映画『柳川』『福岡』『群山』公開記念。チャン・リュル監督の映画の世界を深く楽しめる2週間=【チャン・リュル映画と福岡シネマ・トリップ】が開催決定

福岡の街と10年以上の交流を持つ映画監督チャン・リュルと、映画『福岡』に出演した韓国のベテラン俳優クォン・へヒョとユン・ジェムンの来日も決定! 街なかでは、映画の世界を旅する様々なイベントも。

三声舎

12/16(金)より福岡・KBCシネマでは〈チャン・リュル福岡三部作〉の最新作『柳川』が、全国に先駆けて先行公開中。そして12/23(金)からは、同三部作より『福岡』『群山』の追加上映も開始します。
カンヌ・ヴェネチア・ベルリンなど国際映画祭で高く評価される映画監督チャン・リュルが2007年にはじめて来福して以来、10年以上もの福岡との交流を通じて生み出した3つの“旅する映画”である〈チャン・リュル福岡三部作〉。これら待望の劇場公開を受け、チャン・リュル映画を通じてさまざまなカルチャーやスポットへのトリップ="旅"を楽しめるハイブリッドイベント【チャン・リュル映画と福岡シネマ・トリップ】を展開します。

【映画でトリップ】

  • 〈チャン・リュル福岡三部作〉『柳川』『福岡』『群山』劇場公開 @KBCシネマ 

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チャン・リュル監督が誘う“旅”のはじまりは、映画から。劇中の登場人物たちとともにチャン・リュル映画ならではの世界観へ、どうぞ足を踏み入れてみてください。


〈チャン・リュル福岡三部作〉いずれもKBCシネマ1・2にて公開

『柳川』12/16(金)〜 より絶賛公開中
『福岡』12/23(金)〜 より公開予定
『群山』12/24(土)〜 より公開予定
※上映時間など詳細は劇場ホームページ( https://kbc-cinema.com/ )にてご確認ください。

 

  • 監督&キャスト来日舞台挨拶 & 関連アフタートーク @KBCシネマ

左から チャン・リュル監督、クォン・へヒョ、ユン・ジェムン、山本由貴(劇中写真より)左から チャン・リュル監督、クォン・へヒョ、ユン・ジェムン、山本由貴(劇中写真より)

上映期間中には、チャン・リュル監督ご本人と映画『福岡』に出演した女優・山本由貴、そして韓国在住映画ライターの成川彩らによる舞台挨拶も開催。そして、12/27(火)には映画『福岡』に出演した韓国のベテラン俳優クォン・へヒョ(『新感染半島』、ホン・サンス監督各作品)&ユン・ジェムン(『グエムル漢江の怪物』『母なる証明』)の来日舞台挨拶も決定。その他、劇中に登場する福岡にもゆかりの深い韓国の民族詩人・尹東柱(ユン・ドンジュ)の詩世界から映画を読み開くアフタートークイベントも。 ※各ゲストのプロフィールは文末に記載

 

12/23(金) 映画『福岡』舞台挨拶
本編上映 19:20~20:46 / 舞台挨拶 20:46~21:30(45分)
【ゲスト】チャン・リュル監督 × 山本由貴(『福岡』キャスト)
【進行・通訳】成川彩(映画ライター)

12/24(土) 映画『柳川』舞台挨拶
本編上映 13:00~14:55 / 舞台挨拶 14:55~15:40(45分)
【ゲスト】チャン・リュル監督 
【進行・通訳】成川彩(映画ライター)

 

12/27(火) 映画『福岡』舞台挨拶
本編上映 19:25~20:51 / 舞台挨拶 20:51~21:40(50分)
【ゲスト】クォン・ヘヒョ × ユン・ジェムン(『福岡』キャスト)
【聞き手】西谷郁(『福岡』プロデューサー)
【通訳】文芝瑛(『福岡』コーディネーター)

 


