造幣さいたま博物館 「造幣さいたまサンクスフェア2024」(10月5日(土)・6日(日))を開催
サンクスフェア2024では、普段は平日の工場見学でしか見られない貨幣や勲章の製造工程をご覧いただけるほか、本イベントでしかご覧いただけない貴金属製品品位証明の打刻作業の実演コーナーも注目です。
1.サンクスフェア2024の開催概要
造幣局では、造幣局さいたま支局の開局8周年を迎える時期に、日頃から造幣局の事業にご理解をいただいている地域の皆様に感謝の意を込めて、「造幣さいたまサンクスフェア2024」を開催いたします。休日の工場見学の実施をメインに、子供向けのクイズラリーなど楽しく学べるイベントを開催します。
(1)開催期間
令和6年10月5日(土曜日)、6日(日曜日)(入場無料)
(2)開催時間
午前9時~午後4時30分(入場は午後4時まで)
(3)会場
造幣さいたま博物館
さいたま市大宮区北袋町1-190-22
(4)主なイベント(③を除き予約不要、参加無料)
①工場見学の実施(期間中に限り土日も見学ができます。)
・プルーフ貨幣及び通常貨幣製造工程
・勲章製造工程(手元カメラを設置し細かい手作業をご覧いただけます。)
・貴金属製品品位証明の打刻実演(普段はご覧いただけません。)
②特別展「コインの世界につれてって!」
③キッズアカデミー 小学生(中学年以上)向けのお金にまつわるミニ講座 今年は国立印刷局とのコラボ企画!
④キッズチャレンジ 小学生以下を対象としたクイズラリー
⑤キャラクターとのふれあいタイム 造幣局マスコットキャラクターとの記念撮影
◆「造幣さいたまサンクスフェア2024」の開催情報やお問合せは、以下のホームページをご覧ください。
https://www.mint.go.jp/shintyaku/topics/event_event_240805.html
2.貴金属製品品位証明業務とは?
500円貨幣などを製造する造幣局では、貨幣の製造以外にも特徴的な事業を行っています。それが品位証明事業です。造幣局は、公的な第三者として、貴金属製品の製造又は販売をしている事業者の方々からの依頼に応じて、製品の品位試験を行い、合格した製品に品位証明記号(通称:「ホールマーク」と言います。)を打刻しています。
「品位」とは、製品に含まれる貴金属の純度を意味し、「品位試験」とは、製品に含まれる貴金属の純度を分析し、事業者が申し出た純度を満たすものであるか試験することです。
では、国民の皆様が、ホールマーク入りの貴金属製品を購入されるメリットは何でしょう?メリットは大きく2つあります!
①安心できる【消費者保護】
ホールマークが表示された貴金属製品については、国から認められた機関(造幣局)が、貴金属の種類に応じてJISで定められた分析を行い、品位(純度)を証明していますので安心して購入できます。
②資産価値がわかりやすい【取引の安定】
ホールマークがあれば、品位(純度)が千分率で表示されていますので、資産価値が一目瞭然です。
もしも、品位のわからない貴金属製品を売却する場合には、貴金属の含有量を少なく査定され、「思ったより高く売れなかった。」という事態にならずに済みます。
◆造幣局の貴金属製品品位証明業務のことをもう少しお知りになりたい方は、以下のURL(造幣局ホームページ内)をご覧ください。
https://www.mint.go.jp/operations/exam/certification_mark/operations_certification-01.html
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