【世界遺産】富士山本宮浅間大社を電気火災から守る!放電検出ユニット(スパーテクト)と感震ブレーカーを設置。
歴史のある建造物などを保全・継承し、地域社会の安全な暮らしをサポートします。
日東工業株式会社(本社:愛知県長久手市、取締役社長黒野透、以下日東工業)は、世界遺産「富士山―信仰の対象と芸術の源泉―」の構成資産の一つである富士山本宮浅間大社(静岡県)に静岡県東部電気工事協同組合と協力して「放電検出ユニット(以下スパーテクト)」と「感震ブレーカー」を設置しました。
近年、電気火災の割合が増加傾向にあり、火災全体の30%(東京消防庁管内 統計)を占めています。こうした中、富士山本宮浅間大社において電気火災の未然防止を目的とする防火設備として選ばれました。
従来、電気火災防止を目的に行われているトラッキング対策は主にコンセントのみを対象としています。そのため、壁内配線や延長コードなどで発生する電気火災につながる要因を検出することはできませんでした。「スパーテクト」は、家屋内のトラッキングやケーブル断線、ショート(短絡)などで発生する火花放電を当社独自技術により検出し、電気火災を未然に防止する日本初の製品です。また、大地震による電気復旧時に発生する復電(通電)火災を防ぐ有効手段である「感震ブレーカー」を設置しています。
■設置内容
・設置製品:スパーテクトと感震ブレーカーを搭載した電灯分電盤
・設置場所:社務所
■富士山本宮浅間大社 甲田宮司から設置に関するコメント
近年、電気が原因と思れる文化財の火災報道が続いており、危機意識をもつようになっていた。当大社は、世界遺産富士山の構成資産として重要であり、保全・継承するためにこのような新しい技術も取り入れていきたい。
【参考】動画のご案内
・放電検出ユニット(スパーテクト)
・感震ブレーカー
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