9つのグラミー賞受賞!現代最高のジャズ・トランペット・プレイヤー ウィントン・マルサリス来日‼
5月28日(火) クインテットで23年ぶりの日本公演決定
イベントの企画・制作・運営を行う株式会社サンライズプロモーション東京(本社:東京都港区、代表:高橋 一仁)は、2019年5月28日(火)に東京・新宿文化センターで、ウィントン・マルサリスの来日コンサートを開催します。
●公演概要
【公演名】ウィントン・マルサリス in Tokyo 2019
【出演者】ウィントン・マルサリス(Trumpet)
ウォルター・ブランディング(Saxophone & Clarinet)
カルロス・エンリケス(Bass)
ジェイソン・マルサリス(Drums)
ダン・ニマー(Piano)
【開催日時】2019年5月28日(火) 18:30開場/19:00開演
【会場】新宿文化センター 大ホール
(東京メトロ副都心線/都営大江戸線「東新宿」駅A3出口より徒歩5分)
【料金】S席12,000円/A席8,000円/SS席18,000円/当日座席引換B席6,000円/U-20チケット3,000円
【チケット一般発売日】2018年3月2日(土) 10:00
【お問合せ】サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(全日10:00-18:00)
【ホームページ】https://sunrisetokyo.com/detail/3584/
●プロフィール
1961年、ジャズ発祥の地であるルイジアナ州ニューオーリンズに生まれる。父親はジャズ教育にも力を注いだ同地のゴッドファーザー的存在であるピアニストのエリス・マルサリス。サックス奏者の兄ブランフォードをはじめ兄弟たちもジャズの道に進むという音楽一家に育ち、ウィントンはジュリアード音楽院在学中に大御所アート・ブレイキーのバンドに抜擢された。そして、弱冠19歳で『ウィントン・マルサリスの肖像』でデビューし、以後クラシックの作品も含め80作近いアルバムを発表し、グラミー賞も多部門にわたり獲得している。1996年にはNYの芸術総合施設であるリンカーン・センターのジャズ部門の芸術監督に就任し、その活動はより多彩かつ活発となり、また20世紀最良の米国音楽様式であるジャズを大局的見地のもと扱うようになった。そんな彼は現在米国ジャズ界の際たる実力者であり、セレブリティであるのは疑いがない。
●音楽ライター・佐藤英輔による紹介コメント
“エリート”。米国のジャズ界の中でもっともその言葉が当てはまる逸才がトランペッターのウィントン・マルサリスではないだろうか。ジュリアード音楽院時代にCBSコロムビアと契約を結び、以後ずっとジャズ界の前線を歩んでいるその経歴は本当に輝かしい。
ニューオーリンズの名門音楽一家に生まれ、抜群のジャズ素養とクラシック教育享受で培った秀でた技量のもと、当初からジャズとクラシックの両分野で彼は活動を始めた。まだ20代前半だった1983年にはジャズとクラシックの両方でグラミー賞を受賞するなど、その歩みはまさに秀逸の極み。とはいえ、活動の軸はジャズにあったことは疑いがなく、彼は先達たちのジャズ表現の積み重ねを吟味した先に、自らが考える王道のアコースティック・ジャズ表現を創出してきた。
また、彼は1996年以降、NYの総合芸術施設であるリンカーン・センターのジャズ部門=ジャズ・アット・リンカーン・センターの芸術監督に就き、20世紀米国最良の音楽様式であるジャズの啓蒙にいそしみ、そこではジャズ・オーケストラを組織しヴァリエーションに富む公演をずっと行っている。その八面六臂の活動の様は、まさに米国きってのジャズ実力者と言うにふさわしい。
と、書くと堅い感じになってしまうが、2000年代を回ると彼はヴォーカルやラップを大胆に取り込んだプロテスト作(2007年『自由への誓い』)を作るなど、しなやかさを増している。さらに、リンカーン・センター企画で、エリック・クラプトンやウィリー・ネルソンやボブ・ディランたちポップ・ミュージック側の大御所と重なったり、はてはパキスタンのサッチャル・ジャズ・アンサンブルやサルサ界のスーパー・スターであるルーベン・ブラデスとも共演。そうした好奇心旺盛にして、一皮むけた彼の音楽活動の様には目が離せない。
さて、そんなウィントンが本当に久しぶりに来日公演を行う。しかも、今回はジャズ・アット・リンカーン・センター・オーケストラとの公演ではなく、クインテットによる公演。彼の最後のクインテットの来日公演は1996年であったので、なんと23年ぶり(!)のバンド公演となる。
その構成員はもちろんウィントンの諸表現に関わって来た奏者で、うちドラマーのジェイソン・マルサリスはウィントンの弟だ。皆、それぞれにリーダー作を持つ名手たちである。クインテットというモダン・ジャズ基本の楽器編成による実演は、ジャズ賢人たるウィントンの素の姿、リアルなジャズ・トランペッターとしての現在の立ち位置を直裁に映し出すのではないだろうか。
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