インテリアエレメントの展示イベント〈BAMBOO EXPO 19〉が、5月17日(水)、18日(木)開催!
〈BAMBOO EXPO〉は、店舗や商業施設などの空間デザインに使われる内外装材やさまざまなマテリアル、機器、家具什器、サイネージ、照明器具、アートなどを集めた国内では唯一無二のユニークな展示会として2011年にスタート。現在は、毎年5月と11月の年2回開催し、今回で19 回目を迎えます。
5月17日(水)、18日(木)の2日間、会場の「東京都立産業貿易センター 浜松町館」(東京・港区)には、約50社の企業ブースに最新プロダクトが多数展示されるほか、空間デザイナーや各界識者を迎えての〈トークセッション〉や〈特別展示〉、18:00からは恒例のハイボールパーティー(協賛:サントリー様)など、盛り沢山の内容で皆様をお迎えします。注目の〈トークセッション〉は、ライブ配信も行う予定です。ますます加速する“空間デザイン”の最新動向を、この〈BAMBOO EXPO〉でぜひ体感してください。
【BAMBOO EXPO 19】開催概要
■日時:2023年5月17日(水)、18日(木)11:00〜20:00
■会場:東京都立産業貿易センター浜松町館 2F/東京都港区海岸1-7-1
https://www.sanbo.metro.tokyo.lg.jp/hamamatsucho/access/
■出展企業:約50社
■想定来場者:
インテリアデザイナー、建築家、デベロッパー、飲食・物販経営層、ホテル関係者、百貨店・SC関係者、リテイラー他
■主催:BAMBOO MEDIA Co.Ltd.
■入場:無料(事前登録/https://bamboo-expo.jp/be19_entry/)
■公式サイト:https://bamboo-expo.jp/
【トークセッション&特別展示】
会場内特設ステージにおいて、空間デザイナーや識者を迎えてのトークセッションを行います。
また今回、特別展示として、「ハシモトユキオノサンプル展」ならびに「SEEKING 越前和紙」を開催いたします。
今回もとても貴重な機会となります。ぜひご来場ご参加ください。
〈トークセッション〉
BAMBOO EXPO恒例のトークセッション!
今回は「特別展示」に因んだトークセッション2題と、第一線で活躍する女性空間デザイナー3人のデザイントーク、ならびに今注目される「地方創生」について地元デザイナーが考えることについて(今回のテーマは「福岡」)、それぞれお話をうかがっていきます。
セッションご観覧のご予約は不要ですが、席数に限りがございますので、お早めのご来場をお待ちしております。
■5月17日(水)
〈15:00〜16:30〉
「橋本夕紀夫さんとの仕事〜『ハシモトユキオノサンプル展』より」
空間デザイナー・橋本夕紀夫さんとプロジェクトを協業してきた3人の方々にご登壇いただき、橋本さんとの仕事についてお話をうかがいます。
登壇者:斉藤上太郎さん(三才)×佐藤岳利さん(WISE・WISE)×立川裕大さん(ubushina)
株式会社三才代表。京都府出身。祖父に染色作家の故斉藤才三郎、父に現代キモノ作家・斉藤三才を持ち、近代染色作家の礎を築いてきた家系に生まれる。27歳の最年少でキモノ作家としてデビュー以来、現代空間にマッチするファッションとしてのキモノを追求。TVや雑誌などメディアにも頻繁に紹介され、新進気鋭のキモノデザイナーとして活躍中。「話を楽しむライフスタイル」を提唱し、また、テキスタイル・アーティストとして、インテリアの制作まで多方面に才能を発揮している。
株式会社ワイス・ワイス COO。1996年、社内ベンチャー制度を活用し“豊かな暮らし”をテーマとするライフスタイルブランド「ワイス・ワイス」を創業。フェアウッド100%による家具・空間づくりを提唱し、国産材やFSCなど認証木材を積極的に使う「WISE・WISE GREEN PROJECT」を展開。2015年、宮城県くりこま山のスギを地元の人たちとつくるKURIKOMAシリーズでソーシャル・プロダクツアワード特別賞を受賞。東京ミッドタウン(六本木)にて日常使いの伝統工芸をテーマに”暮らしの道具の専門店”WISE・WISE toolsを運営。
