アンド・ディ、アンケート自由回答の分類ツール「コーディスト」をGPTモデルを活用して開発・無料提供開始

～分類作成を含む自由回答コード化を数分で実施可能～

マーケティング・リサーチおよびデータ活用技術を提供する株式会社アンド・ディ（本社：東京都港区 代表取締役：佐藤哲也）は、アンケートの自由回答（テキスト回答）のコード化（アフターコーディング）を簡単に行うことができるツール「コーディスト」(β版)をリリースしました。当社が３月にリリースした「アイディエータ」（https://aideator.jp）に続く、OpenAI社の大規模言語モデルのGPTを用いたAIツールです。

■自由回答コード化作業にかかる時間と労力を大幅に削減

「コーディスト」をご利用いただくことで、分類コード作成（選択肢作成）と分類付与の２つのプロセスをわずか数分で行うことができます。従来、汎用的な分類コード作成の自動化は難しく、また分類付与の自動化には多くの学習用正解データの作成が必要と考えられていました。「コーディスト」ではChatGPTにも使われるGPTモデルの高い自然言語処理能力を活用することで、学習用正解データが不要でWebサイト上で手軽に実行できる方法を開発しました。手作業によるコード化作業にかかる時間と労力を大幅に削減することができます。

■Webサイトで400回答までの無料提供を開始。WebAPI経由でも提供

本日より当社Webサイト上で無料提供を開始します。本ツールでは登録なしでも最大40回答、無料登録を行うと最大400回答までの集計を一度に行うことができます。結果のCSVやエクセルファイルのダウンロード機能も提供します。詳しい利用条件については以下サービスサイトをご覧ください。

「コーディスト」サービスサイト

https://codist.and-d.co.jp

分類数の設定や分類内容の編集はWebサイト上で簡単に行うことができますが、大規模なコード化が必要な場合やより特別な条件でのコード化を行いたい場合には、個別依頼により有料でのカスタマイズ対応が可能です。また、Web API経由での提供もできますので、自社のシステムへの自由回答コード化機能の追加も容易です。

消費者の声を重視する消費財メーカーやBtoCサービス企業、またそれらの業界をサポートする調査会社や広告代理店などの皆様に、幅広く本サービスを活用いただくことを目指しています。

■今後の展開とサービス拡充

本サービスは当社の「アイディエータ」に続く、２つ目の大規模言語モデルを活用したサービスとなります。今後もAIを活用したサービス開発を継続し、マーケティング・リサーチを中心とした領域での新しい取り組みを行ってまいります。

本ツールの活用や個別依頼に関するご相談、その他の取り組みにご興味がある企業様は、下記担当者までお気軽にご連絡ください。

【本件に関するお問い合わせ】

株式会社アンド・ディ

担当：データ・インテリジェンス事業部　藤井、小木戸

E-mail：[e-mail]

【企業紹介】

＜株式会社アンド・ディ＞　https://www.and-d.co.jp/

株式会社アンド・ディ（東京都港区、代表取締役：佐藤哲也）は、AI（人工知能）・BI（ビジネスデータ統合）・集合知（Collective Intelligence）などのテクノロジーに対応したデータ取得・活用を支援するため、「データ・インテリジェンスサービス」として研究開発を行っています。パネルリサーチからAI処理やデータクローリングまで、クライアントのあらゆるデータ分析・処理ニーズにお応えします。