合宿でまちを元気に!愛知県美浜町「スポーツホスピタリティ」の取組み
日本代表専属シェフ、筑波大学蹴球部とともに町全体でおもてなし体制を構築!
本町では、名鉄知多奥田駅と日本福祉大学に隣接する場所に「美浜町運動公園」の整備を進めており、2024年6月30日に陸上競技場と交流広場のオープンを予定しています。
本町ではこの運動公園の整備を契機として、日本福祉大学と連携し、「スポーツでつなぐ、美浜の未来」のスローガンのもと、スポーツを軸に多様な人々が集い、活気あふれる輝くまちづくりを目指しています。
また、名古屋駅から特急で約60分、中部国際空港(セントレア)からは車で約30分とアクセス良好な本町は、温暖な気候と豊かな自然に恵まれ、古くから観光業が盛んで、海水浴や潮干狩り、南知多ビーチランドなど、年間を通じて多くの観光客が訪れます。
陸上競技場のオープンに伴い、今後さらなる合宿誘致やスポーツツーリズム等の推進を通して、交流人口の増加・地域経済の活性化を目指していくために、町全体でおもてなし体制の強化に取組んでいます。
1月29日(月)西芳照シェフによる勉強会
昨年度に引き続き、サッカー日本代表専属シェフの経験を持つ西芳照シェフをお招きし、町内旅館部・観光協会の皆さんとともに本町ならではのアスリートメニュー開発を行いました。
各旅館で提供しているメニューを持ち寄りながら、よりスポーツ合宿に適した内容にブラッシュアップしていくため、数々のトップチームの食事サポートの経験を持つ西シェフならではのアドバイスを頂きます。
旅館部の皆さんと一緒に考案した合宿カレーを試食。西シェフがプロデュースしたハンバーグカレーと食べ比べながら、より美味しく、より美浜らしさを感じていただけるメニューの開発を目指し、皆で意見を出し合いました。
アスリートの献立づくりで意識するポイント、栄養面や調理上の工夫など、西シェフの日本代表遠征での経験を織り交ぜながら語っていただく貴重な時間も。「一番大切なのは、お客さんを”家族”だと思って接すること」という西シェフの言葉に、一同メモを取りながら真剣に耳を傾け、おもてなしの心を学びました。
2月20日(火)〜23日(金)筑波大学蹴球部によるモニター合宿
JR東日本カップ2023 第97回関東大学サッカーリーグ戦1部で優勝した筑波⼤学の蹴球部22名を本町にお招きし、3泊4日のモニター合宿を行いました。
町内旅館に宿泊し、日本福祉大学サッカー部との合同練習や交流会などを通して地域の魅力に触れてもらいながら、本町におけるスポーツ合宿受け入れの課題発掘を行います。
日本福祉大学サッカー部との合同トレーニング風景。当日はあいにくの天候でしたが、初対面の選手同士コミュニケーションを取り合いながら、筑波大蹴球部のメニューを体験します。練習の合間には両大学の選手間で積極的に意見交換する様子も見られ、「他大学との合同練習の機会は少ないので、良い刺激を受けた」との声が聞かれました。
練習後は宿に戻り、夕食のちチームミーティングを行います。「学年関係なく大部屋で過ごせることは、チームメイト同士の関係構築にとっても非常に良い機会」と筑波大蹴球部・加國(かくに)コーチ。
3日目の交流会では、日本福祉大学附属高校のサッカー部も加わり、筑波大蹴球部の組織論や取り組みについてご紹介いただきました。広報、イベント主催、ホームゲーム企画など、各部員がそれぞれの仕事を持ちながら主体的に運営に携わる筑波大蹴球部の組織づくりに興味津々の一同。日本福祉大学の学生および教員からもさまざまな質問が寄せられました。
合宿最終日は、本町の観光スポット「食と健康の館」「えびせんべいの里」を訪問。リラックスした様子で買い物を楽しむ様子が見られました。「海が近く景色も良いので、次回はツーリングやマリンスポーツなども楽しんでみたい」という学生も。
今回のモニター合宿を通して筑波大蹴球部の皆さんから頂いたご意見をもとに、本町は「スポーツの町」としてさらなる魅力づくりを目指してまいります。
■美浜町運動公園HP
https://mihama-sportspark.aichi.jp/
■美浜町スポーツまちづくり推進室Instagram
https://www.instagram.com/mihama_sports_park/
■美浜町スポーツまちづくりPV(YouTube)
https://www.youtube.com/watch?v=uUndyV5PBtc
■お問い合わせ先
愛知県知多郡美浜町総務部企画課
スポーツまちづくり推進係 0569-82-1111(内線311)
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