株式会社t.c.k.w代表。1965年長崎県生まれ。オーダーメイドの伝統工芸プロジェクト「ubushina(うぶしな)」を立ち上げ、日本の伝統技術を先鋭的なインテリアに仕立てるというスタイルを確立。空間に応じた家具・照明器具・アートオブジェなどを一点物として仕立ててきた。「東京スカイツリー」「パレスホテル東京」「伊勢丹新宿店」など、日本各地の職人と長年にわたって切磋琢磨しながらものづくりの現場を共にし、2016年、伝統工芸の世界で革新的な試みをする個人団体に贈られる三井ゴールデン匠賞を受賞。その実績を引き継ぎ、2023年、オートクチュールからプレタポルテへ。日本の技の粋を集めたプロダクトブランド「AMUAMI」をリリース。
〈17:00〜18:30〉
「空間デザインに求められるウーマンズ・ソリューション」
第一線で活躍する女性デザイナー3人に、最近のお仕事の話を交えながら、女性視点で捉えた空間提案やデザイン、経営者兼デザイナーとしてのお考えなどをうかがいます。
登壇者:奥 昌子さん(プラスタック)×折原美紀さん(oriharamiki design office)×笠原英里子さん(カサハラデザインワーク)
(有)プラスタック代表。オンワード樫山、建築設計事務所を経て、1991年飯島直樹デザイン室入社。2003年(有)プラスタック設立。主な仕事として、「スタージュエリー各店」「DIANA各店」「ラ ブリアンツァ 六本木(イタリアンレストラン)」「GINZA KUKI(和食店)」「NICHIESU東京ショールーム」。賞歴は、「タキナミオフィス」(JCDデザインアワード銀賞)、「MOVIX」(ナショップライティングアワード優秀賞)、「デザイナーズメーカー展vol.04」(ディスプレイデザイン賞入選)、「ララガーデン川口」(SDA賞入選)他。
oriharamiki design office代表。私達、人が創るインテリアデザイン。だからこそ沢山の想いでデザインを満たし人々への心を動かしたい、そんな想いで日々活動している。更には商業空間の背景にある環境、業態開発、オペレーション、ヴィジュアル制作など「流行る施設創り」を目指してトータルで提案も行っている。飲食業・レジャーホテルなどは女性の立場からの視点を大切にしてデザインを構築。特にレジャーホテルのデザインに関しては2000ルームを超える実績を重ねており、飲食業に関しては「餃子の王将」の女性向けブランド「GYOZA OHSHO」や同社海外案件のプロデュース及びオペレーションフォローなども行っている。
(株)カサハラデザインワーク代表。桑沢デザイン研究所を卒業後、近藤康夫デザイン事務所に9年に渡り在籍、1999年にカサハラデザインワークを設立する。
インテリアデザインをメインとする空間デザイン、建築デザイン、プロダクトデザインと領域を広げながら活動を続ける。
これまでの経験・概念にクリエイティビティを働かせて新しい価値を創造する空間デザインとは何かに常にチャレンジしている。主な作品にウェディング施設「St. Voile Chapel」、葬儀場に併設されたフラワーカフェ「Flower Café BLOOMY’S」がある。国内外のデザイン賞を多数受賞。
■5月18日(木)
〈15:00〜16:30〉
「地域の魅力を引き上げるクリエイターの視座〜福岡編」
コロナ禍を経て、既存の産業や観光に新しい魅力づけを行う動きが日本各地で活発化しています。その地域の魅力を知るインテリアデザイナーや建築家にそれぞれの視座でその地域の“新しい価値”を生み出すヒントをうかがいます。
登壇者: 二俣公一さん(ケース・リアル)×松山将勝さん(松山建築設計室)
空間・プロダクトデザイナー。福岡と東京を拠点に空間設計を軸とする「CASE-REAL」と、プロダクトデザインに特化する「KOICHI FUTATSUMATA STUDIO」主宰。国内外でインテリア・建築・家具・プロダクトと多岐に渡るデザインを行う。
主な空間作品に「DDD HOTEL」(東京)や、山陰海岸国立公園にある「玄武洞公園」(兵庫)のランドスケープデザイン、「Aesop(イソップ)」や「アーツ&サイエンス福岡」などの店舗設計、「深大寺の家」や「海のレストラン」(香川)などの建築設計、プロダクト作品に、フィンランドのArtekより発表した「KIULU BENCH」、天童木工の創立80周年記念でデザインした「SAND」などがある。
