【達成率618％】障害福祉×地域職人×デザインの協働でクラウドファンディングに成功

障害を持つ人々の絵を商業デザインに落とし込み、仕事の創出を図る新事業「想造楽工（そうぞうがっこう）」

ニューモア

2020年12月7日 17時01分

株式会社ニューモア（本社：東京都三鷹市　代表取締役：YORIKO（宮島依子））は2020年9月、障害者福祉施設の利用者とつくるデザインチーム「想造楽工」を開始。10/17-11/30の42日間、クラウドファンディングREADYFORにて八王子市の職人と開発したプロダクト６種類を発売し、当初目標額の618％となる300万円超が集まりました。

＜概要＞

１．障害福祉×デザインで新たな価値創造を
福祉施設利用者の描く絵をデザインと組み合わせ商業に展開することで、売上の一部が絵の制作者に支払われる仕組みをつくり、障害者の所得向上、職業選択の幅を広げることを目的とした事業です。
２．衣食住を彩るプロダクトを地域職人と開発
自社プロダクト第一弾として、東京都八王子市の福祉施設・職人・店舗とコラボレーションし衣食住に落とし込んだ商品を開発しました。
３．目標額の618％達成でCF終了
クラウドファンディングサイト「READYFOR」にて10/17から11/30まで、開発した商品を限定販売。合計208名の方から300万円を超すご支援をいただきました。

１．障害福祉×デザインで新たな価値創造を

想造楽工は株式会社ニューモアが企画する事業で、就労継続支援事業所と提携し、障害を持つ施設利用者をイラストレーター（商業美術家）として迎え、デザイン作業を組み合わせて商業に展開していく内容です。
障害者福祉施設の課題点：利用者の所得の低さ・職業選択肢の狭さに着目し、
売上の利益半分を福祉施設と制作者自身に支払う仕組みを作り、障害者就労支援、商業選択の幅を広げる活動を行います。

施設利用者との制作のようす

2020年９月に事業を開始し、現在までの受託制作として東京都八王子市の複合商業施設「八王子オクトーレ」にて仮囲いのデザイン制作・館内休憩スペースのクリスマスデコレーション・情報誌デザインなど担当致しました。

八王子オクトーレ３階仮囲い

八王子オクトーレ４階クリスマスデコレーション

商業デザインに展開することで、福祉関係者のみならず、幅広い層の日常に障害のあるイラストレーターの描く絵が溶け込む状況を目指します。

２．衣食住を彩るプロダクトを地域職人と開発

事業を多くの方に知ってもらうため、クラウドファンディング上で初の自社プロダクトを販売。
東京都八王子市にある障害者就労継続支援B型事業所「NPO法人しあわせのたね」の利用者３名の絵を用いて同市の職人・作家達と衣食住に落とし込んだ商品６種類を作りました。心和むイラストレーションが高い職人技術と融合され、身の回りの景色をのびやかに演出する商品となりました。

衣セット：トートバッグと手拭い（職人：奥田染工場）

食セット：ティータイムのお茶菓子詰め合わせ（職人：上島かな子・カザーナコーヒー・グルヌイユ・サルドゥバン・香味老舗網代園・甘露納豆みツ橋・梅干し専門店うめ八）

住セット：多摩産材の額装ポスター（職人：木工房三澤）

そのほか、受注制作コースも３種類ご用意しました。

受注制作コースのリターン

３．目標額の618％達成でCF終了

クラウドファンディングサイト「READYFOR」にて10/17から11/30まで、開発した商品を限定販売。
READYFORサイト：https://readyfor.jp/projects/sozogakko

当初の目標額を50万円に設定し開始し、開始５時間で目標額を達成。
最終的に合計208名の方から3,093,000円のご支援をいただき、目標の618％で終了しました。

618％で終了

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