さいたま市立大宮国際中等教育学校と株式会社EQ(本社: 神奈川県横浜市)が中高生向けのEQ診断『EQ for Students』(仮称)開発プロジェクト始動へ
10代から『EQ』を知り、学び、鍛える機会を生み出す仕組みづくり
株式会社EQとさいたま市教育委員会が令和5年3月20日に業務提携を交わした中高生向けのEQ診断開発『EQ for Students』(仮称)プロジェクトが始動しました。
EQ診断やEQトレーニングは国内1,500社以上の企業に導入・活用され、ダイバーシティ&インクルージョン、人的資本経営といった社会が掲げる課題やテーマの変化によって近年も需要が高まっています。一方で、30年以上も前(1990年)にEQ理論が発表されたアメリカではビジネスの世界だけでなく学校教育でEQを学ぶプログラムが組み込まれていますが、日本の学校教育における導入はまだほんの数校しかその例がなく、学生たちは『EQ』という言葉すら知らないという現状にあります。
さいたま市教育委員会では、学力等の認知能力と非認知能力とを合わせた真の学力の育成に向け、探究的な学びや様々な体験活動を推進されており、子どもたちの非認知能力ともいえる『EQ』を可視化することで、子どもたちの自己認識・自己理解を促し、ポジティブな行動変容につなげるとともに、データに基づいた教職員の適切な指導・助言を可能にし、将来、子どもたちが多方面にわたって活躍できるためのキー・コンピテンシーを育むことができると考え、今回のプロジェクト協力校としてさいたま市立大宮国際中等教育学校を選定しました。
(写真:第一回「EQ for Students」(仮称)プロジェクトミーティングの様子)
今回、開発される中高生向けのEQ診断は、同校の生徒より利用を開始し、診断によって蓄積されるデータは、さいたま市が進めている『教育データを活用するダッシュボード』https://project.nikkeibp.co.jp/pc/atcl/19/06/21/00003/110700398/に取り込まれ、出欠や健康状態、学習進度や評価に加えて、こころの成長や非認知能力の向上データとして活用される予定。
第二回ミーティングの開催は、9月下旬から10月を予定。
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