れない不安や緊張を気がつかないふりをして生活されている方々が、多いと聞く。脳教育を通して、お子さんも保護者の皆さまも自分自身の存在価値を認めて愛のある安心の状態を感じてほしい」「ドリームプロジェクトが福島～東北～全国に広がることを願っている」とコメントしました。

 

 

地球市民学校では、ドリームプロジェクトなどの教育・啓発活動（地球市民運動）に賛同していただく「地球市民」を募集しています。登録は無料です。登録手続きは、地球市民学校のホームページから行えます。
http://earthcitizen.jp/member_trial_entry_form.php

 

 

■一般社団法人 地球市民学校
地球市民学校は、人類は地球という共同体に共に暮らす地球市民であると認識し、地球愛・地球人精神を実践する人材の育成を目指しています。「人間性回復」「健康」「自然環境」「教育」「文化・アート」をテーマに様々な活動を行っています。また、熊本地震災害の緊急支援募金を４月23日(土)まで行っています。詳しくはHPへ。
http://earthcitizen.jp/