【婚活200人アンケート】男性は初回デートでおごるべきなの？調査で見えた婚活男女の本音・建前と、”おごり”がもたらす恋愛のシグナル

独自の相性理論で「真に相性が良い相手」との結婚継続を目指す恋愛・結婚情報サービスエンジェル（運営：株式会社カンキョーアイ）のレポートです。

株式会社カンキョーアイ

2025年6月2日 08時12分

婚活において、男性がおごるべきか、おごるべきではなく男女平等に割り勘か、という論争はマッチングアプリなどが盛んになった現代、ホットな論争トピックです。

恋愛結婚が多くの割合を占める現代、結婚はデートを繰り返してふたりの仲を深めていくことが多くなります。学校や職場などのある程度の関係値があった上でのデートではなく、結婚相談所やマッチングアプリといった、初対面から関係を築いて結婚を目指す場合、初回デートは男性がおごるべきか、それとも割り勘であるべきかという論争です。

本音と建前と実際。３つが複雑に入り組むこのテーマに対して、エンジェルでは真面目に正面から考えてみました。

エンジェルではインターネット上のアンケートを実施し、婚活男女の本音を探ることに。そこで見えてきた、本音と建前と現実のデートの支払いとは･･･。

データでわかる、実際のデートのおごりおごられ

まず、実際のデートの現場では男性のおごりが77％となっていました。アンケートは婚活男女両方に実施しておりますし、当然ながらデートの話は独身時代のデータとなっております。また、婚活を前提とした話なので、回答者の年齢層も比較的若くなっております。

回答者の年代（全体200名）

20代　　　53名

30代　　　98名

40代以上　49名

クロス集計でわかる本音　35.5％の人が本音を隠しながら初回支払いを経験

そしてここからは、実際と本音のクロス集計をみていきます。

「デートは男性のおごりでしたか？また、その際に本音は割り勘にしたかったですか？」

「デートは男性のおごりでしたか？また、その際に本音はおごってほしかったですか？」

「デートは割り勘でしたか？また、その際に本音は割り勘にしてほしかったですか？」

「デートは割り勘でしたか？また、その際に本音はおごってほしかったですか？」

このパターンで集計をしてみると、以下のような集計となりました。

濃いピンクの回答者が、「男性がおごったが、本音は割り勘がよかった」

薄いピンクの回答者が、「割り勘だったが、本音は男性がおごってほしかった」

の回答者となります。つまり、全体200名のうち、61名＋10名＝71名、実に35.5％の方が、本音と実際に乖離があった＝婚活の初回デートの支払いにモヤモヤした想いを抱えていたことがわかります。

男性がおごり、本音も男性が出すべきだと考えている人の割合が一番多く、93名いることは興味深いデータです。令和になっても婚活というシーンでは、93／200名が男性が経済的に有利で、初回デートはおごるべきだと考えているのです。また、今回は婚活男女に絞って話を聞いていますから、結婚相談所を通じて成婚された方も一部混じっています。結婚相談所では男性がデートの費用を出すよう指導しているところも多いと聞きます。とはいえ、データをみなければ真実はわかりません。

出会い別にみる初回デートのおごり・おごられ

デートの相手と出会った場所も最初におうかがいしています。マッチングアプリ、結婚相談所、その他自分の身の回りという３つの選択肢から選んでいただき、同時に男性が実際はおごったかも聞きました。

マッチングアプリで出会い、男性がおごった割合

まず、マッチングアプリで出会ったふたりのおごり・おごられ状況。男性がおごった割合が８０％となっています。マッチングアプリは婚活も恋活も色々な思惑が入り組んでいることが多いと考えられますが、初回デートは男性がおごった割合が３つのうちで一番多かったです。

これは、おごるという行為が、ある程度の恋愛の「シグナル」になっているのではないかという仮説が考えられます。つまり、いきなり結婚するのではなく、結婚の前にまずは恋愛を経由しましょうという不文律があるマッチングアプリにおいて、男性がおごるという行為は恋愛をどこかしらには進めてくれる可能性が高いのです。

結婚相談所で出会い、男性がおごった割合

続いては結婚相談所の男性おごり割合。７８％でほぼマッチングアプリと同じような割合となりました。マッチングアプリが結婚の前に恋愛を経由しましょうという不文律があるなら、一方の結婚相談所は恋愛はいいから結婚を明確に目的としましょうという前提があります。デートも恋愛もしますが、双方とも明確に結婚を目的として短期で結論を出しましょう、明らかにデートだけが目的な場合は、マナー違反どころかルール違反であるのが結婚相談所です。

そして、前述しましたが男性がおごるようアドバイザーが指導するケースも多く、男性がおごる割合が高く出ています。

身の回りでデート相手をみつけた場合、男性がおごった割合

そして、デートの相手を身の回りでみつけた場合の男性がおごる割合は１５％となりました。低く出たのは興味深い数字です。

つまりこれは、職場、学校、地元、紹介など、関係性がもともとあって、もともと知っている or 緩やかにつながっている＝恋愛スイッチが強く入っていないからこそおごりが発生しづらいのではないかと考えられます。

先ほど「おごるという行為が、恋愛のシグナルとなる」という仮説をご紹介しましたが、このデータからも同じことが読み取れるのではないでしょうか。

男性がおごるべきなの？

では、恋愛を経由して結婚しようとするなら男性のおごりがベストなのでしょうか？実はそうもいえないのではないかとエンジェルでは考えます。現代において大切なのは、本音と建前が合致していることではないでしょうか。

おごってほしかったのにおごってくれなかった・・・

おごったけど割り勘がよかった・・・

こうした本音ギャップがある関係がいちばんうまくいかず、また自分自身もしんどいです。このギャップがあるからこそ、婚活はしんどいと思ってしまうゆえんです。

婚活のしんどさをなくすたった一つの方法

「婚活はしんどい。」

「本音と建前が乖離するから苦しい。」

自分がいいなと思った人からふられ、自分が好きでもない人に好意を寄せられる、婚活独特のしんどさもまた本音と建前の乖離から来るもの。

では、そのしんどさをなくすにはどうしたらいいのでしょうか？エンジェルがご案内できることがひとつございます。それは「本音も建前が合致したしんどくないナチュラルな状態で、それでも相性の良い相手と巡り会う」ことです。

無理しても続きません。そもそもやるべきことは結婚で、続けること、暮らすこと、自分と相手を慈しみ続けることが結婚の本懐ですよね。だから自然にいられて、自分のいいところだけ背伸びして見せられ、悪いところはお互いに笑って包み込み合える関係を選び取りましょう。それはどこかの美女やイケメンを手に入れれば勝手に与えられるものではなく、あなた自身が自分を深く知り、同じように自分を謙虚に見つめることができた相手と、お互いに選び合えること。

エンジェルでは独自の相性理論により、そんな関係性をいくつも実現してきました。面白い人に出会えますよ。面白いほど自分と相性の良い相手、という意味です。

これからもエンジェルでは独自の相性理論で幸福な結婚を増やして参ります。