＜調査レポート＞訪問看護業界の転職に対する不安や期待はなに？現役看護師200名に訪問看護業界の転職意向調査を実施

訪問看護業界への転職意向がある看護師と転職意向がない看護師の業界の印象の違いや転職を検討している・していない理由は？

訪問看護業界に特化した転職サイトNsPace Career（ナースペースキャリア）を運営する在宅医療支援機構株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役：一和多 義隆　以下当社）は、看護師に対する看護業界への転職への不安・期待や訪問看護業界に対する印象についてのアンケート調査を実施しました。

 調査について

調査概要：m3.com会員看護師モニターによるアンケート調査

調査方法：インターネット調査

調査期間：2024年3月12日～2024年3月21日

回答数：転職を検討中の看護師200名

＜内訳＞　※割付後の人数

　・訪問看護ステーションを転職先の候補として検討している：109名

　・訪問看護ステーションを転職先の候補として検討していない：91名

調査結果サマリ１：訪問看護業界を転職先の候補として検討していない看護師の方が訪問看護師の労働環境が悪いという印象を持っている

訪問看護業界の労働環境（残業の多さ、休日の多さ、働き方の柔軟性）の印象を聞いたところ、訪問看護ステーションを転職先として検討している看護師に比べ、転職先として検討していない看護師の方が労働環境に対する印象が良くないということがわかりました。

訪問看護ステーションを転職先として検討される方の多くはライフステージの変化によるワークライフバランスを求め訪問看護ステーションを転職先候補としており、実態としても夜勤がない、土日祝休みの訪問看護ステーションも多く存在する中で、そのような業界の特徴が十分に認知されていないという実態がうかがえます。

 調査結果サマリ２：訪問看護業界を転職先の候補に入れている理由は「働きやすさ」「一人ひとりに寄り添った看護」

訪問看護ステーションを転職先の候補としている看護師の方に対して候補としている理由を聞いたところ、「働きやすさ」が最も多く挙がりました。

また、特徴的な結果として2番目に多くの方が「一人ひとりに寄り添った看護ができる」という点を検討理由として挙げていました。訪問看護は利用者のご自宅に行き1対1でケアをするため、利用者と向き合って長期的な看護を行っていきたいと考える看護師の方が訪問看護ステーションを転職先として検討する傾向にあることが読み取れます。

＜主な回答＞

・定期的な夜勤が無いから。

・ナースコールの連打が無いから。

・小規模な所が良いから。

・患者さんとゆっくり関われる時間が長いから。

・病棟は慌ただしいままお話を聞く時間が取りづらい。

・患者さんとしっかり向き合えるから。

・その人の個別性に合わせた看護を提供できるから。

 調査結果サマリ３：訪問看護業界を転職先の候補に入れていない理由は「自分で判断することへの不安」「衛生面での不安」

訪問看護ステーションを転職先候補として検討していない看護師の方に対してその理由を聞いたところ、「自分で判断することへの不安」が最も多く挙がりました。

実態としては訪問看護の体制には利用者様の担当を決める「受け持ち制」チームで担当する「チーム制」があり、必ずしも1人が責任を負うわけではなく、また多くのステーションでは情報共有や相互サポートの仕組み・文化がありますが、転職に際して情報収集していない段階では「自分一人で責任を背負い込む」という印象を持たれていることがうかがえます。

また、他者の自宅でケアをすることが衛生面で心配という回答も多く挙げられました。

一方で報酬や労働環境を理由と挙げる方は相対的に少なく、報酬よりも業務特性から候補外になっていることがわかりました。

＜主な回答＞

・訪問看護に苦手意識がある。

・一人での判断に自信が持てないような気がします。

・人の家に入ることに抵抗がある。移動が苦手。

・医療機器が近くにないので、不安。

・訪問看護をするにはまだスキルが足りないと感じるから。

・責任が重そうだから。

 調査結果と現場の実態を解説した詳細レポートをNsPace Career会員限定で配布中！

今回の調査結果に対して当社の訪問看護経験のあるメンバーおよび現役のキャリアアドバイザーが現場の実態について解説したレポートをNsPace Career会員限定で電子データにて配布いたします。ご希望の方は以下URLの申込フォームよりNsPace Careerにご登録の氏名・メールアドレスをご入力の上、お申込みください。

詳細レポート申し込みページ：https://lp.ns-pace-career.jp/202405report

※同業他社やコンサルティング会社・調査会社への配布はしておりません。

 【６月５日開催】訪問看護業界転職検討者向けウェビナーを開催

「訪問看護業界への転職を考えているけど不安・・・」「周りに訪問看護師がいないから情報が集まらない・・・」と方向けに訪問看護業界について解説するウェビナーを開催いたします。

　

　タイトル　：～現役ステーション管理者が語る～訪問看護の魅力

　開催日時：2024年6月5日（水）　19時～19時45分

　開催方法：オンライン

　スピーカー：川俣　沙織　（訪問看護ステーションにこ　管理者）

　参加申し込みURL：https://lp.ns-pace-career.jp/event

 当社は訪問看護業界特化型転職サイトNsPace Careerを運営している会社です

NsPace Careerは訪問看護ステーションに特化した転職サイトです。訪問看護業界ならではの求人・事業所の特徴がわかる情報を豊富に掲載しており、訪問看護業界ならではの検索条件で事業所を検索することが可能です。

NsPace Career　サービスサイト

https://ns-pace-career.com/

また、訪問看護業界の未経験者や訪問看護ステーションの選択に悩まれている方向けの転職無料相談や人材紹介サービスも行っており、訪問看護業界への転職を求職者の望む形で進めるための様々な情報・サポートを提供しております。

2024年3月に実施した看護師向けの調査では看護師の90%が利用したい求人・転職サイトとしてNsPace Careerをご評価いただきました。

当社について

在宅医療支援機構は、現役の訪問看護師を含む訪問看護事業所の運営経験を持ったメンバーによって、2016年3月24日に設立をした訪問看護事業の支援会社です。訪問看護事業所にとって最大の経営課題ともいえる看護師の獲得と定着において、「人材紹介」「採用・運営コンサルティング」「教育支援」といった３つのテーマから事業所支援を実施しております。 

運営メンバーには、訪問看護事業所の立ち上げ・運営でのコンサルタント経験も豊富な現役の訪問看護所長と、有床診療所・大学病院・訪問看護・各種施設での看護業務経験を持つ緩和ケア認定看護師、IT業界から転身した大規模型の訪問看護事業所の元採用担当者などがおり、訪問看護の現場で培ってきた独自の知見やノウハウによる、訪問看護業界の発展を目指しております。

会社名：　在宅医療支援機構株式会社

 代表者：　代表取締役社長　一和多 義隆

 設　立：　2016年 ３月 24日

 所在地：　東京都渋谷区本町 3-52-6 クリスタルコーポ京西705

 事　業：　訪問看護に特化した人材紹介事業・転職サイト運営・メディア運営

 U R L ：　http://www.hcso-inc.com/