わずか3か月でワンウェイコースの6区間の駅伝計測を主催者運営で実現！（デジタル技術で地域課題を解決する「シビックテックチャレンジ YAMAGUCHI」の実証実験）
シーフル株式会社のマラソン等計時スポーツのためのクラウドサービス LTSports の提案を田布施町が採択！
シーフルの提案は、従来の手動計測を、同社開発の計測クラウドサービス LTSports を利用した仕組みにリプレースするというもので、実大会を実証実験の場としたチャンレンジを田布施町が成功させました。
2024年3月14日、「シビックテック チャレンジ YAMAGUCHI」の報告会がニューメディアプラザ山口で行われ、この駅伝大会の模様や成果が発表されました。
今後、今回の提案ソリューションをベースにした事業の定着・発展・拡大が期待されます。
スタートアップ企業等と山口県の行政・県民が協働して、デジタル技術で行政課題等を解決する事業「シビックテック チャレンジ YAMAGUCHI」において、シーフルは、「歴史ある町内駅伝大会をDXしよう！運営ノウハウが継承できる持続可能な大会にし、いつまでもたすきをつなげたい！」というテーマを掲げた山口県の田布施町に提案を行い、採択されました。
2024年3月14日、この「シビックテック チャレンジ YAMAGUCHI」の報告会がニューメディアプラザ山口で行われました。
報告内容の概要は、次の通りです。
シーフルが田布施町行った具体的な提案は、手動計測を行っている公道ワンウェイの6区間の町内駅伝大会を実証実験の場として、まったく前提知識のない主催者（田布施町のスタッフ）が同社開発の計測クラウドサービス LTSports を利用した仕組みで計測を行う、というものです。今回のプロジェクトは、これを約3か月の準備期間で主催者自らの手でできるようにするというチャレンジとなりました。
当初、田布施町では、記録の正確性・即時性に優れていることを想定し、できれば、すべての区間を自動計測機で行いたいと考えていました。実証実験としては希望通りに実施することも可能でしたが、シーフルでは、機材が高価であるため、実証実験後、予算的に6か所すべてで導入することが難しいのではないかと考えました。話し合いの結果、混み合う1区で自動計測を採用しメリットを知ってもらい、その他の地点では予算を考慮して弊社のスマートフォン・アプリを利用した手動計測とするハイブリット方式による計測仕様としました。また、従来の手動計測と同時に並行して、実証実験の計測を実施し、その優劣比較をすることとなりました。
実証実験の新方式での計測方法をマスターするため、リモートでのレクチャーやリハーサルを重ねて、大会本番を迎えました。従来方式と実証実験の新方式で無事計測が行われ、その記録処理結果は、おおよそ同じとなりました。従来方式に比べて、実証実験の新方式は、記録の正確性、即時性が向上し、実際に記録処理にかかったスタッフ数の大幅削減などのメリットが感じられる結果となり、チャレンジは成功しました。
実証実験のあと、今回のプロジェクトに関わった田布施町のスタッフからアンケートを取った結果、記録の正確性、即時性で高い評価をいただきました。また、今後のLTSportsの利用について、前向きに検討をしてみたいという意向も田布施町から示されました。
全国には、同じような課題を抱えている自治体のイベントが多数存在しているものと考えられ、今後、今回の提案ソリューションをベースにした事業の定着・発展・拡大が期待されます。
※ 詳しいレポートは、下記からご覧いただけます
https://seaful.com/news/20240314detail/
※ シビックテックチャレンジ YAMAGUCHIの本プロジェクトは、次のURLをご覧ください。
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