GA-ASI、最新の MQ-9B スカイガーディアンの試行認証を取得
サンディエゴ– 2018年11月29日 – 米ジェネラル・アトミクス・エアロノーティカル・システムズ社(General Atomics Aeronautical Systems、Inc.以下「GA-ASI」)は、米国連邦航空局(FAA)より2号機目のMQ-9B スカイガーディアンに関するエクスペリメンタル・カテゴリーの特別耐空証明書を取得しました。登録名N191FP(通称YBC02)は同社が所有する遠隔操縦無人機(RPA)であり、MQ-9Bの開発プログラムに投入されます。本証明書を取得したことにより、YBC02は民間航空機として米国内空域での飛行が可能となります。
GA-ASI社社長デイビッド・R・アレクサンダー(David R. Alexander)は、次のように述べています。「この証明書の取得を受け、遠隔操縦無人機を民間空域に完全に統合するという当社の目標に近づくこととなります。また、このことが当社の顧客である英国空軍ならびにベルギー軍に向けた継続的な MQ-9B 開発を促進することとなるでしょう。」
MQ-9B は当社が5年間にわたり社内開発を行ってきたシステムであり、NATOの装備規格STANAG 4671 が要求する厳しい型式証明要件を満たした上で、無人機と有人航空機の空域共有をめざしています。遠隔操縦無人機は、40時間以上の飛行耐久性、通信衛星(SATCOM)制御による自動離着陸機能、Lynx® マルチモード・レーダーおよび、検出・回避 (DAA) システムと9つのハードポイントを利用した新規ペイロードへの迅速な統合、全天候型、ショートフィールド、セルフデプロイメントを特徴としています。GA-ASI は、次世代のマルチミッションPredator® B 機材としてMQ-9B を設計し、ベースラインの MQ-9B 航空機を スカイガーディアン、また海洋監視向けを シーガーディアンと名づけました。
7月には、スカイガーディアン機(YBC01)が中高度滞空型(MALE) 遠隔操縦無人機として初めて西洋横断に成功しました。MQ-9B スカイガーディアンは、英国が(イギリス空軍のプロテクターRG Mk1プログラムの一環として)導入を決定しているほか、ベルギーは 遠隔操縦無人機としてMQ-9B スカイガーディアンを唯一の選択肢として検討しています。
MQ-9B スカイガーディアンの高解像度写真は、以下のGA-ASIメディアのお問い合わせ先に、媒体名をご登録いただいた後、ご提供となります。
ASI-MediaRelations@ga-asi.com
GA-ASIについて
ジェネラル・アトミクス・エアロノーティカル・システムズはジェネラル・アトミクスの関連会社であり、無人航空機Predator®シリーズ、Lynx®マルチモード・レーダーを含む遠隔操縦無人機(RPA)システム、レーダー、および電子光学と、関連ミッション・システム・ソリューションを設計、製造しています。GA-ASIは、500万時間の飛行実績を持ち、統合センサーおよびデータリンクシステムを搭載した長距離航続飛行およびミッション遂行可能な航空機を提供し、状況把握と迅速なサポートが可能な長時間飛行を実現します。また、GA-ASIは様々なグラウンド・コントロール・ステーションとセンサーコントロール、イメージ分析ソフトウエアおよび、パイロットトレーニングと支援システム、メタマテリアルアンテナを提供しています。詳細についてはwww.ga-asi.com をご覧ください。
Reaper、Predator, Lynxはジェネラル・アトミクス・エアロノーティカル・システムズの商標登録です。
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