＜イベント事後レポート＞LUX Rethink Beauty Project　第１弾「LUX Rethink Beauty LIVE」10月11日(月)開催

バービーさん・西村宏堂さん・海音さんがInstagram ライブにて初コラボ登場！「自分自身を開放して“自分らしい美しさ”をRethink」

ユニリーバ・ジャパン・カスタマーマーケティング株式会社

2021年10月18日 15時00分

ユニリーバ・ジャパン・カスタマーマーケティング株式会社（本社：東京都目黒区、代表取締役社長：サンジェイ・サチュデヴァ）が展開するトータルビューティーケアブランド「LUX」は、「BRAVE VISION 2030」を掲げる中で、美しさとは何かを考え直すプロジェクト「Rethink Beauty Project」を2021年10月11日（月）新たに始動しました。 LUX Rethink Beauty Project第1弾には、芸人のバービーさん、メイクアップアーティストで僧侶の西村宏堂さん、義足モデルの海音さん、さらにMCに武藤千春さんをゲストに迎えInstagramライブ配信を開催。それぞれのバックグラウンドを持つ個性あふれる方々が、“美しさ”をテーマに自身の体験談も踏まえながらトークを展開し、イベントを盛り上げました。

LUX RETHINK BEAUTY PROJECTについて

Rethink Beauty Project は、プロジェクトアンバサダーたちと共に、美しさとは何かを考え直すプロジェクトです。プロジェクトアンバサダーは美しさの固定観念について自ら”Rethink”し続けている人たちです。色、年齢、職業など、いまだに残る、あなたを無意識のうちに縛る固定観念をゆっくり溶かしながら、あなたらしい美しさへの答えを一緒に探します。

プロジェクト第1弾「LUX Rethink Beauty LIVE」

Rethink Beauty Project 第1弾は、バービーさん、西村宏堂さん、海音さん、MCとして武藤千春さんがInstagramライブ配信に参加。配信イベントは、今回のテーマである「私を縛る美しいから、私だけの美しい」を軸に、6つのトークテーマを設定。3人が歩んできたバックグラウンドを基にしながら、それぞれが考える「美しさ」について、あらゆる角度から掘り下げました。各々の領域で活躍している3名の知られざる容姿のコンプレックスや、自分自身で抱えていた美の固定観念について赤裸々に語っていただきました。

ー美しさの固定観念とは？
まず最初のトークテーマは、「ビューティーステレオタイプ」。美しさの固定観念とは何かを掘り下げました。「美しさ」に対して、様々な捉え方があるなかでもバービーさんは「痩せていたほうがいいなど、自分自身で縛ってしまっている」と回答。「私も大学４年生くらいのときには、他人と比較ばかりしてしまっていたけど、芸人を始めてからは個性を出していったほうがいいと思うようになってからは開放された」と語りました。また、海音さんは「モデルなのならば、細くて、髪の毛がサラサラで、可愛くなければいけないと言われてしまうことがビューティーステレオタイプ」だとコメントしました。

ー他人と比べてしまった過去について
2つ目のトークテーマは、「周りと比較して苦しんだ経験」についてです。義足モデルとして活躍する海音さんは「義足になってからは６年間義足を隠していて、私も足を出すファッションができたのにと比較することもあった。幼い頃からのモデルの夢いう強い目標を持つことで乗り越えられた」とコメント。さらに西村さんも「世界で活躍している人が同性愛者だと公言していることを知って、自分も堂々と胸を張れると思えるようになった」と答えました。

ー今の自分に自信を持っているか
3つ目のトークテーマは、「今の自分に自信があるか」についてです。問いに対して、バービーさんは、「トントンです。」と回答。「今の社会だと自己肯定感を持つことがいいってプレッシャーを感じるんですけど、実際フラットでいいと思うんです。でも、自分を攻めることや卑下することをしてほしくないな」と語りました。また、西村さんは「自信には、何かが得意でできるという自信と絶対にできないという自信がある。自信は必ずしも何かができるというものだけでなく、私はこういう人だという説明書を理解することも自信だと思う。だからこそ得意や素敵なことだけが自信ではない」と答えました。

ー自分の容姿について
4つ目のトークテーマは、「自分の容姿」についてです。西村さんは、「全部が嫌いで背丈も髪質も眉毛も目の形も鼻も嫌いだった」と回答。しかし、アメリカ留学中に、自身の目をエキゾチックだと褒められたことをきっかけに、いろいろな考え方があることに気づき、自分の狭い価値観ではなく色々な美の価値観を受け入れられるようになったという。そのことから「結果として自分に意地悪していたのは自分だった」とコメントしました。一方、海音さんは「モデルだから細くなければいけないと思ってしまう自分もいるが、外見だけでなくても自分に自信を持つことで、外見にもつながってくる」と語りました。

