「はなす」「きく」摂食症をめぐる開かれた対話 世界メンタルヘルスデー2026を大阪で開催!
〜摂食症の患者さんを支えるご家族向け動画シリーズを12月までに10本公開〜
一般社団法人日本摂食症協会(所在地:東京都千代田区、理事長:鈴木眞理、以下「JAED」)は、一般社団法人光美江記念会にご協力をいただき、世界メンタルヘルスデー(10月10日)に合わせ、2026年10月11日(日)に大阪市内で「世界メンタルヘルスデー2026 〜『はなす』『きく』摂食症をめぐる開かれた対話〜」を開催し、当事者、ご家族、支援者、専門家、学生部など約40名が参加しました。
あわせてJAEDは、YouTubeの協力を得て、摂食症の患者さんたちを支えるご家族を対象とした解説動画シリーズ(全10回)を2026年12月までに公開していきます。2027年以降も継続的に専門家による、摂食症の正しい情報発信のための動画を制作していきます。
■ 世界メンタルヘルスデー2026開催報告

2025年の活動を理事長の鈴木眞理よりご報告させていただきました。また、摂食症の患者さんたちを支えるご家族を対象とした解説動画シリーズ(全10回)の公開と、制作啓発動画に合わせて、ご家族向け勉強会なども企画、開催していくことが発表されました。
当日は、参加者が二重の輪になって座る「フィッシュボウル」形式の対話を行いました。話したい人が中央の椅子に座って言葉を「輪の中に置き」、周りの人はその言葉を「宝物のように聴く」という進め方で、肩書きや立場を超えて一人ひとりの声に耳を傾けました。
対話では「安心を感じた言葉や態度」「大切にしている物」などをテーマに、当事者、ご家族、支援者、専門家が、それぞれの経験や思いを語りました。一つの結論にまとめず、多様な声が聴かれ、応答されることを大切にする「ポリフォニー(多声性)」の考え方に基づき、すぐに答えや解決を求めない対話の場となりました。専門家も一人の人として輪の中に座り、沈黙も大切な声として尊重しました。また、対話の後には、希望者が自由に交流できるフリートークの時間を設けました。
会場の中央に一つだけ席を空けた円座をつくり、数人で対話が始まります。参加者の皆さまは、対話を外側からゆっくり話を聞いて、その中で何か心が動き、「自分も声を輪の中に置いてみたい」と感じたときには、空いている席に座って対話に加わります。人がゆるやかに入れ替わりながら、対話がつながっていきました。


世界メンタルヘルスデー2026実行委員会(当協会のフェローを中心とした専門家と学生部)にて、今年の企画、準備、当日の進行などを行いました。
【開催概要】
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名称 |
世界メンタルヘルスデー2026 〜「はなす」「きく」摂食症をめぐる開かれた対話〜 |
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日時 |
2026年10月11日(日)14:00〜16:00 |
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会場 |
ふれあい貸し会議室 梅田No.141(大阪駅前第2ビル4階)/対面開催 大阪府大阪市北区梅田1-2-2 大阪駅前第2ビル4階 |
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参加者 |
約40名(当事者、ご家族、支援者、専門家ほか) |
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プログラム |
開会挨拶、対話の時間(フィッシュボウル形式)、フリートーク・交流 |
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参加費 |
無料 |
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主催 |
一般社団法人日本摂食症協会(JAED)、世界メンタルヘルスデー2026実行委員会 |
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協力 |
一般社団法人光美江記念会 |
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詳細 |
■ 世界メンタルヘルスデーとは
毎年10月10日は「世界メンタルヘルスデー」です。世界精神保健連盟が1992年、メンタルヘルス問題に関する世間の意識を高め、偏見をなくし、正しい知識を普及することを目的として定めました。その後、世界保健機関(WHO)も協賛し、正式な国際デー(国際記念日)とされています。
摂食症(神経性やせ症、神経性過食症、むちゃ食い症、回避・制限性食物摂取症など)は、思春期・青年期に発症することが多く、精神疾患の中でも死亡率が高い病気です。一方で、「育て方のせい」「意志が弱いから」といった誤解や偏見が根強く、当事者やご家族が声を上げにくい現状があります。JAEDは毎年この日に合わせ、摂食症への理解を広げる取り組みを行っています。

