【イベントレポート】当日版権の総取引数7,300件・約330ブースが出展!世界最大級の造形・フィギュアの祭典『ワンダーフェスティバル 2021[秋]』オンライン
吉本プラモデル部の動画公開やエアコス企画などオンラインならではのコンテンツも!
世界最大級の造形・フィギュアの祭典であるワンダーフェスティバルは、「ワンダーフェスティバル 2021[秋]」に向けて造形物を製作されていたディーラーの皆様の作品発表と販売の場を確保し、少しでも多くの方に作品の素晴らしさや情熱をお伝えする機会にしていただきたいという想いから、イベントプラットフォーム「eventos(イベントス)」を活用してオンラインで開催いたしました。
そして当日は約330ブースが出展し、当日版権申請商品の総取引数(※)が、7,300件を超える結果になり、オンライン開催においても多数の作品が販売され、作り手の情熱との一期一会の出会いをオンラインでも体験いただくことができました。
また本イベントでは、吉本プラモデル部と宮脇センムによる対談動画のオンライン配信や、エアコス企画などオンラインならではのコンテンツも実施いたしました。
※当日版権は既存のキャラクターの権利を管理している版権元に対し、ワンダーフェスティバル実行委員が窓口となり「開催当日・会場内限定」で製作・展示・販売の許諾を受けられる制度。本イベントでは約250のディーラーが申請。
■当日のコンテンツ紹介
今回の『ワンダーフェスティバル 2021[秋]』オンラインイベント限定で、吉本プラモデル部と宮脇センムの対談動画を公開。
動画内では、パンクブーブー 佐藤哲夫さん、若井おさむさん、チャーリーいたがきさん、佐藤ピリオド.さん、ラフ・コントロール森木さんたちが丹精込めてつくったプラモデルを宮脇センムがアドバイス。中でも吉本プラモデル部の部長でもあるパンクブーブーの佐藤さんがつくったコトブキヤの「ダンボー」の作品では、細部までこだわった技術に「こしゃくな真似を」と宮脇センム節のきいた愛のあるコメントをしながら、センムの一番の作品に選びました。
さらに、宮脇センムからパンクブーブーの佐藤さんへプレゼントされたタイヤ付きの「エリマキトカゲ」のプラモデル完成披露式を行いました。完成した「エリマキトカゲ」の初走行に挑戦しますが、タイヤが地面につかず走行ができないアクシデントが発生。見かねた宮脇センムより、センムの“走る”お宝、ドイツ製の「ケッテンクラート」をサプライズでお披露目。実際に吉本プラモデル部メンバー全員に試運転・試乗のサプライズも行い、吉本プラモデル部×『ワンダーフェスティバル 2021[秋]』オンラインイベントコラボ企画を締めくくりました。
今回のオンラインイベントでは、Twitterで参加する「エアコスプレ」とコラボし、ワンフェスの思い出を語る企画や「ワンダーフェスティバル 2022[冬]」招待チケットのプレゼント企画など、オンラインならではの催しも実施いたしました。当日は「#WF2021A」、「#エアコス」の2つのハッシュタグをつけてリアルイベントで着る予定だった衣装お披露目ツイートやワンフェス思い出ツイート、次回以降のリアル開催を望む強い願いが多数ツイートされました。
エアコス公式サイト:https://aircos.jp/
■参加者のコメント
<企業ディーラー>
あみあみ(大網株式会社)
ワンダーフェスティバルは、フィギュアやホビー・アニメグッズを生業にしている当社にとっても年間PR戦略の中で最も大切なイベントのひとつです。展示・配布・イベント開催などフィギュアファンをメインとしたご来場者と図る様々なコミュニケーションによって、フィギュア・ホビー業界の“今”の熱量を感じることができました。
しかし、新型コロナによってそのコミュニケーションの場は奪われてしまいました。これは、誰もが数年前には想像も出来ないことだったものと思います。一方で、動画配信サービスをはじめオンラインを通じたサービスの普及・充実が予想以上のスピードで加速するということも、現在進行形で起こっています。
