miiveがJAFCO、Z Venture Capitalなどから5.8億円を調達。「働く」の未来の創造に向けて、ビジネスチーム、プロダクトチームの採用を強化

株式会社miive

2022年7月20日 09時00分

EX（従業員体験）プラットフォーム「miive（ミーブ）」を提供する株式会社miive（本社：東京都渋谷区、代表取締役：栗田廉）は、この度、昨年春のプレシリーズAラウンド1億円に続き、今回シリーズAラウンドでJAFCO、Z Venture Capitalなどを引受先とした第三者割当増資及び、融資を併せて総額5.8億円の資金調達を実施しました。調達した資金は、主に人材採用、プロダクト拡充に充てる予定です。福利厚生市場×Fintechで、従業員のより良い生活を支え、個人が持つ力を最大限発揮できる「働く」の未来を創造していきます。

第三者割当増資の引受先について

・JAFCO
・Z Venture Capital

資金調達に至った背景

人口減少による人材不足や転職への価値観の変化、人的資本の潮流から、企業経営のあり方は見直され、従業員エンゲージメントの重要性は年々高まっています。さらに、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による在宅勤務の導入をきっかけに、オフィス勤務と組み合わせたハイブリットな働き方が普及しました。企業は従業員の生産性の向上や離職防止、組織活性化のため、新しい働き方にフィットしたエンゲージメントおよびEX（従業員体験）向上への取り組みが求められています。

miiveは、従来の旧態依然とした福利厚生を再設計し、働くすべての人を支える、これからの「働く」に適したEX（従業員体験）プラットフォームを展開しています。そこでこの度、弊社の事業戦略およびEXプラットフォームの可能性に期待していただき、日本最大のベンチャーキャピタルであるJAFCOと、ZホールディングスのCVCであるZ Venture Capitalからの資金調達に至りました。今後は各社とシナジーを生みながら、活気あふれる組織づくりや、EX（従業員体験）の高い環境を構築してまいります。具体的には、数多くの実績やネットワークを持つJAFCOとの連携でさらなる事業グロースを図るほか、Zホールディングスグループが持つ日本最大級のプラットフォームであるLINEやPayPayなどとの連携を見据えています。調達した資金は、主に人材採用やプロダクト拡充に充てる予定です。

miiveが実現する活気溢れる組織づくり

弊社は福利厚生×Fintechで働くすべての人のより良い生活を支え、個人が持つ力を最大限発揮できる「働く」の未来を創造するスタートアップ企業です。これからの「働く」に適したEX（従業員体験）プラットフォーム「miive」を開発・提供し、活気溢れる組織づくりを支援しています。
サービスサイト： https://miive.jp/

「miive」はあらゆる規模の企業が本質的な福利厚生制度をデザインできるサービスです。ハイブリットな働き方でも提供できる福利厚生を整えるほか、従業員の抱えるさまざまな課題に沿った制度の設計や、カジュアルな交流を促す施策を人事や経理担当者の経費精算や税務処理作業の業務負担なく行えます。

福利厚生はこれまで、世間並みの水準を提供していれば十分という認識に止まることが多く、戦略的に扱われておりませんでした。しかし働き方が変化し続ける昨今、画一的な設計でニーズに応えていないままでは、従業員の生産性向上や離職防止、組織活性化につながりません。弊社は「miive」の提供を通じて、EXが高い組織づくりを支援し、企業経営における人的資本の課題を解決して参ります。

引受先企業よりコメント

・ジャフコグループ株式会社チーフキャピタリスト田添聡士

パーパスの策定や、ESGへの対応が上場企業を中心に進む中で、企業は従業員に対して、どう日々の生活を充実させていって欲しいのかを明確に示していく必要があります。その方法として「福利厚生」への投資が、今後より一層重要になってくると考えております。

栗田さん達とお話をさせていただく中で、柔軟な福利厚生制度構築を支援するmiiveのソリューションは、独自の福利厚生の在り方を目指していきたい企業にとって、最適解の一つとなることを確信し今回ご一緒させていただきました。

miiveのソリューションにより、一人でも多くの方が心身ともに充実した生活が送れるようになることを期待しております。

・Z Venture Capital株式会社インベストメントマネジャー湯田将紀

人口減少や働き方の変化によって従業員エンゲージメントの重要性が増す中、解決策としての福利厚生は固定化されていたように思います。

miiveは福利厚生にFintechをかけ合わせ、従業員エンゲージメント向上と支出管理の効率化を実現する新しいコンセプトのサービスです。栗田さんの熱い想い、事業の展開可能性、そしてZホールディングスグループのサービスとの親和性を感じ、出資させて頂きました。

若い発想とユーザー目線を活かした開発力を持つ点を強みに、既存の福利厚生の概念を超えたサービスへのさらなる進化を期待しています。より多くの人が、楽しく健やかに働ける未来を一緒に創っていきましょう！

代表・栗田コメント

就活時の「福利厚生」への違和感から、2020年にmiiveを創業しました。働き方も変わり、福利厚生が取り組む課題も多様化した今、この領域には新しい仕組みが必要だと感じています。働くすべての人を支えて、個人が持つ力を最大限引き出すプラットフォームをmiiveが提供できれば、活気溢れる組織を世の中に増やし、誰もがポジティブに働ける世界を実現できると考えています。

20代前半の起業家がFintechに取り組むことはあまり前例がありませんが、この度の資金調達でミッション実現に向けた組織を作り、日本の閉塞感を打ち破れるよう「働く」の未来を創造していきます。