12/25(日) 映画『福岡』アフタートーク「尹東柱の詩とチャン・リュル映画」

本編上映 13:10~14:36 / アフタートーク 14:36~15:15(40分)
映画『福岡』『群山』には、戦時下の福岡で亡くなった韓国の民族詩人・尹東柱(ユン・ドンジュ)の詩が登場します。監督自身も強い思い入れを持ち、また私たち福岡市民にもゆかりのあるこの詩人の観点から、チャン・リュル映画を深く楽しむためのアフタートークです。

【ゲスト】辻野裕紀(九州大学大学院准教授・言語学者)
【聞き手】三好剛平(三声舎・Asian Film Joint)
 


そして12/30(金)までの期間には、劇場以外でもさまざまな展開が予定されています。映画を鑑賞した後にも、チャン・リュル映画の世界を旅する体験をお楽しみください。
 

【見てトリップ】

  • 「〈チャン・リュル福岡三部作〉の世界」展

(左) SRギャラリー (右)『福岡』撮影風景より (画像提供_ 福岡フィルムコミッション)(左) SRギャラリー (右)『福岡』撮影風景より (画像提供_ 福岡フィルムコミッション)

[会期] 2022年12月20日(火)〜30日(金) 12:00〜21:00 ※12/26(月)休館
[会場] SRギャラリー(福岡市中央区大名1-14-28 第一松村ビル2階)

 

映画『福岡』の撮影拠点として活用された大名のSRギャラリーにて、〈チャン・リュル福岡三部作〉の世界観に触れられる展示を開催。

チャン・リュル監督のプロダクション=LU FILM制作による「『福岡』メイキング・フィルム」(23分)の会場限定上映をはじめ、〈チャン・リュル福岡三部作〉写真展、著名人&地元人たちによる推薦コメントや、映画の世界観を深める資料など、会期中に続々と展示物が増えていきます。

また、会場では「福岡映画喫茶」と題して、珈琲やお酒片手に映画談義に花を咲かせられる場も展開予定です。


【聞いてトリップ】

  • 〈チャン・リュル福岡三部作〉の世界を深めるオーディオコンテンツ

[会期] 公開中

[配信] Spotifyオリジナルプレイリストとして以下2集を公開

楽曲編: 〈チャン・リュル福岡三部作〉の劇中で使用・参照された楽曲をまとめたプレイリスト(Spotify)を公開。聴きながら街を歩いてみれば、あなたもチャン・リュルの世界に迷い込んだ様な感覚に。


トーク編: 福岡の地元メディアLOVE FMで放送中の文化系ラジオ番組「OUR CULTURE,OUR VIEW」や、地元映画団体・福岡映画部が配信するPodcastコンテンツなど、媒体をまたいだ番組でのコラボレーションを実施。

 

【読んでトリップ】

  • 小冊子「〈チャン・リュル福岡三部作〉福岡シネマトリップ マップ」

[配布期間]  2022年12月22日(木)〜 予定
[配布場所] KBCシネマ、SRギャラリー、大名エリアの『福岡』撮影スポットなど
 

〈チャンリュル福岡三部作〉の世界により深く飛び込み、何度でも訪ね歩くためのガイドマップ小冊子(zine)を制作。映画『福岡』の撮影地マップや、著名人&地元人たちによる推薦コメントなどを掲載。読みながら街を歩けば、あなたもチャン・リュル映画の住人気分です。


【歩いてトリップ】

  • 映画『福岡』撮影地めぐり歩きツアー

[日程]  2022年12月25日(日) 16:15〜18:30 予定
[集合場所] SRギャラリー(福岡市中央区大名1-14-28 第一松村ビル2階)
[参加費] 無料 ※回遊先店舗での飲食等は参加者の自己負担

 

KBCシネマでの映画『福岡』上映&アフタートーク終了後、撮影現場となった大名エリアを限定10名の参加者とともに回遊するまち歩きイベントを実施。映画『福岡』撮影当時の出来事を振り返りつつ、街と人々に出会う楽しいまち歩きです。行く先々で気になったものは自由に買って、食べてOK。チャン・リュル映画を通じてますます福岡・大名が好きになるイベントです。