情報を知りたい/想いを共有したいという作り手・ファン双方の欲求が無くなるわけでは無いことや、手段は変われどもコミュニケーションを図ることはできるということを前向きにとらえる中で、WEB開催という新しい取り組みに参加することは意義があることであると感じましたし、何よりもワンフェスに向けて準備していた商品などをPRしたいというご協力メーカー様の期待にお応えするため、またフィギュア業界は元気にやっているよとお客様に伝えるためにも、“festival”の名にふさわしいブースとして『あみあみホビーキャンプ』と冠して多種メーカー様と合同参加することを決めました。
当日、限定販売品への注目度や特設ページへの来訪者も多く、SNSなどでも盛り上がりは感じました。一方で、ご迷惑をおかけした点も踏まえて当社含めWEBイベントとしての課題は多く残っているという実感を得ました。
皆さまと直接お会いできない時期が長くなり、イベントスタッフや企画部門のスタッフも寂しい思いを抱えております。一方で、従来のファンだけではなく新しくアニメを観始めたり、Youtubeなどで人気のコンテンツを観たりして、フィギュアへの興味・関心が高まっていることもヒシヒシと感じております。オンライン業態であるという当社の強みを活かして、フィギュア業界をもっと成長させていくことに当社も微力ながら貢献していき、状況が改善してリアルイベントが開催された暁には、従来のファンの皆さまがまた当たり前のように足を運んで、胸をときめかせていただける場を提供できるように、従業員一同、努めてまいります。
▼企業プロフィール
インターネット黎明期の1999年にホビー系ECサイトとして開店。
2021年には売り上げが年間200億円を突破、ホビー系のECサイトとしては国内最大級のショップです。
アニメ/コミック全般のフィギュア・グッズ・プラモデルなどの販売を主力事業としながら、アニメやポップカルチャーを軸に海外事業、商品企画事業、配信事業など様々な事業を展開しています。
あみあみオンライン本店: https://www.amiami.jp/
株式会社セガ
今回ユーザーの皆様に一つでも多くの情報をお届けしたいと思い、今回のオンラインイベントへの参加を決めました!
開発担当がこだわりぬいたフィギュアアイテムを多数ラインナップしたセガブースはいかがでしたでしょうか。今回、ご紹介したもの以外にもまだまだたくさんありますので、ぜひ、セガプラザ公式サイトをチェックして頂き、お近くのゲームセンターでUFOキャッチャーにチャレンジしてみてください。
▼企業プロフィール
アミューズメント専用景品、くじ、物販アイテムなど多数のキャラクター製品を展開しています。
セガプラザ公式サイト :https://segaplaza.jp/
<個人ディーラー※表記はディーラー名>
グリズリーパンダ様(Twitter: @GRIZZRYPANDA)
最初に感じたのは危機感!3回連続でワンフェスが中止になってしまったこの秋に発表された、ワンフェスオンライン開催の一報。まさかまさか、あのワンフェスがオンライン化されるなんて…
半信半疑の中どんな結果になろうとせっかく場を用意してしてもらったのだから参加する以外の選択肢はない!!
なんせこのまま中止が続けば主催者も参加ディーラーもリアルイベントに顔を合わせる機会がなくなるかもしれないという危機感を感じ、存続してくれっという想いでワンフェスオンラインに参加しました。
当日は、お手軽に家にいながらたくさんの作品を見れて久しぶりのイベント感にわくわくできて嬉しいひとときの反面、やはり現実のイベントがより恋しくなった1日でした。立体だもの、写真だけでは物足りない味気ない。
実物を前にした迫り来るスケール感、そばに立てばシンナーが匂いたつかのようなライブ感、それをまた味わいたくて欲しくなって、逆に寂しさを感じてしまいました。次こそは皆さんとリアルイベント幕張へ!!
