日本初！（※1）マイナンバーカードを活用した「施設予約システム」を自治体向けに提供開始

〜予約作業の「不」をデジタルIDアプリ「xID」で解決！〜

　株式会社スカラコミュニケーションズ（本社：東京都渋谷区、代表取締役：新田 英明、以下「当社」）は、xID株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役：日下 光）とともに「デジタルIDと連携した施設予約システム」の開発を行い、全国の自治体に向けて、オンラインによる利用会員登録、施設予約、決済が可能なSaaS型サービス（ベータ版）の提供を開始します。

当社はスカラグループの中核事業として、価値が溢れ出てくる世界に向けた社会と⽣活の“再定義”を真のDXによって行い、価値共創プラットフォームの実現を目指しております。より豊かな社会、より良い⽣活の実現を⽀えるため、パートナーであるxID株式会社とともに”デジタルID”を活用し、いつでも簡単かつ安全に利用できる施設予約システムの提供を行います。

１．背景・開発の狙い
　住民サービスとして人気の高いスポーツ施設や会議室の利用等、自治体が管理する施設の利用に際し、利用者登録と対象施設の予約が必要になりますが、全国の自治体（1,788自治体）のうち約70%の自治体で施設予約システムが未導入のため、多くの自治体では利用者登録や予約を、役所や現地の施設で職員や施設管理者が対面で行っています。このように現地での紙のやりとりや現金による決済は、住民の不便が多い上、事務負担が大きい状況です。いまやスマートフォンで簡単にホテルや旅館、会議室が予約できる時代において、自治体でもオンラインでの本人確認や予約、決済ができることは、住民サービスの利便性向上に繋がるだけでなく、施設管理のオンライン化を実現します。将来的には利用データのEBPM（Evidence Based Policy Making）活用の期待も高まります。

２．サービス概要
　本サービスは従来の仕様要求から入札を行い、スクラッチ開発をする予約システムと違い、SaaS型の提供形式によって、あらかじめ用意された機能で住民と自治体が簡単かつ安価に利用が可能となります。住民向けの機能としては、オンラインでの利用登録やxIDと連携した本人確認が可能な他、スマートフォンのブラウザに対応したユーザーインターフェースやクレジットカード等、一般的なキャッシュレス決済に対応し、オンラインで予約を完結することができます。管理機能には、各自治体が管理する施設のオンライン登録や団体登録管理、予約状況データの集計を行うことができる他、公平性を担保するための予約結果の抽選機能等も付帯し、行政手続きのデジタル化の促進を図ります。

 

３．ベータ版提供の目的
　本年10月からベータ版の提供を開始します。ベータ版では、自治体が抱える従来の業務とのフィットギャップや本番サービスとして必要な提供機能のフィードバックを得ることを目的とし、令和5年度の予算執行に合わせた販売の準備を行います。

※1…デジタルID市場において（2022年9月xID株式会社調べ）

■xID株式会社について
xID株式会社は「信用コストの低いデジタル社会を実現する」をミッションとして掲げ、マイナンバーカードに特化したデジタルIDソリューション「xID」を中心に、次世代のビジネスモデルをパートナーとともに創出するGovTech企業です。官民双方で信頼される中立的なデジタルIDソリューションとして、これまで不可能だった企業間や官民の壁を超えた、“信頼あるデータの利活用“をスムーズにし、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会、Society5.0を実現していきます。
xID社コーポレートサイト：https://xid.inc
xIDメディア「みんなのデジタル社会」：https://media.xid.inc

■会社概要
会社名：株式会社スカラコミュニケーションズ
代表者：代表取締役　新田 英明
本社所在地：東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ17F
URL：https://scala-com.jp

【お問い合わせ先】
株式会社スカラコミュニケーションズ 関西支社（担当：井上）
TEL：[phone]