ー自分自身を愛おしく思えるポイントについて
5つ目のトークテーマは「あなたにとっての美しさ」についてです。「私はお尻が大好きです」と即答したバービーさん。「今は、自分の思うベスト体重から+３キロなんですけど、ベストのときはいい曲線が生まれるんですよね。過去に番組の企画で体重の増減があって、そこで自分のベストをみつけました。試行錯誤の後努力した身体が好きって考えもありなのかな」と語りました。また、西村さんは「1,000人が同じ道を進んでいようとも、違う道を進むことができるところ」と回答し、各々の好きなところについて話しました。

ーあなたにとっての本当の“美しさ”とは？
最後に、ゲスト3名にとっての「美しさ」について語っていただきました。

バービーさんコメント
外見や行動やセンスに統一感があって、一本筋が通っていること。他の人の影響を受けてしまっているとどうしてもふわふわとしてしまっているから、一本筋の通っている人はまとまりがあって美しいなと思います。

西村さんコメント
悲しみや怒りの感情の中など、いろいろなところに隠れていると思います。掛け軸でみた「花も美しい。月も美しい。それに気づく心が美しい。」とあるように、美しさにきづける心の動き自身が美しいんじゃないかなと思います。

海音さんコメント
外見や中身にしても、自分がしたいと思うことを全力でしていたら、内面から楽しさも伝わり自信や美しさにもつながっていくと思います。

ー視聴者からの質問：どうすればルッキズムの呪いから抜けられると思いますか？
視聴者から事前に寄せられた質問に答えるコーナーでは「どうすればルッキズムの呪いから抜けられると思いますか？」という質問に対して、バービーさんは「過去はこうでなければいけないという広告が多かったが、きれいな人はきれいな人。全くその人たちと同じにならなくていい」と回答。西村さんは「誰かが自信を失いそうになったときは、お互いに褒め合うことで呪いが解けると思う」とコメントしました。

ー視聴者からの質問：褒め言葉を素直に喜べるようになるにはどうしたらいいでしょうか？
視聴者から寄せられた「美しいと言ってもらっても疑ってしまいます。素直に喜べるようになるにはどうしたらいいでしょうか？」という質問に対して海音さんは「美しいと褒めてくれていることは、素直に受け止めていいとおもいます。自分と他人の見る自分は違っているからこそ、新しい発見もあると思う」と回答。また、他の人と違うところは自分にしか無いものだからこそ誇りを持っていいんじゃないかな。語りました。

ー視聴者からの質問：今後LUXとともに、どのような発信をされていきたいですか？
視聴者から寄せられた「今後LUXとともに、どのような発信をされていきたいですか？」という質問に対してバービーさんは「誰一人として同じ人は居ないからこそ、一人ひとりの美しさが受け止められる社会作りを少しずつできたらいいです」と回答。また、西村さんは「ラックスはアン・ハサウェイさんのような長い髪の人じゃないと美しさが表現できないと思っていたけれど、髪の毛を6 ミリに刈っている自分も今こうして発信ができている。だからこそLUXは遠いものではなく身近な存在だと思えるきっかけを届けたい」とコメントしました。さらに、海音さんは「自分は義足だけど、それはだめな部分でなく自分にしか無い個性だと思っているので、LUXとともに自分が人と違うことに対して、自分にしか無い魅力だと発信していきたい」と語りました。最後に視聴者にむけて「今回の配信がまた、新しい自分の一歩になったんじゃないかなと」とメッセージを送り、イベントは終了しました。

登壇ゲストプロフィール

バービー

芸人

1984年北海道生まれ。2007年、お笑いコンビ「フォーリンラブ」を結成。バラエティを中心に、ワイドショーのコメンテーターやラジオのパーソナリティを努め、「本音の置き場所」を出版。自身のYou Tubeでは325万視聴回数を超える動画もあり好評配信中。地元の町おこしに下着のプロデュースなど多岐にわたり活躍。

西村宏堂

メイクアップアーティスト / 僧侶

Photo by Masaki Sato

1989年東京生まれ。米パーソンズ美術大学卒。メイクアップアーティストにして僧侶、LGBTQ活動家でもある。日本語、英語、スペイン語を操り、ミス･ユニバース世界大会などでメイクを手がける。国連、イェール大学、スタンフォード大学など講演多数。2022年には英語の著書 "This Monk Wears Heels" を出版。

海音
義足モデル

2001年大阪生まれ。幼少期よりモデル・アイドルとして活躍。
12歳のときに多発血管炎性肉芽腫症を発症し、右足を切断する手術を受ける。一時はモデルの道を諦めたが、義肢装具士やカメラマンとの出会いを経て再びモデルの道へ。東京五輪の閉会式にも出演した。

武藤千春
アパレルブランド「BLIXZY(ブライジー)」プロデューサー/デザイナー