夏休みの宿題はいる?いらない?「いる!」と答えた人は83%!
~こどもの教育に関する調査~
株式会社C.Dreamsが運営する子供の教育メディア「ちいく村」は、小学生(1年生~6年生)のお子様を持つ親御様を対象に「こどもの夏休みの宿題に関する調査」を行いました。働き方改革の一環で夏休みの宿題を無くす学校も増えてきていますが、宿題を無くすことに対して小学生の子を持つ親御様はどのように感じているのか調べたところ、83%の人が「夏休みの宿題はあった方が良い」と回答していました。他にも夏休みの宿題に関する調査ついて公表します。
■調査概要
調査対象:小学生(1年生~6年生)のお子様を持つ親御様
調査日:2022年8月
調査方法:インターネットによる任意回答
調査人数:200人(有効回答数200人)
調査主体:自社調査
※本アンケート結果を引用する場合は「ちいく村」のURL(https://chiiku-baby.com/)を使用してください。
■調査結果
●夏休みの宿題はいる?いらない?
夏休みの宿題はいるのか、いらないのか、200名の親御様にアンケートしてみた結果、200人中166人の方が「夏休みの宿題はあった方がいい」と回答していました。
83%の人が子供の夏休みの宿題はあった方が良いと感じているようです。あった方が良いと感じた理由を聞いてみた所、以下のようなコメントがありました。
・主体的にやらせるのが難しい
・宿題があった方がお勉強が進む
・家で勉強するきっかけがほしい
逆になくてよい、と答えた方のコメントを見ると、以下のようなコメントがありました。
・宿題を見るのが面倒
・自分でお勉強する癖をつけさせたい
・不要なことまでさせられる
夏休みの宿題は親もいっしょにやることが多くて大変ですが、大半の方は「あった方が子供のためになる」と考えているようでした。
●夏休みの宿題で最もいらないと思うものは?
夏休みの宿題で最も不要な宿題はなんですか?と聞いてみた所、1位は自由研究でした。
1位が自由研究、次いで僅差で、絵日記、読書感想文(作文)となりました。どれも手間暇かかる大変な宿題が上位にきています。
自由研究がいらない理由を聞いてみた所、以下のような理由でした。
・テーマを決めるのが大変
・一緒にやるのが大変
・わざわざ宿題にしてほしくない
前の質問で宿題は必要と感じている方は多いものの、自由研究が宿題になるのは大変、と思っている方が多いようです。
●もし宿題として出ないなら夏休みの自由研究はどうしますか?
自由研究が宿題でないならやるのか、やらないのか聞いてみたところ、半数以上がやらない、と回答されていました。
やはり、夏休みの自由研究は親にとって負担になっているようです。宿題だからしぶしぶやっているが、宿題として出ないなら自由研究はやらない、という人の方が多数派のようです。
●子供の夏休みの宿題に対するやる気はどうですか?
子供の夏休みの宿題に対するやる気がどうか聞いてみたところ、やる気がある子が200人中95人でした。やる気がないと回答した人が39人だったので、やる気がある子の方が多いようです。
全体的に見ると、やる気がある子の方が多いようですが、学年によって見てみると、以下のような結果でした。
小1~小4の低~中学年では、やる気がある子の割合が高めですが、小5・小6になると、どちらともいえない、やる気がない、と答えた人の割合がかなり増えています。学年別に見ると、高学年になるほど、子供の夏休みの宿題へのモチベーションが下がっていくことがわかりました。
●子供の夏休みの宿題はいつ頃終わりますか?
子供の夏休みの宿題がいつ頃終わるのか聞いてみたところ、夏休み後半が最も多い結果でした。
夏休みが終わるギリギリ、と回答した人も200人中36人いたので、合わせると半数以上は夏休み後半まで宿題の処理に時間がかかっているようです。全体的にやる気がある子の方が多い夏休みの宿題でしたが、後半までじっくり取り組む子の方が多いようですね。
■調査結果総評
小学生の夏休みの宿題は親も大変です。子供のお勉強のために頑張るママ・パパも多いと思いますが、夏休みの宿題はそもそも必要か、という疑問に対しては「あった方が良い」と答える人の方が圧倒的に多い結果でした。ただ、手間暇かかる自由研究や読書感想文はない方が良い、とこたえる方も多かったので、宿題の内容についてはまだまだ改善の余地がありそうです。また、高学年になる程、こどものモチベーションが下がる傾向も明らかになりましたので、高学年の親御様は、より注意深く夏休みの宿題を見てあげた方がよさそうです。
株式会社C.Dreamsは運営するメディア「ちいく村」を通じて、多くの子育て世代がより良い家庭学習を進めていけるよう社会に貢献してまいります。今回は通信教育に関する調査を発表しましたが、当社が運営しているサイトでは他にもいろいろな記事も公開しています。
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