電動マイクロモビリティー「Striemo（ストリーモ）」墨田区Garage Sumidaへ本社移転

〜業容拡大に伴い、開発・製造リソースと自治体連携を強化〜

株式会社ストリーモ

2022年11月7日 15時00分

　ユーザーの「安心感」を第一とした新たな移動体験を提供する電動マイクロモビリティーを開発する株式会社ストリーモ（東京都墨田区、代表取締役：森　庸太朗、以下ストリーモ）は、2022年11月1日に業容拡大に向けて本社を東京都府中市から東京都墨田区のものづくり支援施設「Garage Sumida（ガレージスミダ）」へ移転いたしましたので、お知らせいたします。

【本社移転の背景と狙い】
　ストリーモはユーザーの「安心感」を第一とした新たな移動体験を提供することで、Striemoによって世界中の人の暮らし・移動を豊かなものにすることをミッションに、マイクロモビリティーの新しいスタンダードになることを目指しています。
　今後の量産、国内販売開始に向けた販売・製品開発体制の強化、また販売後のアフターサービス構築を行うべく、株式会社浜野製作所（東京都墨田区、代表取締役CEO：浜野　慶一、以下浜野製作所）が運営するものづくり支援施設「Garage Sumida」内に本社を構え、また墨田区が量産段階のスタートアップ向けに提供する支援施設「東墨田ラボ」を開発拠点としていきます。

【浜野製作所、墨田区との連携】
　浜野製作所は、ハードウェアを用いて社会課題の解決に挑戦する新規事業者を対象に、2014年にものづくり支援施設「Garages Sumida」を墨田区の助成を受けて開設し、自社が持つ金属加工技術や加工業者等とのつながりを活用した幅広い技術を提供してまいりました。さらにはこの活動の中で得られた知見をもとに、墨田区は量産・開発フェーズの物理的な課題の確保や実証実験の場の提供を行うべく「ハードウェアスタートアップ拠点事業」を立ち上げ、2021年12月に総面積約165㎡の「東墨田ラボ」を開設し、そこで開発された製品の実証実験の実施協力などを通してスタートアップ支援の強化を図っています。今回はGarage Sumidaに本社を構え、東墨田ラボで量産開発を進める初のスタートアップとして当社への支援をいただきます。
また、2022年度内に墨田区内で試乗を伴う実証実験の開催をめざします。

【本社情報】

住所　　　：〒131-0031 東京都墨田区八広4-36-21 Garage Sumida(ガレージスミダ)
アクセス　：京成線八広駅下車徒歩6分／首都高中央環状線「四ツ木IC」より車で約5分／首都高速6号向島線「堤通IC」より車で約10分

【Striemoの特徴】

「自立・安定」 - 人がもつ自然な反応を活かした世界初の「バランスアシストシステム」により、停止時も自立し、極低速から快適な速度まで転びづらく安定した走行を可能にします。
「バランス取りの不安感軽減」 - 石畳や轍(わだち)、傾斜でも進路や姿勢を乱されにくく、ユーザーは走行時のバランス取りの不安を軽減できます。
「人や他の交通手段との親和性」 - ふらつきにくく、足をつかずに停止できるため、車道の走行速度だけでなく、歩行速度での移動でも歩行者・他の車両とも互いに安心して走行できます。

【事業拡大に向けた人材募集】
　なお当社では事業拡大に向けた人材の強化をおこなっております。詳細は以下URLよりご覧ください。
https://striemo.com/recruit

【協業先コメント】
墨田区産業観光部　産業振興課
　新たな企業が墨田区内に移転し、区内企業とともに製品開発に取り組んでくれることを嬉しく思います。墨田区では、スタートアップ企業の集積による区内企業との連携が活発になることを目指しており、更なるイノベーションが起こるように力を注いでいきます。

浜野製作所取締役副社長　宮地史也氏
　ストリーモは「安心できるモビリティ」の社会実装に挑戦しています。そうした高い目標に向かって、エンジニアとして確かな実績のある森さん、岸川さんをはじめ同社のエンジニアのみなさんが、ものづくりを心から楽しみ、それを橋本さんが支え、皆が助け合う見事なチームワークがあります。今回、スタートアップと町工場のシナジーによって、彼らのポテンシャルを最大限に活かせるように尽力し、共に移動の社会課題を解決できるよう邁進してまいります。

【株式会社ストリーモについて】