Monozukuri Ventures、スマホと外部ディスプレイを双方向連携できる技術を開発したteam Sに出資
アプリの追加インストール無しで、スマートフォン単体では実現が難しい体験やタブレットでは不可能だった体験を提供
ハードウェア・スタートアップ特化型投資ファンドを運営する株式会社Monozukuri Ventures(本社:京都市及び米国ニューヨーク市、CEO:牧野成将)は、株式会社team S(本社:東京都港区、代表取締役:高嶋 晃)へ出資を実施しました。
team Sはスマートフォンと外部ディスプレイを双方向に連携する組み込み型ソフトウェア「SSE」(Smart Streaming Engine:特許出願済)を世界に先駆けて開発したスタートアップ企業です。
全世界で15億人以上が利用するAndroid OSに対応し、特別なアプリを使用することなく、スマートフォンの画面を外部の大型ディスプレイに投影できます。また、タッチパネルが搭載された外部ディスプレイからもスマートフォンを操作でき、スマートフォンを活用した新しいユーザー体験を提供します。
今後はディスプレイだけでなく、AIスピーカーやスマート家電、車載ディスプレイ、クラウド環境上の仮想ディスプレイなど応用範囲を広げながら、5G時代をリードする技術開発を進めていく予定です。
その第一弾として、SSE技術の価値を伝える製品の開発を国内外のメーカー数社と進めております。
創業者の高嶋氏は1984年にシャープに入社、商品企画に携わった後に2000年にイーブックイニシアティブジャパンを創業。電子書籍業界に進出し、2011年に東京証券取引所マザーズ市場に上場(2013年に東証一部へ変更)。team Sは2社目の創業となります。
Monozukuri Venturesはシード〜アーリーステージのハードウェア・スタートアップへの投資と、試作・量産コンサルティングを通じて、世界中の起業家が高品質の製品を、少量でも素早く生産・販売することができる世界の実現を目指しています。2021年2月には日米のハードウェア・スタートアップにフォーカスした「Monozukuri 2号ファンド」の一次募集完了を発表しました。今後も引き続き国内機関投資家や事業会社と共に、世界に進出するハードウェア・スタートアップを支援してまいります。
team S 高嶋晃氏からのコメント
インターネットが生まれおよそ四半世紀、新しいコンセプトのハードウエアを生み出すことでインターネットの可能性はさらに広がり、世界の人々に新しい体験を届けることができるという思いから創業しました。シートディスプレイや5Gによる変革期において新しいコンセプトをスピーディにカタチにして世界の人々へ届ける、今までの大企業とは全く異なるモノづくりにチャレンジしています。Monozukuri Venturesが持つモノづくりにフォーカスされたさまざまなリソースは、私たちにとって大きな期待であり励みとなっています。
team Sについて
設立日:2016年11月3日
所在地:東京都港区新橋4−21−3 新橋東急ビル3F
代表取締役:高嶋晃
事業内容:ITプロダクトの企画・開発・販売
URL:http://teams.tokyo/
Monozukuri Venturesについて
株式会社Monozukuri Venturesは、京都とニューヨークを拠点に、ハードウェア・スタートアップへのベンチャー投資ファンドの運営と、ハードウェアの試作・製造に関する技術コンサルティングを提供する企業です。
2020年1月に、Makers Boot Campを運営する株式会社Darma Tech Labs(京都市)と、FabFoundry, Inc.(ニューヨーク市)が、2社のハードウェア・スタートアップ支援の経営資源を結集して誕生しました。MZVが運営するMBC試作ファンドは2017年夏に1号ファンドが、2021年に2号ファンドが発足しました。日米のハードウェア・スタートアップ34社(日本16社、米国18社)に投資しています。またスタートアップ企業を中心に、110以上の試作プロジェクトを支援しています。
(数値はいずれも2021年7月末時点)
※記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
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