MADHANDS様(Twitter:@madhands_tweet)
ワンダーフェスティバルに出展をしておりますと、遠方にお住まいで会場へのお越しが困難であると言ったメッセージをSNS宛によく頂戴いたします。できれば、原型師・彩色師が精魂込めた展示見本のエネルギーを直に感じ取って頂きたいと言った気持ちは第一としてございますが、間口の広さ、多様性のある催しである事は強みにもなり得ると考えたことより、この度オンラインでの出展にもチャレンジをいたしました。
当日実際に参加してみて、とても難しかったです。事前に100本ほどメールの雛型を用意したのですが、用意分のメールは開場から一桁分の方で概ねを使い切ってしまいました。どなた様までご案内を送るべきかを考えながら順繰りメールをお送りするのにはとても時間がかかり、多くの皆様に期待を持たせたまま何時間もお待たせしてしまった事が心苦しかったです。
その様な中でもご返信を頂戴した際に一言「いつも応援しています」「大変なところありがとうございます!」など心温まる労いのメッセージを多く頂けまして、リアルイベントで感じられた心の触れ合いと近しい感覚がございました。
常々に感じていた事ではございますが、私のディーラーにてご注文やお問い合わせをくださる皆様はとても素晴らしい方々でございます。誠に勝手ながら私の誇りです。
この度の「ワンダーフェスティバル 2021[秋]オンライン」ではディーラーが個々にルールを設定いたします事から、事前の情報収集や案内ページを熟読しませんと上手く購入が出来ませんが、そう言ったハードルを越えて頂き、スムーズ丁寧にほぼ100%のご返信を頂けました。身体的に疲弊をしていましたところ、皆様のご協力の姿勢に感激してしまいまして、やや涙ぐみながらメール返しを行わせて頂いておりました・・。この場を借りてお礼申し上げます。
文末となりますが、ぜひオンラインも上手くご活用をいただき、さらに胸躍る経験をしたい!と思ってくださったら、いずれリアルイベントにも足を運んで頂けたらと存じます。自身のディーラー活動につきましては、今後も楽しみつつ頑張りたい!と思っております。引き続きご一緒に立体の魅力の探求をお楽しみ頂けますと幸いです!
▼プロフィール
原型師名/HYO(ヒョウ) ディーラー名/MADHANDS(マッドハンズ)
プロフィール/年間を通して多数の商業原型、ディーラー作品を発表しているフリーの原型師。フィギュアのコレクターであり、総じて作る事を愛する者でもある。
■ワンダーフェスティバルのプロモーション動画を公開!
ワンダーフェスティバルでは国内外でのイベント認知拡大を目的として、ワンダーフェスティバル公式YouTubeチャンネルでプロモーション動画を公開いたしました。
日本語版に加え、英語・中国語の字幕付きで短尺版と長尺版動画を公開しておりますので、是非ご覧ください。
ワンダーフェスティバル公式YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCDWFQot4eBIvxPIxdTQsi8A
<ワンダーフェスティバル2022[冬]概要>
■日 時:2022年2月6 日(日)10:00 ~ 17:00
■場 所:幕張メッセ
■内 容:ガレージキットの展示・即売を中心にした模型イベント
■主 催:ワンダーフェスティバル実行委員会 /(株)海洋堂
■『ワンダーフェスティバル』について
ワンダーフェスティバルは、今年で36年を迎える世界最大級の造形・フィギュアの祭典です。2009年[夏]より会場を幕張メッセに移し、例年約2,000(内企業100、一般1,900)ものディーラー(出展者)と5万人を超える参加者のイベントとなり、国内のみならず海外のファンからも大きな関心を集める一大イベントとなっています。
プロ、アマチュアを問わず、自分たちが腕によりをかけて製作したキットを持ち寄って展示・販売する『ワンダーフェスティバル』。一品限りの造形物や各プロディーラーの新製品、限定品などが並ぶ他、コスプレイヤーによるコスプレ等も行われる事が当イベントの大きな魅力となっています。2018年にはワンダーフェスティバル史上初の海外進出となる『ワンダーフェスティバル2018上海[プレステージ]』が開催される等、海外ユーザーのフィギュアへの関心が、ますます高まりを見せています。
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