D-ID、Microsoftと提携しAIアバターを提供へ、コミュニケーション、顧客とのやりとり、アクセシビリティを一新

～D-IDのテクノロジーにより、Microsoftのビジネスユーザーは「エージェントの未来」へシームレスに移行可能に～

（2025年3月5日、ニューヨーク発 ） AIを利用した対話とコンテンツ作成に向けたプラットフォームを提供しているD-IDは、Microsoftとの提携を発表しました。今回の提携に基づきD-IDは、自社のAIアバター技術をMicrosoft Azureに導入します。企業や開発者は、AIを利用したアバターを自社のアプリケーションに統合し、より魅力的なリアルタイムの対話とパーソナライズされた顧客体験を実現できるようになります。

 

D-IDは、視覚、聴覚、そしてリアルタイムでの対話能力を備えたエージェント型のAIアバターの分野で最先端を走っています。これらのアバターは、音声、顔の表情、さらには手話を通じて、没入感のある体験を提供し、オンラインコミュニケーションをより魅力的で自然なものにします。Microsoftとの提携により、企業や開発者には、Microsoft Teamsを始めとしたMicrosoftのソフトウエアに向けたエージェント型のAIアバターを作成するための、強力なツールが提供されます。また、すべてのアバターが最高のセキュリティ基準を満たすことが保証されます。

 

人々のコミュニケーション障壁の解消に向けたD-IDの最初の取り組みは、ユーザーがどんな言語で話をしても、別の言語にリアルタイムで通訳し、そのユーザーと同じ声で音声に合わせてリアルタイムに口を動かすソリューションの提供です。さらにD-IDは、手話へのリアルタイム翻訳を可能にし、聴覚障害者や難聴者のコミュニケーションを支援するAIアバターも提供します。D-IDはまた、ALS（筋萎縮性側索硬化症）やその他の言語障害を持つ人々にもソリューションを提供しています。このテクノロジーは表現力を高めるだけでなく、言語障害を持つ人々のリアルタイムでのコミュニケーション能力を回復させます。Teamsなどのシステムと統合されたこの機能は、人々に声とコミュニケーション能力を取り戻させ、人々の生活を変えています。完全な麻痺を含む身体障害を持つ人々に対して、D-IDの技術はパーソナライゼーションをさらに推し進めます。この画期的な技術は、声や表情を失った人々にそれらを取り戻すことで、自由と尊厳をもたらします。

 

D-IDのCEOであるGill Perry氏は次のように述べています。「AIアバター市場は、特にマーケティングや学習の分野で既に大幅な採用が進んでおり、市場規模が2033年までに7000億ドルを超えると予測されています。私たちは、従来のGUI（グラフィカルユーザーインターフェース）をNUI（ナチュラルユーザーインターフェース）に置き換えることで、テキストや画像を魅力的なAIアバターに変換し、より没入感のある体験を創出することで、ユーザーとAIの関わり方を変革することを目指しています」。「D-IDのテクノロジーをMicrosoftのプラットフォームと統合することで、顧客はより自然なUIを作成できるようになります。我々は倫理、セキュリティ、イノベーションに重点的に取り組むことで、このパートナーシップをさらに強固なものとし、市場で信頼され、頼りにされるリーダーとしての地位を確立することを目指します」（同氏）。

 

MicrosoftのAzure Experiences and Ecosystems担当コーポレートバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーであるAnnie Pearl氏は「D-IDは、視覚的に魅力的で自然なレイヤーをAIエージェントに追加することで、コミュニケーションと学習を改善しています。このイノベーションは、より直感的でインパクトのあるやり取りを実現する可能性を秘めています。D-IDは、学習、コラボレーション、つながりの方法を再定義する最先端のツールによって、両社の共同顧客を支援します」と語ります。

 

D-IDの最先端技術が貴社のアプリケーションにどのような変革をもたらすかについては、Azure Marketplaceにアクセスして、AIアバターソリューションの拡大するエコシステムをご確認ください。

 

D-IDについて

D-IDは、リアルタイムのデジタルヒューマンを作成するための世界をリードする最もセキュアなプラットフォームを提供しています。D-IDは、GUI（グラフィックユーザーインターフェース）をNUI（ナチュラルユーザーインターフェース）に完全に置き換えるというビジョンを掲げ、LLMに新たなインターフェースを提供しています。画像、テキスト、動画、音声などをインタラクティブなデジタルヒューマンに変換することで、企業のマーケティング部門、営業、学習・育成、顧客体験を向上させるAI動画やリアルタイム会話エージェントの作成ソリューションを提供しています。D-IDのセルフサービスCreative Reality™スタジオおよび統合機能により、2億5,000万本以上の動画が制作されており、28万人以上の開発者がD-ID APIを使用してソリューションを構築しています。2017年に設立され、一流のベンチャーキャピタルから支援を受けているD-IDは、世界中で90名の従業員を擁しています。詳細については、www.d-id.comをご覧ください。

 

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