事前お申し込みを希望される方は、お名前、お電話番号、参加人数をご明記の上、miyoshi@3voice.jp(三好宛)までご連絡ください。

 

  • 大名エリアで3つのキーワードを集めて当たる回遊ゲーム

[会期] 2022年12月21日(水)〜30日(金) 
[会場] 大名エリア

大名エリアに掲出された〈チャン・リュル福岡三部作〉のポスターを3箇所以上回遊し、ポスターに記載された3つのキーワードを集めて回答するゲームイベント。回答できた参加者の方には、プレゼントをご用意しています。

 


【登壇者プロフィール】
チャン・リュル(映画監督)

中国・延辺朝鮮族自治州生まれの中国朝鮮族3世の映画監督。 初長編『唐詩』(2003)以降、『キムチを売る女』(2005)、『風と砂の女』(2007)、『豆満江』(2010)、『慶州 ヒョンとユニ』(2014)、『春の夢』(2016)、『群山』(*映画祭題「群山:鵞鳥を咏う」/2018)、『福岡』(2019)などを発表し、ベルリン、釜山、ロカルノなどの国際映画祭の常連となる。

 

山本由貴(女優・モデル)

役者・ナレーション・モデル活動を中心に、福岡を拠点として映画やドラマ、舞台等で活動中。並行して2014年より故郷の星野村で無農薬棚田米つくりを始める。2015年12月からは八女市茶のくに親善大使を務めている。

成川彩(映画ライター)
韓国在住映画ライター。ソウルの東国大学映画映像学科修士課程修了。2008~2017年、朝日新聞記者として文化を中心に取材。現在、韓国の中央日報をはじめ、日韓の様々なメディアで執筆。KBS WORLD Radioの日本語番組「玄海灘に立つ虹」レギュラー出演中。

クォン・へヒョ(俳優)

1965年生まれ。舞台俳優として活動をスタートした後、1992年に映画デビュー。以降、映画やドラマ、舞台と幅広く活躍中。日本では『冬のソナタ』のキム次長役として人気を博した。主な映画出演作に『ラスト・プレゼント』(2001)、『新感染半島 ファイナル・ステージ』(2020)など。ホン・サンス監督には多数の作品で出演しており『3人のアンヌ』(2012)、『あなた自身とあなたのこと』(2016)、『夜の浜辺でひとり』(2017)など。2017年釜山映画評論家協会賞主演男優賞を受賞した『それから』(2017)、アジアン・フィルム・アワードの助演男優賞にノミネートされた『川沿いのホテル』(2019)にも出演。


ユン・ジェムン(俳優)
1970年生まれ。『グッド・バッド・ウィアード』(2009)、『母なる証明』(2009)やTVシリーズ『マイダス』『IRIS-アイリス』『トッケビ』などに出演。その他『海にかかる霧』(2015)、『ラスト・プリンセス 大韓帝国最後の皇女』(2017)、『ワン・デイ 悲しみが消えるまで』(2017)、ポン・ジュノ監督『オクジャ/okja』(2017)など話題作に多数出演。

 

辻野裕紀(九州大学大学院准教授・言語学者)

九州大学大学院言語文化研究院准教授、同大学韓国研究センター副センター長。愛知県名古屋市生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。誠信女子大学校(韓国ソウル)専任講師を経て現職。専門は言語学、韓国語学。最近は文学関連の仕事も。

 

 

〈チャン・リュル福岡三部作〉『柳川』/『福岡』『群山』公式チャネル一覧
【ホームページ】 
『柳川』 https://movie.foggycinema.com/yanagawa/
『福岡』 https://movie.foggycinema.com/fukuoka/
『群山』 https://movie.foggycinema.com/gunsan/
【SNSなど】
Twitter:  https://twitter.com/yanagawa_movie

Instagram:  https://www.instagram.com/yanagawa_movie/
Youtube: https://www.youtube.com/@foggyjapan8108

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設立
2021年04月