自然エネルギーの爆発的普及を実現する「株式会社パワーエックス」国際船級協会「一般財団法人日本海事協会」とMOUを締結
電気運搬船「Power ARK」プロトタイプ船の設計開発、試行運航など本格始動に向けた協業を発表
自然エネルギーの普及並びに蓄電、送電技術の進化において新規事業を展開する株式会社パワーエックス (PowerX, Inc.) (東京都港区、代表取締役社長兼CEO:伊藤 正裕、以下 当社)は、電気運搬船「Power ARK」のプロトタイプ船の設計開発、試験運航に向け、一般財団法人日本海事協会(東京都千代田区、会長:坂下 広朗、以下「ClassNK」)と協業に関わるMOU(基本合意書)を締結したことをお知らせします。
電気運搬船の初号船プロジェクトは、2025年の実証実験及び本格稼働に向けて、船の設計及び開発のフェーズに入っております。本MOUを通じて、船舶の構造及び設備の設計、安全管理システム、ソフトウェア等における豊富な専門的知見を有するClassNKと提携し、2025 年末までを⽬標に初号船の完成を実現いたします。双方の資源を最大限に活用することで、脱炭素社会の実現に向けた新たな取り組みを加速してまいります。
■MOUの内容
当社と「ClassNK」は以下の項目の検討において協力関係を締結します。
・電気運搬船のコンセプトにおける評価と電気運搬船に関連する主要規格
・安全性の検証と法定認証に適用する関連規格
・電気運搬船内に搭載されるバッテリーシステムの検証の方法論
・電気運搬船のシステム設計や、船舶電池の安全性
・電気運搬船の安全性
■株式会社パワーエックス 代表取締役社⻑兼 CEO 伊藤 正裕 (いとう まさひろ)
「電気運搬船プロジェクトは、2025 年の「Power ARK」初号船完成に向け、全速力で進行中です。今回、本プロジェクトにおいて、国際船級機関として活躍されている日本海事協会と協業させていただけることは大変うれしく、また光栄に思っております。世界各国の脱炭素化が進展する中、安全性や性能が担保された電気運搬船を、一日も早く日本から、アジア圏、世界中へ本格展開できるように、引き続き努めてまいります。」
■一般財団法人日本海事協会 執行役員 技術本部長 菅勇人
「脱炭素化に向けた多様な取り組みが進む中、本会は第三者認証機関として、新たな技術が安全に活用されるよう評価・検証業務に従事してきました。パワーエックスによる革新的なコンセプトに対し、私どもの船舶に関わる知見を活かした協業に携わる機会を得られたことを光栄に存じます。2025年末までの初号機完成というゴールに向け、安全かつ円滑なプロジェクトの実現への貢献に努めてまいります。」
- 株式会社パワーエックス
URL:http://power-x.jp/
設立:2021年3月22日
代表者:代表取締役社長兼CEO 伊藤 正裕
所在地:〒105-0001 東京都港区虎ノ門1-10-5
事業内容:大型蓄電池の製造及び販売、電気運搬船の開発及び製造
資本金:7,000万円
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