資金調達のご報告
当社は、中信ベンチャー・投資ファンド7号投資事業有限責任組合からの投資 及び金融機関からの融資を含め、約1億円の資金調達を実施しました。
ペリオセラピア株式会社(本社:大阪府吹田市、代表取締役社長:栃原洋介) は、京都中央信用金庫(理事長 白波瀬 誠)を有限責任組合員、中信ベンチャーキャピタル株式会社(代表取締役社長 今津 孝照)を無限責任組合員として設立された「中信ベンチャー・投資ファンド7号投資事業有限責任組合」からの投資 及び金融機関からの融資を含め、約 1億円の追加資金調達を行いました。
今回の資金調達により、間もなく開始となるTNBCを含む転移再発HER2陰性乳がんに対する国内臨床試験と並行して準備を進めてきた、2nd Pipeline以降の研究開発を進めて参ります。
ペリオセラピア株式会社紹介
HP参照↓
当社は、大阪大学医学部 先端分子治療学講座 特任教授である谷山義明 取締役が2017年10月に設立した阪大発の創薬ベンチャーです。細胞外マトリックスタンパク質として心臓弁形成や創傷治癒等に関与しているペリオスチンにおいて、病的なペリオスチン変異体(以下「病的ペリオスチン」)が乳がん、糖尿病性網膜症、心筋梗塞など様々な難治性疾患に関与することを解明し、それらをターゲットとして医薬品の開発に取り組んでいます。
特に、乳がんの中でも治療が難しい「トリプルネガティブ乳がん(TNBC)」に病的ペリオスチンが強く関与していることに着目し、TNBCを含む転移再発HER2陰性乳がん(グローバルマーケット規模:約4,400億円)を第一適応症に選定して抗体医薬品の開発を進めています。TNBCは若年の女性が罹患しやすく、また5年生存率が5割以下という悪性度の高さから、新規治療薬の早期開発が望まれています。
また、治療薬(複数の治療抗体)と併せてコンパニオン診断薬の開発にも取り組んでおり、開発する治療薬の治験成功確率の向上(病的ペリオスチン高発現患者の確認)及び、効率的なパイプライン拡充(候補疾患と病的ペリオスチンとの相関データ活用)を目指しています。
現在、大阪大学医学部附属病院を中心とした国内4医療施設で、TNBCを含む 転移再発HER2陰性乳がんの医師主導臨床試験がまもなく開始されます。
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