世界メンタルヘルスデーJAPAN|https://www.mhlw.go.jp/kokoro/mental_health_day/
■ご家族向け動画シリーズを公開
JAEDはYouTubeの協力を得て、摂食症の患者さんを支えるご家族を対象としたミニレクチャー動画(全10回)を制作し、2026年12月までに順次公開します。摂食症は心理や行動をすぐに理解することが難しく、ご家族は声かけや対応に悩むことが少なくありません。研究からは、家族は摂食症の原因ではなく、回復のための重要な資源であることが明らかになっています。本シリーズは、ご家族が病気を正しく理解し、患者さんとの適切な関わり方を知ることで、回復を支えると同時にご家族自身の負担も軽くすることを目指します。
解説は、約40年にわたり摂食症の研究・治療・支援に携わってきた当協会理事長で内科医の鈴木眞理と、ご家族の関わり方を長年研究し、家族教室で実践してきた公認心理師・臨床心理士の小原千郷が担当します。
第1回では、摂食症の発症に関わるさまざまな要因と、回復を支えるためにご家族に知っておいていただきたい基本的な考え方をお話しています。
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回 |
タイトル |
主な内容 |
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1 |
はじめに ― 摂食症の回復に家族ができること |
「原因は家族や育て方のせい」という誤解、家族は回復のための資源、家族自身のセルフケア |
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2 |
摂食症とはどのような病気ですか |
神経性やせ症・ARFID・神経性過食症などの病型と特徴 |
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3 |
なぜ拒食や過食をするのですか |
症状が続いてしまう心理的な仕組み |
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4 |
早期発見のサイン |
ダイエットとの違い、気づいたときのNG対応 |
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5 |
受診への第一歩 |
受診を嫌がる本人への向き合い方、受診先の選び方 |
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6 |
体重を増やすには |
無理に食べさせない、食事の場での具体的な工夫 |
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7 |
過食嘔吐の諸問題への対応 |
キッチンの使い方、過食費用、身体への影響の予防 |
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8 |
エビデンスがある治療方法と回復までの道のり |
主な治療法の紹介、リカバリーの考え方 |
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9 |
摂食症を理解したコミュニケーション |
病気と本人を分けて考える、治りたい気持ちの味方になる |
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10 |
きょうだい・家族全体へのサポート |
きょうだいへの配慮、家族全体で支える視点 |
公開先:JAED公式YouTubeチャンネル(URL:https://www.youtube.com/@JAED_offical)
JAEDは、2027年以降も継続的に専門家による、摂食症の正しい情報発信のための動画を制作し、当事者やご家族が必要な情報に届きやすい環境づくりを進めてまいります。また、今後も、対話の場づくりと、正しい知識の発信を通じて、摂食症への理解を広げ、誰もが安心して「はなし」「きく」ことのできる社会を目指していきます。
■ 一般社団法人日本摂食症協会(JAED)について
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名称 |
一般社団法人日本摂食症協会(Japan Association for Eating Disorders) |
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理事長 |
鈴木眞理 |
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URL |
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事業内容 |
1. 摂食障害患者様及び患者ご家族の支援 2. 摂食障害の啓発活動・予防活動 3. 摂食障害関係者に対する情報提供 4. 摂食障害治療者の育成支援 5. 摂食障害に関する調査研究 6. その他目的を達成するために必要な事業 |
■本件に関するお問い合わせ
一般社団法人日本摂食症協会 事務局(担当:加藤)
E-mail:info@jafed.jp
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