美術品の購入に関するアンケート調査 3割の方が美術品を「購入、または購入を検討」

作品の購入先は「ギャラリー・美術店」や「百貨店」が多いとの結果に

株式会社 東京美術倶楽部

芸術の秋となりました。この時期は数多く行われる美術展での作品の鑑賞や、ギャラリー・美術店巡りをされる方も多いと思われます。そこで全国の美術商が所属する東京美術商協同組合(本部:東京都港区、理事長:川島 公之)では美術品に対する関心が相対的に深いと思われる40~70代の男女3,000人(世帯年収600万円以上)を対象にこのほど「美術品の購入に関するアンケート調査」を実施いたしました。


■調査結果要約

①3割の方が美術品を「購入、または購入を検討」

②作品の購入先は「ギャラリー・美術店」や「百貨店」が多いとの結果に

③購入先として選んだ理由トップ3は「信用できる」「専門的・知識が豊富」「対応が丁寧」

④検討したが購入しなかった理由を約6割の方が「値段」と回答


■調査概要

調査期間:2023年9月27~28日  

調査手法:インターネット調査       

調査地域:全国                              

調査対象:40~79歳、男女、世帯年収600万円以上

サンプル数:3,000人

調査会社:アイブリッジ株式会社


※回答は小数第一位で四捨五入しているため合計が100にならない場合があります


■調査結果

3割の方が美術品を「購入、または購入を検討」

初めに回答者全員に「工芸品・絵画などの美術品を購入、または購入を検討したことがありますか」との質問を行いました。その結果、「購入したことがある」と「購入を検討したことがある」との回答がともに15パーセント、「購入したことも購入を検討したこともない」との回答が70パーセントとの結果になりました。3割の方が美術品を「購入、または購入を検討したことがある」ことがわかりました。



購入、または購入を検討したきっかけは「店頭に飾られていた作品が気に入った」

次に「美術品を購入、または購入を検討したことがある」と回答した918名の方に「購入、または購入を検討したのはどのようなきっかけからですか」(複数回答可)と尋ねたところ、「店頭に飾られていた作品が気に入った」との回答が46パーセントでトップとなりました。以下、「家に何かを飾りたいと思った」(32パーセント)、「旅行先の記念」(23パーセント)、「作家・作品をSNS、テレビ、雑誌などで見た」(22パーセント)との回答が続きました。



作品の購入先は「ギャラリー・美術店」や「百貨店」が多いとの結果に

また、美術品を「購入したことがある」と回答した457人に「作品はどこで購入しましたか」(複数回答可)と質問しました。最も多かった回答は「ギャラリー・美術店」(49パーセント)でした。「百貨店」も30パーセントと多くの回答を集めました。それ以外では「ミュージアムショップ」(22パーセント)、「工房」(20パーセント)、「骨董市・フリーマーケット」(14パーセント)、「アートフェア」(12パーセント)などの回答がありました。



購入先として選んだ理由トップ3は「信用できる」「専門的・知識が豊富」「対応が丁寧」

さらに続いて、美術品を「購入したことがある」と回答した457人に「購入先として選んだ理由は何ですか」(複数回答可)と質問したところ、「信用できる」との回答が49パーセントでトップとなりました。2位は「専門的・知識が豊富」(29パーセント)、3位は「対応が丁寧」(27パーセント)でした。



検討したが購入しなかった理由を約6割の方が「値段」と回答

今度は、美術品の「購入を検討したことがある」と回答した461名に対して「検討したものの購入に至らなかった最大の理由は何ですか」との質問を行いました。その結果、「値段」との回答が58パーセントで、他の回答に大きな差をつけてトップとなりました。2位は「飾るスペース」(18パーセント)、3位は「同居者の好み」(8パーセント)となりました。



美術館や博物館にある作品を手に入れる方法は?

最後に「美術館や博物館にある作品は一般に手に入らないイメージがありますが、手に入るとしたらどのような方法があると思いますか」(複数回答可)と回答者全員に尋ねました。その結果「画廊・ギャラリー・美術店」が47パーセントでトップとなりました。2位には「わからない」との回答が32パーセントで入り、3位以下は「百貨店の外商を通じて」(26パーセント)、「オークション会社」(24パーセント)、「骨董市・フリーマーケット」(20パーセント)、「売買を専門とするアートディーラー」(15パーセント)、「アートフェア」(10パーセント)との結果になりました。



■「2023東美アートフェア」について

東京美術商協同組合は、2023年10月13日(金)~15日(日)の3日間、東京美術倶楽部に於いて、「2023東美アートフェア」を開催いたします。本アートフェアは全国有数の美術商115店が出店する大規模な展示即売会です。「東美アートフェア」は、3年に一度開催される「東美特別展」から派生し1999年より始まりました。全国から集まった美術商が時間をかけて探し求めた、古美術・近代美術・現代美術・茶道具・工芸など幅広いジャンルの美術品の優品珍品を展示販売いたします


■2023東美アートフェア開催概要

名 称  :2023 東美アートフェア

開催日程 :2023年10月13日(金)~15日(日)

会 場  :東京美術倶楽部(東京都港区新橋6-19-15)

公式サイト:https://toobi.co.jp/artfair

入場料  :一般 2,000円(税込)

      学生以下、障害者手帳をご持参の方(付添の方1名を含む)は無料


■東京美術商協同組合とは

東京美術商協同組合は約500店舗が加盟している美術商組合です。1924年に前身となる東京美術商親交組合が設立され、来年2024で創立100周年を迎えます。厳しい入会規程を満たした組合員で構成されており、第18回オリンピック東京大会を記念して始めた国内初のアートフェアと言える『東美特別展(第1回は「古美術展観特別即売会」)』や「東美アートフェア」、また70年の歴史を持つ「東美正札会」などを開催。また、最近では美術品のECサイト「TSUNAGU」の運営を通して、茶道具・鑑賞古美術・古書画・近現代絵画・刀剣・新作工芸品など国内外の優れた美術品の流通に寄与しています。

 

■東京美術商協同組合 概要

名 称  :東京美術商協同組合

所在地 :〒105-0004 東京都港区新橋6-19-15

代表者 :理事長 川島 公之

設 立  :1924年8月

TEL  :03-3432-0191

URL   : https://www.tokyo-artda.com/

ECサイト「TSUNAGU」:https://tsunagu-toobi.com/ja/

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会社概要

株式会社 東京美術倶楽部

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URL
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業種
サービス業
本社所在地
東京都港区新橋6-19-15
電話番号
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代表者名
中村 純
上場
未上場
資本金
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設立
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