松山建築設計室代表。1968年鹿児島県奄美大島生まれ。1991年東和大学建設工学科卒業。1997年松山建築設計室設立。
日本建築学会作品選奨(2019年)、日事連建築賞 日事連会長賞(2019年)、日本空間デザイン賞 住空間部門金賞(2019年)、日本建築学会建築九州賞作品賞(2008年,12年,15年,17年,18年,19年,21年,22年)、日事連建築賞60周年記念賞(2022年)その他受賞多数。
〈17:00〜18:30〉
「越前和紙の魅力〜『SEEKING 越前和紙』より」
日本を代表する和紙産地として知られる福井県越前市。ここで生まれる「越前和紙」は空間デザイン業界でも広く知られ、採用されています。今回初めてこの和紙の産地を訪ねた空間デザイナー小坂竜さんに越前和紙の魅力について語っていただきます。
登壇者:小坂 竜さん(乃村工藝社A.N.D.)×岩野麻貴子さん(岩野平三郎製紙所)×杉原吉直さん(杉原商店)
1960年東京都生まれ。84年武蔵野美術大学造形学部建築学科を卒業後、株式会社乃村工藝社入社。現、クリエイティブ本部統括エグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクター及びA.N.D.代表。
主な仕事に、かつての小学校校舎をホテルに生まれ変わらせ数々の賞を受賞した「ザ・ホテル青龍京都清水」、「THE AOYAMA GRAND HOTEL」のレストラン、客室及び共用部、「マンダリン オリエンタル東京」のメインダイニング、「新丸ビル」の環境デザイン、「サクララウンジ(羽田空港JAL国際線)」、イギリスの国際的に名誉あるアワード『Restaurant & Bar Design Awards 2014』など他多数受賞。
1968年福井県生まれ。創業150年以上、従業員数、紙の大きさ共に日本最大規模を誇る越前和紙手漉き工場、株式会社岩野平三郎製紙所に生まれる。大学を卒業後、同社に入社。2016年から代表取締役に就任。横山大観や小杉放庵などの巨匠たちが好んだ「麻紙」を発明した初代平三郎の技法を受け継ぎ、経営者として同社のあるべき姿を考え、職人として作家にどれだけリピートしていただけるかに心を砕く。
株式会社杉原商店代表取締役。1962年福井県生まれ。大学卒業後、東京の老舗和紙問屋で経験を積み、1988年実家でもある株式会社杉原商店に入社。以後、インクジェットプリンター対応和紙「羽二重紙」、和紙に漆を塗った「漆和紙(うるわし)」など新スタイルの和紙を開発、発表。2002年インテリア見本市「IPEC」に出展し、奨励賞を受賞。2016年第一回三井ゴールデン匠賞受賞。2019年国土交通大臣不燃認定所得。ヨーロッパの国際展示会への出展やセミナー、講演活動も手がけ、国内外へ「WASHI」の素晴らしさを伝えている。
〈特別展示〉
「ハシモトユキオノサンプル展」
昨年急逝された日本を代表する空間デザイナー橋本夕紀夫さん。橋本さんが創造してきたデザインの現場の生の声を次代のクリエーターたちにも伝えたいという思いから、この展示会が実現しました。この展示では、橋本さんがメーカーやアーティスト、プロデューサー、職人といった人たちと協業して生み出してきた数多くの「サンプル」が、その誕生ストーリーとともに展示されます。
〈協力会社〉
橋本夕紀夫デザインスタジオ、彩ユニオン、NEAT、オリバー、Time & Style、YOnoBI、木曽アルテック社、JOTARO SAITO、WISE・WISE、nf.Design co.,ltd.、カネジン、ubushina、三保谷硝子店、スタジオリライト
「SEEKING 越前和紙」
1500年という長い歴史と、最高の品質及び技術を誇る越前和紙。今回の特別展示では、“〜Bespoke Washi〜 誂え和紙ブランド”として世界を魅了する「ECHIZEN WASHI」を幅広くご紹介いたします。紙漉きをこよなく愛する職人たちによって、あらゆる用途に向けた専門性の高い商品を誂える和紙ブランドです。多彩で豊かな和様文化を支え続ける和紙を未来へと継承する、越前の取り組みをぜひご覧ください。
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